先週初めに、「怠くて眠くてしょうがない、これは症状の変曲点なんじゃないか?」というようなことを書いたのですが、(Flexion point)
この一週間様子を見てみると、週末はそこそこ調子が良くて、今日になってからまたズーンと重い症状。
なんのことはない、単に降雨によって自律神経が影響されているようです。
雨が降るかその直前に、特に副交感神経が過剰に働いて、怠くて仕方がないようです。
以前からもあったのですが、程度が酷くなっているみたいですね。
夏の暑さで自律神経の調整に負担がかかっていて、戻るまで少し時間が必要なのかな??
さて、こんな感じで自律神経に影響を及ぼす原因として、気温変化や気候の変化が挙げられるわけですが、
食べるものによっても大きな影響があることは良く知られています。
今日はその中でも、かなり影響が大きいと思われる「カフェイン」のお話です。
まず私、コーヒーが大好きだったのですが、断薬をしてからほとんど飲まなくなりました。
何故かと言うと、飲んだ直後、必ずと言ってもいいほど、動悸が酷くなり、息苦しくなるためです。
自律神経、特に興奮系の交感神経に影響していることは確実です。
コーヒーの作用と言うのは人それぞれで、論文なんかでも健康に良いというものもみられます。
しかしこれらは心疾患や内臓疾患に良いと言ったものがほとんどで、精神疾患とカフェインについて論説しているものはお目にかかったことがありません。
今回、歯科医という立場から、薬効的に解説している興味深い記載を見つけましたので、それを紹介したいと思います。
(なぜ医師・歯科医師はカフェインの害について指導しないのか?)
カフェインに興奮作用があることは良く知られています。
これは中枢神経系に働いて交感神経を緊張させてしまう作用からなっているのですが、血圧・心拍数の上昇や血糖値の上昇を引き起こすことがかかれており、私の今の症状と似ています。
またこれらの自律神経の乱れに起因して、カフェインを常態的に多量摂取している人は、精神症状を引き起こす可能性が高いということを指摘しています。
なぜ、精神科医はもっと患者のカフェイン摂取を規制しないのか?
作用機序を理解していないのではないかと指摘されています。
特筆すべきは、「カフェインとベンゾジアゼピンの相互作用」を解説されている所です。
カフェインは薬物ですから、肝臓である酵素を使って代謝(分解)されるのですが、
ベンゾジアゼピンはその酵素を阻害するために、カフェインの代謝を阻害するらしいのです。
簡単に言えば、ベンゾジアゼピンを飲んでカフェインを摂取すれば、その興奮作用が持続するということです。
だからコーヒーの飲み過ぎで不眠症になったというような患者に、睡眠薬としてベンゾジアゼピンを処方するなんてことは逆効果で、やってはいけないことということですね。
精神科医は薬を処方する前に、ちゃんと薬効を勉強して、その興奮作用、体調不良がカフェイン摂取からきていないか確認しろと「歯科医」の方が言われています。
もっともなご指摘だと思います。
こういう病気になり、断薬をして身体に対する影響を、それこそ身を持って経験したからいえることですけれど、
安易に摂取している、カフェイン(コーヒー)、アルコール(お酒)は、摂りすぎると間違いなく中毒を起こすほどの「薬物」であることは、しっかり認識しなければいけません。
「ベンゾジアゼピンを断薬したよ」と偉そうに言っていますが、
いつまでも体調が悪いなんて恨み言を並べる前に、そういった常用薬物も含めて、自分が流されていないことを確認しなきゃいけないんでしょう。
この一週間様子を見てみると、週末はそこそこ調子が良くて、今日になってからまたズーンと重い症状。
なんのことはない、単に降雨によって自律神経が影響されているようです。
雨が降るかその直前に、特に副交感神経が過剰に働いて、怠くて仕方がないようです。
以前からもあったのですが、程度が酷くなっているみたいですね。
夏の暑さで自律神経の調整に負担がかかっていて、戻るまで少し時間が必要なのかな??
さて、こんな感じで自律神経に影響を及ぼす原因として、気温変化や気候の変化が挙げられるわけですが、
食べるものによっても大きな影響があることは良く知られています。
今日はその中でも、かなり影響が大きいと思われる「カフェイン」のお話です。
まず私、コーヒーが大好きだったのですが、断薬をしてからほとんど飲まなくなりました。
何故かと言うと、飲んだ直後、必ずと言ってもいいほど、動悸が酷くなり、息苦しくなるためです。
自律神経、特に興奮系の交感神経に影響していることは確実です。
コーヒーの作用と言うのは人それぞれで、論文なんかでも健康に良いというものもみられます。
しかしこれらは心疾患や内臓疾患に良いと言ったものがほとんどで、精神疾患とカフェインについて論説しているものはお目にかかったことがありません。
今回、歯科医という立場から、薬効的に解説している興味深い記載を見つけましたので、それを紹介したいと思います。
(なぜ医師・歯科医師はカフェインの害について指導しないのか?)
カフェインに興奮作用があることは良く知られています。
これは中枢神経系に働いて交感神経を緊張させてしまう作用からなっているのですが、血圧・心拍数の上昇や血糖値の上昇を引き起こすことがかかれており、私の今の症状と似ています。
またこれらの自律神経の乱れに起因して、カフェインを常態的に多量摂取している人は、精神症状を引き起こす可能性が高いということを指摘しています。
なぜ、精神科医はもっと患者のカフェイン摂取を規制しないのか?
作用機序を理解していないのではないかと指摘されています。
特筆すべきは、「カフェインとベンゾジアゼピンの相互作用」を解説されている所です。
カフェインは薬物ですから、肝臓である酵素を使って代謝(分解)されるのですが、
ベンゾジアゼピンはその酵素を阻害するために、カフェインの代謝を阻害するらしいのです。
簡単に言えば、ベンゾジアゼピンを飲んでカフェインを摂取すれば、その興奮作用が持続するということです。
だからコーヒーの飲み過ぎで不眠症になったというような患者に、睡眠薬としてベンゾジアゼピンを処方するなんてことは逆効果で、やってはいけないことということですね。
精神科医は薬を処方する前に、ちゃんと薬効を勉強して、その興奮作用、体調不良がカフェイン摂取からきていないか確認しろと「歯科医」の方が言われています。
もっともなご指摘だと思います。
こういう病気になり、断薬をして身体に対する影響を、それこそ身を持って経験したからいえることですけれど、
安易に摂取している、カフェイン(コーヒー)、アルコール(お酒)は、摂りすぎると間違いなく中毒を起こすほどの「薬物」であることは、しっかり認識しなければいけません。
「ベンゾジアゼピンを断薬したよ」と偉そうに言っていますが、
いつまでも体調が悪いなんて恨み言を並べる前に、そういった常用薬物も含めて、自分が流されていないことを確認しなきゃいけないんでしょう。
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Comment 4
zono
CaliforniaRocketさん、
初めまして。
こちらのブログは薬のことや断薬後の症状を細かく書いてくださっているので、よく見させていただいています。
僕は4年ほど前に、胃腸の不調だけ(メンタル症状なし)になり、胃腸の検査で異常はなかったので、メンタルクリニックにいきました。最初に抗うつ剤を出され、服用後に体調を崩し、一気にやめたら夜にパニックを起こし、そこからベンゾ服用となりました。
2年ほど服用し、減薬・断薬に時間をかけ、1年半前に完全断薬となりました。
ですが完全断薬から半年後に体調を崩し、半年ほど休職。春から仕事に復帰しています。
とにかくきついのが不安感で、身体症状はふらつきなどで大したことはありません。
前置きが長くなりましたが、今回の投稿に書き込ませていただいたのは、CaliforniaRocketさんと同じ症状に悩まされています。
先週あたりから頭痛とだるさが強く、これに伴って不安感が強く出ます。
今回読ませていただいて強く感じたのは、カフェインの影響です。
僕はコーヒーは飲まないのですが、最近は調子も上がってきたので食事などはあまり気にせず、紅茶をよく飲んでいました。
少し気にしてみたいと思います。
今後もCaliforniaRocketさんの近況を読ませていただきたいと思います。
2015/09/08(Tue) 20:40
CaliforniaRocket
Re: タイトルなし
> zono さん
はじめまして、コメントありがとうございます。
胃腸などの調子が悪いと感じて検査をするもどこにも異常が見つからず、まあこれでも飲んで様子を見ましょうと言われて精神薬を服用しだす。
私もこのパターンでした。
良く断薬できましたね、お辛かったと思います。
私は不安感という自覚はあまりないのですが、頭痛と怠さ、そこからくる倦怠感で行動に支障は出ていますね。
表現の仕方、感じ方は違いますが、似たような症状なのかもしれませんね。
ただ、症状によっては別のところに原因が隠れている場合もあるでしょうから、お大事にしてくださいね。
カフェインのことを書きましたが、私の場合、不思議なことにコーヒー以外のものにはあまり反応しないのですよ・・・
たとえば紅茶には全然反応しませんし、ドリンク剤の無水カフェインなんかにも反応しないようです。
緑茶は少ししんどくなるかな・・・しかし如実に反応するのはコーヒー(しかもレギュラーコーヒー)だけなんですね。
だから一概にカフェインだけなのかどうかわかりませんが・・・
それよりも(これも昔からなのですが)、ここ数日の辛さは確実に天候から来るものと感じました。
食べるものは注意できますが、天候は注意しようがありませんから・・・難しいです。
2015/09/08(Tue) 21:16
zono
CaliforniaRocketさん、
早速のお返事ありがとうございます。
減薬から断薬まではそんなにっきつくなかったんですよね。
睡眠がちょっと浅くなったぐらいで、仕事もなんとかなっていました。
ところが断薬後数ヶ月してから、不安感が強くなってしまい、休職になりました。
天気の変化は本当に厳しいですね。
台風が来るたびに会社を休むわけにもいかず、難しい所です。
とにかく今は、この倦怠感と頭痛が治まることを期待しています。
2015/09/08(Tue) 22:30
CaliforniaRocket
Re: タイトルなし
> zono さん
私がそうだからと言って、他の方もそうだろうなんて考え方は改めました(^^;
台風が原因かどうかはわかりませんが、今日、他の方のブログを見てみたら、「具合が悪い」といった内容が多かったですね。
いずれにしろ、症状が治まることをお祈りいたします。
また、コメントください。
2015/09/09(Wed) 18:58