お盆休みも今日で終わりです。
働くことは当たり前といえば当たり前なんですけれど、長い間休職していましたので、
できることしかやらないというのが当たり前だったので、連休明けの出勤はなかなか辛いものがありますね。
さてお盆、すなわち終戦記念日ということで、戦争や外交政治に関する内容をブログで書いている方も多かったですね。
終戦70年談話が14日に語られていましたが、反省や謝罪がどう盛り込まれるのか、などといったことが取沙汰されていました。
私自身はちゃんとした知識もないし、謝罪をすべきだとか、いやもう十分だとか、それほど偏った思想はないです。
ただ、面白い論点で謝罪をについて書かれている内容のものがありました。
よく言われることでもありますが、日本人における謝罪の感覚と、海外における謝罪の感覚は違うというもの。
ほら、海外では交通事故を起こしても謝ってはいけないなんてことを言いますよね。
日本では、謝罪することは「誤ったんだから水に流そうや」といった感覚が大なり小なりあって、
謝罪を受けた相手も、「いや、俺もちょっとは悪かったよ」なんて言いがちですよね。
ところが海外の感覚では、謝るということは「罪」が確定して、そこから責務が生じるといわれます。
それこそ、そこから両者の関係が対等ではなくなるのです。
だからこそ根拠のない謝罪はしないし、まあ誤っておけばいいじゃんというのは許されず、
安易な謝罪は国益を損ねるだけで止めるべきだというのが、そのブログでの主張でした。
先の大戦に対して、どこまで責任があって、何に対して謝罪すべきなのか、
先にも書いたように私には裏付けるだけの知識もなく、意見もないのですが、
謝罪ということについて、思うことがありました。
ベンゾジアゼピンを断薬し、辛い離脱症状に耐えている時、
随分と以前から依存性があるという報告がされているにもかかわらず、長期間、なんの疑いもなく処方を続けていた精神科医に対して、大きな憤りを持っていました。
そして、彼らの謝罪を求めている自分がいました。
謝罪してもらってどうしたいのか?
そこから賠償させたいのか・・いや、先のことは何も頭になかったように思います。
しいて言えば世間的に自分に非がないということを証明したかったんでしょうね。
お前は仕事をせずに休養しても仕方がなかったんだよって。
先にも書きましたが、日本式メンタルでは、謝罪してもらう=自分に非がないことが証明されたら、まあしゃーないかなってところがあるのは、あながち間違いでもないななんて考えていました。
まあそんな心配をするまでもなく、精神科医は決して謝罪なんかしませんがね(^^;
訴訟するなどの実利を求めるなら、とことんやらなきゃいけないでしょうが、
謝ったら気が済むから謝れ、なんて要求するのはなんの意味もないこと。
今となっては、余計体調が悪くなるだけなので、ほっておけよと過去の自分に言いたいものです。
謝罪と言う行為は、感情を治める手段なのか、罪を確定して償いを義務付ける約束事なのか?
相手と自分にとって、満足できる落としどころを探ることが、現実的には一番重要なのでしょうね。
働くことは当たり前といえば当たり前なんですけれど、長い間休職していましたので、
できることしかやらないというのが当たり前だったので、連休明けの出勤はなかなか辛いものがありますね。
さてお盆、すなわち終戦記念日ということで、戦争や外交政治に関する内容をブログで書いている方も多かったですね。
終戦70年談話が14日に語られていましたが、反省や謝罪がどう盛り込まれるのか、などといったことが取沙汰されていました。
私自身はちゃんとした知識もないし、謝罪をすべきだとか、いやもう十分だとか、それほど偏った思想はないです。
ただ、面白い論点で謝罪をについて書かれている内容のものがありました。
よく言われることでもありますが、日本人における謝罪の感覚と、海外における謝罪の感覚は違うというもの。
ほら、海外では交通事故を起こしても謝ってはいけないなんてことを言いますよね。
日本では、謝罪することは「誤ったんだから水に流そうや」といった感覚が大なり小なりあって、
謝罪を受けた相手も、「いや、俺もちょっとは悪かったよ」なんて言いがちですよね。
ところが海外の感覚では、謝るということは「罪」が確定して、そこから責務が生じるといわれます。
それこそ、そこから両者の関係が対等ではなくなるのです。
だからこそ根拠のない謝罪はしないし、まあ誤っておけばいいじゃんというのは許されず、
安易な謝罪は国益を損ねるだけで止めるべきだというのが、そのブログでの主張でした。
先の大戦に対して、どこまで責任があって、何に対して謝罪すべきなのか、
先にも書いたように私には裏付けるだけの知識もなく、意見もないのですが、
謝罪ということについて、思うことがありました。
ベンゾジアゼピンを断薬し、辛い離脱症状に耐えている時、
随分と以前から依存性があるという報告がされているにもかかわらず、長期間、なんの疑いもなく処方を続けていた精神科医に対して、大きな憤りを持っていました。
そして、彼らの謝罪を求めている自分がいました。
謝罪してもらってどうしたいのか?
そこから賠償させたいのか・・いや、先のことは何も頭になかったように思います。
しいて言えば世間的に自分に非がないということを証明したかったんでしょうね。
お前は仕事をせずに休養しても仕方がなかったんだよって。
先にも書きましたが、日本式メンタルでは、謝罪してもらう=自分に非がないことが証明されたら、まあしゃーないかなってところがあるのは、あながち間違いでもないななんて考えていました。
まあそんな心配をするまでもなく、精神科医は決して謝罪なんかしませんがね(^^;
訴訟するなどの実利を求めるなら、とことんやらなきゃいけないでしょうが、
謝ったら気が済むから謝れ、なんて要求するのはなんの意味もないこと。
今となっては、余計体調が悪くなるだけなので、ほっておけよと過去の自分に言いたいものです。
謝罪と言う行為は、感情を治める手段なのか、罪を確定して償いを義務付ける約束事なのか?
相手と自分にとって、満足できる落としどころを探ることが、現実的には一番重要なのでしょうね。
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Comment 4
リッチー
はじめまして
はじめまして リッチーと申します
私、ソラナックス20年服用 昨年末に断薬しました
8ヶ月経ち 生きた心地がないまま 離脱症状が少しずつ 楽になっております
カリフォルニアロケット様のblogは一年間 ほぼ毎日読んでいて
いつも救われていました
まだまだ離脱症状はありますが
私自身 孤独の中 同じ仲間と繋がりたいとの一心で 自助グループを立ち上げました
MDAA東京という自助グループで東京の麻布十番で 月2回 開催してます
多くの仲間が
これから減薬 断薬をしたいと相談にされていますが
もしカリフォルニアロケット様がよろしければ 一度 お手透きの時に遊びにきてくだされば嬉しい限りです
詳細はMDAA東京で検索願います
2015/08/16(Sun) 21:33
CaliforniaRocket
Re: はじめまして
> リッチー さん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
すばらしい活動をされていますね。
私も他の断薬者の役に立てる活動をしたいと思いつつ、何もできなかったですから。
実行に移されている、その行動力に感服いたします。
私でできることがあれば、喜んでご協力したいですが、
なにせ復職したばかりで、まだあまり余裕がなく、もう少し様子を見てからご協力させていただければと思います。
リッチーさんのアメブロのブログも見つけましたので、これからお付き合いさせていただき、
私ができることがあるか考えたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
2015/08/17(Mon) 21:32
リッチー
ありがとうございます
カリフォルニアロケット様
返信ありがとうございます
復職して間もない状況 よくわかります
いつかお会いできる日を楽しみにしてます
赤城の病院で同室だった レキソタン25年間の友と 毎日読んでたのは
治らんなぁでした
私達にとってbibleです
更なる回復 祈ってます
2015/08/18(Tue) 13:44
CaliforniaRocket
Re: ありがとうございます
> リッチー さん
過分なお褒めのお言葉、ありがとうございます。
情報交換など、今後ともお付き合いいただければ幸いです。
また、ぜひコメントくださいね。
2015/08/18(Tue) 21:56