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IN a forward-looking manner
そろそろ断薬4年を迎えることになります。

断薬当時の、不眠であったり知覚過敏であったり、身体中の痛みであったり・・・
それらの症状は皆無とは言いませんが当初よりも随分と軽くなりました。

まあ、めでたしめでたしなんですけれどね、
症状軽減に伴って、ベンゾジアゼピンやら、精神科医に対する怒りといいますか、害悪を排除するといった正義感は収まってきました。
もちろん今でも精神医療はクソで、向精神薬はもっと厳正に使用を考えるべきと思っていますし、それを社会問題として取り上げ、活動されている方は素晴らしいですよね。

ただ、私の場合、症状が酷い時は気持ちもイライラして怒りが勝っており、楽になってくれば自然と気にならなくなっています。
どちらが先かはわかりませんが、心穏やかに生活できるようになるというのは、回復の第一歩であることは確かです。

今から考えたらバカな話なのですが、
断薬直後というのは、自分のみが正しいという意識があるので、ブログでコメントされるほかの意見の方とよくケンカしていました。
やれ、断薬の仕方は一気断薬と漸減法とどちらが正しいとかね。
そんなの一律の正解なんてなく、自分にあった方法でやるしかなく、断薬できればそれが正解なんですけれどね。

そのほかは、ベンゾジアゼピンという薬が有益なのか害悪なのかとかね。
やれ国が認可した薬だしそれで寝られるなら有益だという意見に対して、依存するわけで麻薬と一緒で害悪だという意見。
どちらも自分の立場を正当化しようと主張しているだけです。

感情は関係なく、事実があるだけです。
依存症になって、そうしたらどんどん効きが悪くなって、いずれ寝られなくなって最終的には廃人になる。
そう考えていましたが、じゃあ、一生飲み続けても何とか効果が続いて大きな害がないのなら、別に飲んでもいいんじゃないか?
まあ、私はもう飲みませんが、個人の勝手じゃないか?
そんな風にも、少しは考えるようになっていたんですね。

ポイントは、依存症以外の害悪が本当にないかですけれどね。
でもやっぱり、無害というわけにはいかないようですよ。

デパスが向精神薬認定されたことに伴う、日経メディカルの記事(医療従事者でなくとも登録できます)に記載されている内容です。

 ベンゾジアゼピン系薬は骨盤や大腿骨の骨折リスクをオッズ比で1.9倍増大
 (Requena G, et al. Pharmacoepidemiol Drug Saf. 2016 Mar; 25 Suppl 1: 66‒78.)

 認知症発症リスクがオッズ比で2.94倍、非血管性認知症に限ればオッズ比3.59倍高
 (Gallacher J, et al. J Epidemiol Community Health. 2012 Oct; 66: 869‒73.)

などなど、特に高齢者の方が飲み続けるのはリスクが高いようです。
このほか、がんで手術入院した高齢患者に高頻度でせん妄が現れ、術後の回復に影響しているようです。
これを受けて、高齢者の患者のベンゾジアゼピン断薬に取り組んでいるのが「静岡がんセンター」ということです。

先に書いたように、一生飲み続けても問題が出ないなら、ラッキーなんでしょうがね、
高齢者になって、止めるように指導されて、不眠などの離脱症状に耐えなきゃならないのは、そりゃあ辛いと思いますよ。
私は不安症ですから、将来も問題が出ないなんて楽観視できないので、今のうちに逃げ出させていただきます。
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