ここを読んでくださる方のなかでは、内海聡医師の名前を聞いたことがない方は少ないと思います。
反精神医療の急先鋒で、多くの信者を抱え、断薬の指導を行うクリニックを運営する内科医ですが、
極端な決めつけ発言や、攻撃的な性格から敵視する人も多いです。
先ごろFacebookで「障害児を出産するのは、出産前の生活管理を行わなかった親の責任」と記載して、炎上していたようです。
(詳細はググればすぐに出てくるかと)
まあ私は信者でもなんでもないですが、ベンゾジアゼピンを断薬するにあたり、考え方を参考にはさせてもらいました。
今回の発言に対しては何の意見もありませんが、この人の言うことを医師の意見だからと言って、「全面的に正しい」とか「絶対間違い」とか考えて、目くじら立てること自体ナンセンスです。
一人の人間の発言が全面的に正しい、間違いなんてことはありえない。
発言や情報に納得がいき、有用だと感じれば、それを選択して信じて取り入ればいいだけの話。
むしろ信者と言われる者は、かつて精神科医を全面的に信じて、精神薬を多剤服用してにっちもさっちもいかなくなって、
それに懲りて、今度はそこを糾弾してくれる内海医師を全面的に支持するという、「全面依存」する対象を変更しただけのケースが多いように思います。
そこに自分の考え方、選択が入っていないなら、本質的には何も変わっていない。
また違ったエビデンスが出て来たら、手のひらを返したように責任を押し付けるでしょう。
内海医師を正当化するつもりはないのですが、ご本人もブログで言われています。
***引用***
内海は内海であり正しいものなどこの世界には何もなく、であるがゆえに自分が良いと思う選択を重ねていくのみである。
この人の人格と言うか、物言いには問題があると思いますが、
引用で示した考え方は私は同意しますし、だからこそ断薬をして社会復帰(完全ではないですが・・)できたのだと信じています。
不特定多数が閲覧できる状態で、またそれだけ影響力がある人が発信するには責任が伴うのかもしれませんが、
面と向かって強制されたわけでもなし、正しくないと感じるならば選択しなければいいだけのこと。
自分に対してもまだまだ問い続けていかなければいけないことではありますが、
他人に任せ切らず、他人のせいにはせず、自分の選択を信じて継続することが、断薬のために重要なことと感じています。
反精神医療の急先鋒で、多くの信者を抱え、断薬の指導を行うクリニックを運営する内科医ですが、
極端な決めつけ発言や、攻撃的な性格から敵視する人も多いです。
先ごろFacebookで「障害児を出産するのは、出産前の生活管理を行わなかった親の責任」と記載して、炎上していたようです。
(詳細はググればすぐに出てくるかと)
まあ私は信者でもなんでもないですが、ベンゾジアゼピンを断薬するにあたり、考え方を参考にはさせてもらいました。
今回の発言に対しては何の意見もありませんが、この人の言うことを医師の意見だからと言って、「全面的に正しい」とか「絶対間違い」とか考えて、目くじら立てること自体ナンセンスです。
一人の人間の発言が全面的に正しい、間違いなんてことはありえない。
発言や情報に納得がいき、有用だと感じれば、それを選択して信じて取り入ればいいだけの話。
むしろ信者と言われる者は、かつて精神科医を全面的に信じて、精神薬を多剤服用してにっちもさっちもいかなくなって、
それに懲りて、今度はそこを糾弾してくれる内海医師を全面的に支持するという、「全面依存」する対象を変更しただけのケースが多いように思います。
そこに自分の考え方、選択が入っていないなら、本質的には何も変わっていない。
また違ったエビデンスが出て来たら、手のひらを返したように責任を押し付けるでしょう。
内海医師を正当化するつもりはないのですが、ご本人もブログで言われています。
***引用***
内海は内海であり正しいものなどこの世界には何もなく、であるがゆえに自分が良いと思う選択を重ねていくのみである。
この人の人格と言うか、物言いには問題があると思いますが、
引用で示した考え方は私は同意しますし、だからこそ断薬をして社会復帰(完全ではないですが・・)できたのだと信じています。
不特定多数が閲覧できる状態で、またそれだけ影響力がある人が発信するには責任が伴うのかもしれませんが、
面と向かって強制されたわけでもなし、正しくないと感じるならば選択しなければいいだけのこと。
自分に対してもまだまだ問い続けていかなければいけないことではありますが、
他人に任せ切らず、他人のせいにはせず、自分の選択を信じて継続することが、断薬のために重要なことと感じています。
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Comment 2
Otsay
こんにちは。
先日、書店にいったら、オカルトに近い分野に内海さんの本が並んでいて、内容も分野的には、そっちに近いことに言及してました(医療関係に問題提起してる人だと思ってましたので)。
>先ごろFacebookで「障害児を出産するのは、出産前の生活管理を行わなかった親の責任」と記載して、炎上していたようです。
この発言は、このブログで知ったのですが、ちょっと前なら、憤慨してたように思いますが、今は、それほど気になりません。最近、体の凝りが、大きく解消されて、憤慨することが減ったように思います(思うところはあっても、いちいち怒らないといいますか)。
内海さんが、上のような問題になりそうな発言をしたり、ネットや本で積極的な活動をしてることには、少なからぬ違和感がありますが、いろんなことを突き詰めて考えていくと、何一つ確実に確かめることができないという(内海さんもその前提で語っているように思う)ことにはなるのかなと思ってしまいます。
昨日だったか、この宇宙が3分前に創られたもので、それを創ったものが私だとしても、それを絶対的に否定することはできない(記憶なども全部調整したりして)んだろうなとか思ってネットみたら、「この世界は5秒前に俺が作ったといった」書き込みかなにかみて、中二病の人は、同じこと思うんだなと。。。
長々と与太話を書いてしまいましたが、
「それに懲りて、今度はそこを糾弾してくれる内海医師を全面的に支持するという、「全面依存」する対象を変更しただけのケースが多いように思います。」
というのは、ありがちに思いますので、気を付けないといけないと思いました。
2015/06/22(Mon) 11:15
CaliforniaRocket
Re: タイトルなし
> Otsay さん
こんにちは。
ブログの更新が滞っていたから、何かトラブルかなと心配しました。
お変わりないようで何よりです。
私も様々なことに腹を立てて、逆に自分を消耗していたように思いますが、Otsayさんと同じで、少し体調が改善してきたらいちいち食いつかなくてもいいわって感じで、穏やかになったように思います。
きっと余裕が出てきたんでしょう、お互いにいいことなんだと思います。
「全面依存」の話も近いところがあると思うのですが、
些末なことは、「正解なんてわからないんだから、言わせておけばいいんだ」と、少しでも思えるようになったことは余裕を産んでいます。
きっと「全面依存」しかない人は、余裕がなくそれしかできないのだと思います。
自分と違う立場を、全否定することでしか存在を維持できないと言いますか・・
余裕を産むことで、スパイラル的に良い方に向かっていけるような期待感があります。
Otsayさんと知り合ってから2年ほど経つと思いますが、その時から比べるとお互いに心身ともに回復したんだなと感慨深いですね。
2015/06/22(Mon) 16:00