fc2ブログ
Dangerous driving
ことしの5月に、大阪府河内長野市のダム湖に車が転落し、同乗者5人が死亡するという事故がありました。

社内バーベキューかなにかの途中で、フェンスを突き破ってダム湖に突っ込んだことから、また飲酒運転じゃないかって思えたんですが、
警察の調べで、運転手の血中から精神安定剤の成分が検出されたって報じられていました。
本人は、運転した記憶もなく、精神安定剤も飲んでいないって主張しているようで、まだ真相解明が必要かと思いますが。

今回のポイントは、この運転手が「危険運転致死傷罪」の疑いで逮捕されていることです。

こわいですよね・・・・
もちろん状況にも寄りますが、ベンゾジアゼピンなどの精神安定剤を飲んで運転して事故を起こしたら、危険運転致死傷罪に問われる恐れがあるってことです。
それを認識しながら運転している人って、どれだけいるんでしょう。

うつ病で医療機関にかかっている患者は100万人を超えるといわれていますが、そのほとんどで精神安定剤を服用しているでしょう。
その中で運転作業に従事しているのは、何万人?何十万人?

その方だけを責めるわけではありません。
生活に必要な場合、仕事に必要な場合、色々なケースがあります。
おそらくは、多くの方は処方している医師に相談し、「まあ、大丈夫でしょう」程度の意見を聞いているのではないでしょうか。

それでも、事故を起こしたときに罪に問われないって保障はあるでしょうか?
そしてそのことに対して、医師が責任を取らされたって話は聞いたことがありません。

多量服用する人間もいるし、医師が管理まではできない、
だから医師に責任はないなんて意見も聞いたことがありますが、
医師の処方通りに飲んで事故を起こしたから、医師の責任なんて言い訳はおそらく通りません。

個人的には、処方する医師にも、もう少し責任を負わすべきだとは思いますが、
現状を鑑みた場合、責任の所在を議論しても詮無きことかもしれません。

厳密なことを言えば精神安定剤だけではなく、抗うつ剤や精神薬以外の頭痛薬や風邪薬でも、適応される場合はありますが、
たとえば睡眠薬などの精神安定剤を毎日のように服用している方は、具合が悪い時に運転をして事故を起こしたら危険運転という責任をとらされる恐れがあるということを、しっかり認識して運転していただきたい。

精神安定剤を服用している人が、一概に事故を起こしやすいとは思いません。
しかし現実には、事故を起こしたv場合、世間一般には服用者、あるいはメンタル不全者を偏見の目で見ます。

あまり安易に考えすぎない・・・・
事故を起こした本人も、もちろん責任をとらされますが、
その他の服用者もとばっちりを受けて、間接的に責任を負わされることになることを考えて、意識し過ぎるくらいで十分です。

精神薬をすべて止めた私ですが、こういうニュースを見るたびに他人事とは思えません。
スポンサーサイト



Comment 0

What's new?