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Comfortable death
現時点で安楽死が認められている国は、欧州を中心にアメリカの一部州などといくつかあります。
その中で一番初めに法制化された国がオランダだそうです。

もちろんお上が許可することなので、決められた規定があります。
当たり前のことですが、本人が望んでいること、主治医と他のもう一人の医師が承認すること・・・
元々は死期の近づいた終末期の方だけという規定であったようですが、1994年以降、精神的苦痛を理由とする安楽死も認めると決まったそうです。

具体的に言えば、認知症で認められたケースもあるようですし、思う通りに身体が動かなくなったという理由で認められた場合もあるそうです。
しかし、精神的苦痛で安楽死できるとなったら、基本的には国にお墨付きをもらった自殺ですね。

その是非については、いろいろとご意見があるでしょうが、ひとまず置いておいて、
オランダでの昨年の安楽者数を聞いて愕然としました、6091人ですよ!

オランダは人口1600万人ほど、日本の八分の一程度です。
死者数もその比率(1/8)と同じで、特段多いわけでもありません。
つまり日本の人口に換算したら、約5万人が安楽死しているわけです。

単純比較はできませんが、日本では自殺者数が減少したと報告され、約2万人です。
先にも書きましたが、安楽死は実質自殺と私は感じますので、オランダでは日本の2.5倍の方が自ら死を選んでいることになります。
それも権利として認められた自殺だけで。

それぞれの事情はあるでしょうから、安易なことをいうつもりはありませんが、
権利として認められることで、それを選びやすい傾向があるのかもしれません。

精神的苦痛でも認めるって・・・どの程度の客観性で判断されるのかわかりませんが、
日本の場合、必死になって鬱で自殺する人を減らそうと運動しているのに、
オランダの場合、鬱で精神的苦痛が一生続くとなったら、安楽死を認めるんでしょうかね?
なんだか真逆の考え方のように思えます。

体調の波はあるものの、普通に生活できている現在は、もちろん安楽死したいなんて考えないですけれど、
断薬の離脱症状が酷くて、生きるのも辛かったあのころ、もし制度として安楽死が認められていたら、どうだったんだろう・・・

断薬だけでなく、ベンゾジアゼピンを飲み続けていて、耐性ができてもう全く効かない・・・
もう何日も寝られないんだ、クスリも効かないんだ・・・
そんな時に安楽死は認められるのかな?

一生このままじゃないかって絶望したくなったことを思い出して、そんなことを考えたのだけど、
今なら、それは回復するよって伝えられるわけで、当然安易に死を選んだりしないでほしい。

死を選ぶハードルが低くなるとしたら、私は安楽死制度には反対したいです。
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Comment 2

ラウラウ

こんにちは。

安楽死、、、難しい問題ですね。私も安楽死は反対です。這い蹲ってでも生きたいです!
先日、某著名人の方が乳癌で亡くなられましたけど、生きたくても生きられなかった方々の分もしっかりと生きたいと私は思いました。

熱く語ってしまい申し訳ありません。昨日は幾分か不安感が消えたのですが、今日はまた嫌な感じがしています。

2017/07/07(Fri) 10:38

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CaliforniaRocket

Re: タイトルなし

> ラウラウ さん

こんにちは。

どうしても死を考えてしまうのがメンタルの病気ですし、やや過敏に意識してしまいますよね。
私は常に、どんなに辛くて死にたくなったとしても、支えてくれた家族や恩人、その方たちのためにも、絶対に死は選ばないと考えていました。
自分のためではなく、人のためと思うと頑張れると思いませんか?

それはともかく、減断薬をしているとどうしても体調の波はありますね。
我慢は必要かと思いますが、決して無理はされないでくださいね。

2017/07/09(Sun) 18:58

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