ここまできたら、もうこだわる必要もないのですが・・・
今日で、ベンゾジアゼピンの断薬からちょうど4年を迎えました。
のど元過ぎれば熱さを忘れるとはよくいったもので、ブログにしても最近はほとんど断薬に役立つことは書けていません。
しかし、たった4年前のことです。
2013年あたりのブログを読み返してみると、自分のことながらよく頑張ったなと思います。
今でこそ断薬の体験を書かれているブログも多くなったように思いますが、当時は殆ど情報がなく不安しかありませんでした。
アシュトンマニュアルも日本語版が出るか出ないかといった時期でした。
しかも、今になって思うことですが、断薬の仕方に万能な方法なんてあるわけがなく、
アシュトンマニュアルどおりにやったところで楽に、もしくは完璧に断薬できるなんてことがあるわけがありません。
先日、ブログのコメント欄で、「このブログは一気断薬を推奨していて常識がない」とクレームを書かれた方がいました。
確かに私はほぼ一気に断薬を行い、私にはそれがあっていたと思います。
結果としてそれが現在の回復につながったと信じていますし、そしてそれを推奨する専門家もいます。
一方、少しずつ減薬するという漸減法を推奨される方もいます。
その方が苦痛も少なく、後遺症もないと。
でも、そんな方法論が確立されているなら、すでに離脱症状の問題はなくなっているはずです。
どちらが正解なんてなく、断薬できた方法が正解なのです。
断薬4年後の今現在、私は復職を果たし、有休の範囲内で休むこともありますが、毎日フルタイムで働くことができています。
そして今なお、症状の軽減を感じており、予後の経過に満足しています。
まあ、でも2年以上の休職を余儀なくされたわけで、かつまだいくつかの症状は残っている。
それを指して、「一気断薬した後遺症だ」と思われる方がいるなら、ご自分の信じる方法で断薬すればいいのです。
ただ、これだけは言えます。
ある方針を決めたら、なかなか改善しないからといって、コロコロやり方を変えないように。
これも万人に当てはまるわけではないでしょうが、多くの方に話を伺うかぎり、症状の軽減が実感できるようになるには、最低数か月から年単位の期間は必要です。
そして、決して無理はいけませんが、言い訳を考えて自分を甘やかさないように。
断薬しているときは、「クスリを止めなきゃ」という意思と、「クスリを止めたくない」という誘惑とのせめぎあいです。
断薬が成功するかしないかは、決して方法論なんかではなく、
ありきたりですが、何があってもクスリを止めるという、「強い意志」が一番重要です。
いいも悪いも4年経ちました・・・
「もうダメか・・・」と思うことはありましたが、「もう一度、服薬しよう」と考えたことは、強がりではなく一度もありませんでした。
たまたま運が良かっただけかもしれません、家族や鍼灸師さんなど理解者に恵まれただけかもしれません。
ただ、結果として、私はそこから卒業しました。
4年間、信念を貫いたことだけは、誇ってもいいかと思います。
あとに続かれる方が一人でも増えますようにお祈りして、4年目の節目のブログといたします。
今日で、ベンゾジアゼピンの断薬からちょうど4年を迎えました。
のど元過ぎれば熱さを忘れるとはよくいったもので、ブログにしても最近はほとんど断薬に役立つことは書けていません。
しかし、たった4年前のことです。
2013年あたりのブログを読み返してみると、自分のことながらよく頑張ったなと思います。
今でこそ断薬の体験を書かれているブログも多くなったように思いますが、当時は殆ど情報がなく不安しかありませんでした。
アシュトンマニュアルも日本語版が出るか出ないかといった時期でした。
しかも、今になって思うことですが、断薬の仕方に万能な方法なんてあるわけがなく、
アシュトンマニュアルどおりにやったところで楽に、もしくは完璧に断薬できるなんてことがあるわけがありません。
先日、ブログのコメント欄で、「このブログは一気断薬を推奨していて常識がない」とクレームを書かれた方がいました。
確かに私はほぼ一気に断薬を行い、私にはそれがあっていたと思います。
結果としてそれが現在の回復につながったと信じていますし、そしてそれを推奨する専門家もいます。
一方、少しずつ減薬するという漸減法を推奨される方もいます。
その方が苦痛も少なく、後遺症もないと。
でも、そんな方法論が確立されているなら、すでに離脱症状の問題はなくなっているはずです。
どちらが正解なんてなく、断薬できた方法が正解なのです。
断薬4年後の今現在、私は復職を果たし、有休の範囲内で休むこともありますが、毎日フルタイムで働くことができています。
そして今なお、症状の軽減を感じており、予後の経過に満足しています。
まあ、でも2年以上の休職を余儀なくされたわけで、かつまだいくつかの症状は残っている。
それを指して、「一気断薬した後遺症だ」と思われる方がいるなら、ご自分の信じる方法で断薬すればいいのです。
ただ、これだけは言えます。
ある方針を決めたら、なかなか改善しないからといって、コロコロやり方を変えないように。
これも万人に当てはまるわけではないでしょうが、多くの方に話を伺うかぎり、症状の軽減が実感できるようになるには、最低数か月から年単位の期間は必要です。
そして、決して無理はいけませんが、言い訳を考えて自分を甘やかさないように。
断薬しているときは、「クスリを止めなきゃ」という意思と、「クスリを止めたくない」という誘惑とのせめぎあいです。
断薬が成功するかしないかは、決して方法論なんかではなく、
ありきたりですが、何があってもクスリを止めるという、「強い意志」が一番重要です。
いいも悪いも4年経ちました・・・
「もうダメか・・・」と思うことはありましたが、「もう一度、服薬しよう」と考えたことは、強がりではなく一度もありませんでした。
たまたま運が良かっただけかもしれません、家族や鍼灸師さんなど理解者に恵まれただけかもしれません。
ただ、結果として、私はそこから卒業しました。
4年間、信念を貫いたことだけは、誇ってもいいかと思います。
あとに続かれる方が一人でも増えますようにお祈りして、4年目の節目のブログといたします。
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Comment 7
yokoblueplanet
おっしゃる通りですね。
こんばんは。
毎年お正月が記念日/週になるのですね。
来年もたくさんの方々と祝えるように祈ってます!
2017/01/07(Sat) 11:10
CaliforniaRocket
Re: おっしゃる通りですね。
> yokoblueplanet さん
こんにちは。
もう4年も経ちましたから、
「もう終わったことさ」と気にせずにいたいんですけれど、つい一言いいたくなります。
苦しむ方が少しでも減れば、嬉しいですね。
2017/01/07(Sat) 20:14
そら
私も一気断薬しました
こんにちは。
以前、セブ島に住んで離脱症状と闘っていますとコメントさせてもらったそらです。
覚えてもらえていますか?
私も一気断薬でした。
私の周りには、時間をかけて減薬すれば離脱症状なんてでなかったんじゃない?って言う人がいて、やめれているのに、私の断薬を否定されたような気持ちになったりしていました。
私は、断薬1年9ヶ月です。
セブでは、ものすごく身体の状態がよくなり(断薬1年未満で)日本に戻ったのですが・・・
日本に戻った途端、刺激が多いのでしょうか?
光過敏からくる頭痛や身体のコリがものすごい状態になってしまって・・・。
外出も難しい日が未だに続いています。
ものすごく身体が辛くなったので、とりあえず東京は離れました。
なので、断薬してずっと日本にいるみなさん(ほとんどがそうですよね?)スゴいなって思っています。
なんとか、この光過敏をなんとかなってほしくて悪戦苦闘中です。
早く外出がしたい。
働きたいなって思いますが、私の身体の回復のペースにあわせてのんびり行きたいと思います。
離脱症状に負けない!
2017/01/08(Sun) 01:23
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2017/01/08(Sun) 18:31
CaliforniaRocket
Re: 私も一気断薬しました
> そら さん
こんにちは、覚えていますよ(^^)
コメントありがとうございます。
一気断薬を選択しましたから、「時間をかけたら・・・」どうなっていたかなんてわかりようがありませんが・・
無関係の他人に何を言われようが、気にせずにいきましょうよ。
きっと、そらさんにとっても、それが正解だったんですよ。
だって多くの方が無理だと諦めている、断薬ができて、2年近く頑張ってこれているんですから。
さて、セブの気候や環境がわからないので、何とも言えませんが・・・
光過敏だけではなく、暑さ寒さに気圧や湿度、日本では環境の変化が大きいんじゃないでしょうか?
だから、その変化に自律神経の切り替えが付いてこずに、不定愁訴が出ることは仕方がないと思います。
でもね、私も断薬2年から今まででも少しずつ回復しているように、きっとこれからも改善していきますよ。
ありがたいことに、人間は慣れていく生き物なのです。
これは私見が入っていますが、違う環境に慣れるためには、少しだけでも反対側に負荷をかけなきゃいけないんだと思うんです。
具体的に言えば、光過敏があるなら、少しずつでも眩しい環境に身を置く必要があって、それから慣れていく。
つまり、離脱症状は慣れていくのに必要な過程だということです。
今でも辛い症状が出れば、「これは良くなるために必要なステップなんだ」と考えるようにしています。
きっと、そらさんも同じで、症状はこれからどんどん良くなっていく兆候なんだと思いますよ。
焦らずにいきましょう。
私もまだまだ回復途上で、ゆっくりと歩いていきます。
2017/01/08(Sun) 21:26
CaliforniaRocket
Re: タイトルなし
> 鍵コメさん
あけましておめでとうございます。
コメント、ありがとうございます。
さて、コメントをされた方が何を考えていたかは、よくわかりませんが・・・
コメントの内容だけからでは、単に少しずつ減薬するのが正解であると盲信されており、そういった指摘をブログでしないのは常識がないということでしたよ。
以前ならムキになって反論しているところかもしれませんね。
いろんな立場の方がおられることは仰る通りですし、一概にどういうやり方や状態が正解だなんて、最近は書いたこともなかったのですが、ブログを書いていても一部だけ読まれてそれを切り取られると、そういった解釈されるのかなと思いました。
気を付けなきゃいけないですね。
いずれにしろ、自分は自分のことしかわかりませんし、自分が良くなることだけ信じて行動するしかないです。
これからも、そのスタンスは変えないでいきたいなと思います。
今年もよろしくお願いします。
2017/01/08(Sun) 21:39
そら
ありがとうございます。
覚えていてもらえて嬉しいです。
また、こちらに寄らせてもらいますね。
変化に慣れる・・・ちょっとずつ、負荷をかけて様子をみながら頑張ってみます。
ありがとうございます!!
2017/01/10(Tue) 00:34