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現役の米国大統領が、初めて原爆被爆地である広島を訪問した、記念すべき日になりました。

訪問に際しては、「謝罪すべき」かどうかなどが話題に挙がっていました。
当事者でもなんでもない私が、「こうあるべき」なんてことを軽はずみに言うべきことではないだろうと思うし、
様々な立場で、言いたいことも変わってくるでしょう。

でも、私が当事者であるところの事例に置き換えて、こんなことを考えてみたのですよ。

オバマ医師は精神科医師団体のトップ。
過去には「ベンゾジアゼピン」という睡眠薬を、不眠を終わらせるためという大義名分をもって肯定してきた精神科医師団体だが、オバマ医師はその有害性をいち早く認め、全世界でベンゾジアゼピンを撲滅しようと訴えていた。

しかし医師団体の中には、既得権益がありそれに異を唱えるものもおり、なかなかその訴えは推進されない。
そんななか、オバマ医師は依存症状で苦しむ患者が入院する病院へ慰問に訪れる機会が。

患者の中には、「精神科医にこんな身体にされた」という根深い恨みを持つ者も多く、
慰問に来るなら、精神科医を代表して謝罪するべきだろうという意見も多い。

さてさて・・・
全く事情が違うだろうって? そうかもしれませんね。

でも一つ言えることは、オバマ大統領は核兵器廃絶ということに関してだけ言えば、最大の理解者なわけですよね。
まあ、過去に原爆を落とした当事者である米国の代表者でもあるから、話はややこしくなっていますが。

初めに書いたように、当事者でもなく、被爆者のご苦労も想像しようがないわけですが、
精神科医の親玉が慰問に訪れて、ベンゾジアゼピンを根絶するために尽力すると宣言してくれたら、
私なら「過去の精神科医の所業に謝罪」があろうがなかろうが、感激しますね。

謝罪という行為は、人間の感情を治めるために有効な行為だということなんでしょう。
怒りが治まらない向きもあるのでしょうが、ここは歴史的な進歩を評価したらいいんじゃないかと思います。

あくまで非当事者の戯言と、読み飛ばしてくださいね。
決して炎上なんてさせないで・・・・
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