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Reading between the lines
最近、巷で話題の言葉といえば、「忖度(そんたく)」でしょうね。

私・・いい歳なのですが、読みも意味も知りませんでした。
「ふど」ってなんだ?とかね、ああ、恥ずかしい(^^;
意味は、「他人の心をおしはかること」だそうです。

いつも通りタイトルを英語で書きましたが、この言葉、日本独特の含みを持った表現で、英訳するのが難しいらしいです。
「みなまで言うな」「意向を汲んで便宜を図れ」っていうのは、あいまいで日本人的な価値観なのかもしれませんね。

確かに、イチから指示をされなくても、人がやってほしいことを推測して行動する人は、優秀な人って評価されます。
「課題を自分で見つけて、改善できる人間になりなさい」って、会社でも新人に指導しますしね。
生産性を上げるためには、他人から言われたことだけをやっていてはダメで、常に課題を見つけて進化しなさいと。

しかし、この考え方は日本独自の考え方というより、どちらかと言えば欧米の価値観を持ってきたんじゃないかと思います。
ではどこが違うんだろうと考えたんですが、欧米の場合は結果や目標は明確に決まっていて自分の役目って言うのははっきりしている、そこでのやり方に関しては裁量があってもいい。
一方、日本の場合、目標そのものがあいまいで役目もはっきりしないから、目標そのものを推測して行動しなきゃならないってことなんでしょうかね。

「忖度」というのは、目標、結果も含めて、目上の人が満足するようにはからってね、それが期待以上なら評価するよっていう曖昧なシステム・・・
というか、指示する方からしたら、非常に都合のいいシステムですよね。

そして、そういった下積みを経てはじめて、上に行けるのだというのが、修行することが当たり前と考える日本のシステムであったりします。
だからなんとか「忖度」というスキルを磨く努力をするわけなんですけれど・・・・

昔からこのやり方でやっている人もいるわけで、良い、悪いではないのかもしれませんが・・・
これが過ぎるから、メンタルの病気を量産しているんじゃないかって。
目標をはっきりさせずに、それでも「自分で考えて、俺の満足する結果を持ってこい」なんてやるから潰れる人がでてくるわけで、私なんかも初めはこれで躓いた気がしています。

「忖度」を求めるということは、こうして潰れていく危険性もあるわけで、
それでも何とか回している、官僚って本当に優秀でメンタルが強いのかもしれないななんて、逆に感心している次第です。
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