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Overprescrition
投資などをしている方以外、あまり興味はないかもしれませんが、最近世間で話題になっている「ギリシャ問題」について、思うところを書いてみたいと思います。

ご存知の通りこの問題は、ギリシャが IMF(国際通貨基金)やECB(欧州中央銀行)といったところから借金をしまくり、返済できなくなって、「どうすんだ?」と催促されたところ、「もう借金を返さないで、ユーロ圏を脱退する」と開き直り、貸した方も困ってきたという問題なんですね。
ドイツを中心とした経済が良好なEU諸国は、少しずつでも返してもらわなきゃ困るし、かといってなんの対策もなしに追加でお金を貸したんじゃ際限はない。
だから、ギリシャ国内の財政を緊縮しなさい、税金を上げて、年金を下げてって注文を付けたわけです。

ところが金を借りている方のギリシャは、「これ以上我慢するのは嫌だ」とその提案を突っぱねたんで話がややこしくなったわけです。
だから報道では、

  借金をしておいて、払わないと開き直る態度がけしからん!
とか
  ギリシャの老人の年金を、なぜドイツの若者が働いて払わなきゃいけないんだ

といった論調が多いわけです。

まあ、私も基本的には同じ考えなんですけれど、
こういう論調があるのもご存知ですか?(正確を期すものではありません、念のため)

  ギリシャが借金漬けになったのは、ドイツを中心にした経済先進国が悪い

ギリシャって国は先進国ではあるんですけれど、もともと裕福な国ではなかったわけですね。
だから工業製品を中心としたモノはまだまだ行き届いておらず、ドイツなんかからしたらいくらでも売り込む余地があったんですね。
ところが国力のない通貨は価値が低く、売り込もうとしてもギリシャ国民からしたら輸入品は高すぎて手が出ないわけです。

で、ここで何が起こったかというと、通貨の「ユーロ統一」です。
簡単に言うと、為替の変動がなくなったので、買えるようになっちゃったわけです。
しかも通貨統一したので、外国から借金もしやすくなった。

ドイツからしたら、
「カネはナンボでも貸しまっせ、ええ商品が揃ってるから、どんどん買ってや」状態なわけです。
バブルの時の銀行と一緒、企業に金を貸すだけ貸してどんどん消費を促し、その企業が潰れそうになったら貸しはがしをすると。

そういう構図がわかっているから、ギリシャの人は主張するわけです。
  借金したのは俺たちだけのせいか?
  これまで散々搾取してきたドイツに責任はないのか?


それでも、金を借りてきて、分不相応な贅沢を享受してきたんだから、自業自得・・・だとは思うんですが。

どうもねえ、こういう話を聞くと、ドイツのやり方が「精神科医」のやり方とダブって見えてしまうんですよね・・(^^;
初めに「楽しい生活が待ってますよ」って甘い声をかけて、シャブジャブとクスリを出して、
気が付いたときには薬漬け、

あとはドイツの言いなりになって搾取され(クスリを飲み)続けるか、
これじゃあいかんと一念発起、辛い未来が待っていようがユーロを離脱(断薬)するか

どちらにしろ、当分ギリシャは辛い目に合いそうですけれどね、
ちょっと変わった見方で、ギリシャ国民がどういう選択をするのか、注目しておきたいと思います。
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