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Risk taking
今クール放送のドラマで、気に行っているのが昨日放送していた「リスクの神様」です。

同時刻に放送しているドラマが話題作だったので、視聴率的には苦戦しているようですがね、
なかなか内容の濃いドラマになっているんじゃないでしょうか?

内容は企業のリスクマネージメントに関するものです。
具体的に言えば、ペヤングの異物混入事件やマクドナルドの消費期限切れ鶏肉の事件などが、昨今話題になりましたよね。
それが企業側のミスなのか、人為的な悪意に寄るものか、色々だと思いますが、
不祥事が発生した企業が、そのブランドや信用といったものを守るために、どういった対応をとるか作戦を練るといったものです。
時には謝罪会見であったり、時には金による買収で口封じをするであったりです。

リスク対応に関する考え方は、断薬にとっても役に立つなあ・・なんて思いながら見ていました。

まず不祥事が起きてしまって、リスクにさらされてしまったら、無傷ではいられません。
企業は何を守るのでしょうか?
顧客からの信頼でしょうか、従業員でしょうか、経営状態でしょうか、自分(社長や幹部)の保身でしょうか?
すべてを守ることは不可能なのです。
ですから、守りたいものに優先順位を付けて対応しなければなりません。

仕事と家族、どっちが大事なんて選べないよ・・なんて言っていられないのです。
まず第一優先、それが守れたら第二優先・・どれも大事だからなんて言っていたら動けなくなってしまいます。

断薬だって一緒。
断薬すること、全く症状を出さずに苦しまないこと、仕事をして収入を得ること、家族に迷惑をかけないこと・・・
それらは当然、全部が大事なことです。
でも・・・私の経験では、すべてを守ることはできませんでした。

断薬することを第一優先に考えるなら、そのほかのリスクは受け入れる。
会社は休んでも仕方がない、少々苦しんでも仕方がない、
第一優先ができて、余裕があるなら次の守ることを考えれば良い。

守ることが多すぎて、どれも選べなくて、動きが取れなくなっている方をたまに見かけます。
または全てが守れないと、自分を責める方もおられました。

ベンゾジアゼピンを飲んでしまった時点で、すでにリスクにさらされてしまったわけですから、
無傷ではいられないことを認めたら、けっこう行動につながりそうに思うのです。
そして被害を最小限にする考え方も必要なのではないですかね。
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Comment 3

Otsay

こんばんは。

ほとんどブログは更新していないのですが、本日、更新しました。たまに更新しようと思ってます。

>守ることが多すぎて、どれも選べなくて、動きが取れなくなっている方をたまに見かけます。

今から思えば、ひどく冷静さに欠けた行動を取っていたと思います。全て守ろうとしてたのでしょうか。特殊な状況に置かれてましたね。今も世間的には安定した生活ではないのでしょうが、心が落ち着きつつありますので、そこそこの困難であれば、向き合えるような気がします。

2015/07/25(Sat) 21:15

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Otsay

連続で、すいません。
コメント欄で筋力が落ちたと書いていた方がいました。
年のせいもあるのかもしれませんが、筋力は落ちましたね。これも薬と関係あるのでしょうかね。断薬と同じくらいから、スーパーでミネラル水を買って運ぶ時に重いと感じるようになりました。病的に落ちたとまではいえないと思いますし、どんどん落ちていくということもありませんでした。おそらく今から筋力トレーニングすれば、筋肉はつくと思います。
ちょっと気になったので、参考になるかとも思い書きました。

2015/07/25(Sat) 21:23

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CaliforniaRocket

Re: タイトルなし

> Otsay さん

こんにちは。

判断力が落ちるのは仕方がないですよね、経験した者しかわからないかもしれませんが・・

>今も世間的には安定した生活ではないのでしょうが、心が落ち着きつつありますので

ここでも書きましたが、守るものは一つずつ、回復していくのも一つずつということなんでしょう。
これから少しずつ取り戻していけばいいんだろうなあと感じています。
旅行に行けるという娯楽を取り戻して、仕事を取り戻して、それから・・・
きっともう間に合わないもの、歳をとってしまったので遅かったものもあるでしょうが、それもご愛嬌ですよね。

とりあえず、私は明日から旅行に行ってきます。
Otsayさんも、ご旅行、お気を付けて。

2015/07/25(Sat) 21:46

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