戸籍は男性のまま女性として勤務する経済産業省の職員が、「戸籍を変更しなければ女性用トイレの通常使用は認めない」とした同省の対応は不当だとして、訴訟を起こしたと報じられていました。
私自身はこういったLGBTの方に対して偏見はない・・・つもりなんですが、
こういったケースはどうなんでしょう?
当事者の方が、「自分は女なのに男子トイレを使う」ということに対して、不快感と苦痛を感じるという事情はよくわかります。
昔に比べてLGBTの権利が世間的に認められてきた背景もありますが、権利があるからと言ってどこまで主張してもいいのだろうか?ということを考えさせられました。
一応、他の(女性)職員にも事情を説明して了解されていたようなので、単純ではないようですが、
では、もし他の女性職員の一人でもが、「いくらLGBTでも、男性(に思える人)と同じトイレを使うのは嫌だ、不快感を感じる」と主張したらどうなんでしょう?
片方が権利を主張すれば、もう片方の権利を侵害する、なんてケースが生じる場合もあるわけです。
こういった場合、どちらかが我慢しなければならないですよね。
そしてそれに正解はないのでしょうが、やはり少数派が我慢してください、となるのが一般社会なんではないでしょうか。
なぜこんなことを考えたかと言うと、たまたまタイムリーに一昨日書いたブログ記事(Tolerant society)に関連します。
少数派が社会の中で過ごしていこうとすると、どうしても「他人の寛容さ」に頼らなければならないことになります。
どちらが正しいわけではないはずですが、圧倒的に多い者の方が当たり前の価値観で社会は成り立っているわけですから。
少数派だって権利は主張したいです、不快感や苦痛も感じています。
でもそれを認めてもらって当たり前だと考えだすと、認められないことによる苦痛を感じることになります。
私は今精一杯できることをやっており、できないことに対しては大目に見てくださいよという考えが少なからずあります。
それは「寛容さ」に裏付けられたありがたいことであると感謝していますが、一方権利で認められているんだからできるだけ主張しようという思いもあります。
たとえば、就業制限があるから残業はできませんと権利主張したとしたら、その代わりに残業をしなければいけない人が出てきます。
つまり私が権利を主張することで、寛容な心を持った方の権利が一部侵害されるわけで・・・
難しいですね、
だからどちらかが我慢しろとか、権利を司法で争えと言いたいわけではないのですが・・
もちろん解決策なんて無いのですが、
せめて当たり前と思わず、自分が得する権利ばかりを主張せず、
常に感謝の念を持って周囲に接していくということが大切なんだろうなと思います。
私自身はこういったLGBTの方に対して偏見はない・・・つもりなんですが、
こういったケースはどうなんでしょう?
当事者の方が、「自分は女なのに男子トイレを使う」ということに対して、不快感と苦痛を感じるという事情はよくわかります。
昔に比べてLGBTの権利が世間的に認められてきた背景もありますが、権利があるからと言ってどこまで主張してもいいのだろうか?ということを考えさせられました。
一応、他の(女性)職員にも事情を説明して了解されていたようなので、単純ではないようですが、
では、もし他の女性職員の一人でもが、「いくらLGBTでも、男性(に思える人)と同じトイレを使うのは嫌だ、不快感を感じる」と主張したらどうなんでしょう?
片方が権利を主張すれば、もう片方の権利を侵害する、なんてケースが生じる場合もあるわけです。
こういった場合、どちらかが我慢しなければならないですよね。
そしてそれに正解はないのでしょうが、やはり少数派が我慢してください、となるのが一般社会なんではないでしょうか。
なぜこんなことを考えたかと言うと、たまたまタイムリーに一昨日書いたブログ記事(Tolerant society)に関連します。
少数派が社会の中で過ごしていこうとすると、どうしても「他人の寛容さ」に頼らなければならないことになります。
どちらが正しいわけではないはずですが、圧倒的に多い者の方が当たり前の価値観で社会は成り立っているわけですから。
少数派だって権利は主張したいです、不快感や苦痛も感じています。
でもそれを認めてもらって当たり前だと考えだすと、認められないことによる苦痛を感じることになります。
私は今精一杯できることをやっており、できないことに対しては大目に見てくださいよという考えが少なからずあります。
それは「寛容さ」に裏付けられたありがたいことであると感謝していますが、一方権利で認められているんだからできるだけ主張しようという思いもあります。
たとえば、就業制限があるから残業はできませんと権利主張したとしたら、その代わりに残業をしなければいけない人が出てきます。
つまり私が権利を主張することで、寛容な心を持った方の権利が一部侵害されるわけで・・・
難しいですね、
だからどちらかが我慢しろとか、権利を司法で争えと言いたいわけではないのですが・・
もちろん解決策なんて無いのですが、
せめて当たり前と思わず、自分が得する権利ばかりを主張せず、
常に感謝の念を持って周囲に接していくということが大切なんだろうなと思います。
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Comment 2
さと
断薬についてお伺いしたくメッセージをかきます
はじめまして。
断薬についてのサイトを探していたらここを見つけました。
さとと申します。
突然のメッセージお許しください。
そもそも断薬するかがいいのかわかりませんが、
うつを6年以上患い、薬を服用しないと、
仕事どころかちょっとした日常のことができずになることが多く、
その状況に不安と疑問を感じるようになりました。
また
私はアルコールも毎日飲んでいます。(日本酒300ml)
最悪のパターンで
お酒とマイスリーを同時に飲むような日が6年以上続いています。
ただ多種類の薬を服用しているわけではなく、
薬のタイプは変化しても
多くて薬は3種類、主に
1.マイスリー10mg 1ー2錠
2.ワイパックス0.5mg 3-6錠
3.その他1種類
というパターンで服用しています。
現在(2015.11月15日)で
離職は6-7回目一か月半休養していますが、(もう数えられません・・)
過去に再就職したときは、いずれも薬を服用しないと、とても働けない状態でした。
もう今はどうしていいわ分からず。
ただ、ただ、家でテレビや映画をみるか、せいぜい駅の近くで無理やり本を読む
のが精一杯の毎日を過ごしています。
就活をしたくてもいままでのように、無理やりやる元気もありません。
今こうしてメッセージを書いていても、
自分はもはや健康でなはく、
むしろうつが重症化した状態なのだと、
おそろしいばかりです。
しかし、働かないと生きていけないので、
1年、2年かかっても、
薬やアルコールがなくても生きていけるようにしていかなくてはいけない
と思っています。
体験した方の立場から、
上記(情報少ないですが)
断薬をすべきかどうかアドバイスをいただけますか。
知らない方に突然お聞きし、すみません。
なかなか周りに同じような立場の人がおらず、
もう病院の先生の意見や自分だけの考えでは、
判断がつかずにこのようなメッセージを書いた次第です。
2015/11/15(Sun) 12:03
CaliforniaRocket
Re: 断薬についてお伺いしたくメッセージをかきます
> さと さん
はじめまして、コメントありがとうございます。
このようなブログを始めてから、断薬前や断薬中の方から多くのコメントをいただくようになりました。
よほどお辛いのでしょう、なかにはご挨拶もご自分の状況のご説明もなく、いきなり「どうしたらいいのか?」といった切羽詰まった感じのするものも多いです。
さとさんが切羽詰まっていないというわけではなく、しっかりとされた内容のコメントをいただき、
大変礼儀正しく、ご自分の状況を冷静に見られており、クスリの副作用などで頭が働かないようなこともなく、理知的に判断ができている方だと感じました。
さて、それを踏まえて申し上げますが、断薬をすべきかどうかというアドバイスに関しては、
私が調べた限りでは科学的に検証された正解というものはなく、また個人個人によって原因も違うでしょうから、
「こうすべき」とアドバイスすることは、かえって無責任な発言になると思います。
しかし、「私の事情」をお伝えすることはできます。
長くなりますので、本日のブログとして書きたいと思います。
(さとさんのコメントは載せませんが、それでもブログの本文として書くことに抵抗があるなら仰ってください、のちほど非公開設定します。
それでまだご質問等ありましたら、いつでもコメントくださいね。
2015/11/15(Sun) 14:56