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がんばろう神戸&東北 2017/22nd
毎年、この日になると胸が張り裂けそうになるんです。
でも、今年はなんだかそこまでこみ上げるものがありません。
ブログを書き続けて、今回で5回目、毎年書きたいことでいっぱいだったのに・・・

がんばろう神戸&東北 2016/21TH
がんばろう神戸&東北 2015/20TH
がんばろう神戸&東北 2014/19TH
がんばろう神戸&東北 2013/18TH

日常で精一杯になってきたせいか、充実しているせいか?
忘れてしまうことは悪いことなのでしょうが、心の傷がなくなることはきっと良いことなんでしょう。

神戸の復興・復活と、自分の社会復帰を重ね合わせていました。
復興も社会復帰も、奇跡なんてなく、地道な当事者の努力が必須であること。
近道なんてなく、時間がかかること。
昔の繁栄を意識してしまい、現状に対して自らを追いつめてしまうこと。

そして・・・
困難から脱し、生き続けられているのは、紙一重でしかないこと。

「がんばろう」は他人からかけてもらう言葉、同じ立場の他人にかける言葉。
復興、復活する途中で使う言葉です。

「がんばろう」と言葉をかけられて、涙が出るくらい心に染み入るのは、まだそれが途中だからなんでしょう。
こみ上げるものが減ったということは、長い時間をかけて、地道に苦しんで、自らを追いつめて、出口らしきものが見えたからかもしれません。

ではもう忘れてしまってもいいのか?
もちろんそれで責められることはないでしょう。

でも、震災の体験を風化させずに、伝えることは重要なことです。
阪神淡路の後に、東日本があり、熊本があり・・・その体験を伝えたりフォローすることは、きっと大きな意義があること。
そして、それを忘れないように、節目の日に毎年自分に問いかけることは、油断しないようにするために必要なこと。

それは、断薬にしても同じことなんだと思います。
今現在、離脱症状に苦しむ人を助けるだとか、指導するなんて大上段なことではなく。
こういう経験をしましたよ、出口はあるんですよと見てもらい、
そして、自らまた同じ轍を踏まないように注意するために。
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