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Referendum
このところのパターンなのですが・・・

休日のうちに体調を崩し、ウンウンと唸って寝込むんですが、平日になるとなんとか持ち直して会社に行くと・・
なんかなあ・・人生詰まんねーなって思う反面、結果的には休日にリカバリーしているわけですから、喜ばしいことかななんて考えたりして。

まあ、偶然なんでしょうけれどね。
今回も休日は関係なく、今日になって気温が幾分下がったことが原因であることは、ほぼ間違いないんでしょうけれど。
それでも朝の風がなんとなく爽やかに感じられるというのは、通勤であっても幸せです。

さて今日は時事ネタですが、昨日結果が出た大阪都構想の住民投票について感じたことなどを書こうかなと。
維新の党や大阪都構想に関しては支持でも不支持でもありません。
現時点では東京都民ですし、直接は関係ないですからね。
でも、大阪市に居住したこともあり、地元も近いので、住民がどういう判断をするか興味をもって見ていました。

今回は既得権益を守りたい反対派と、それを壊したい賛成派という対立構図になっていたようです。
本質はわかりませんが、反対したのが60歳以上のシニア層、若者は賛成に回ったということはそういうことかなと。
そういった中で、反対賛成、ほぼ拮抗したわけですから、大阪では市政に対する意識は随分と上がったかななんて思いました。

メリットデメリットはあったんでしょうが、それは置いておいて、ちょっと違った視点で書かれているコラムがありました。
“都”の前には“未知”がある

この大阪都構想が、少なからず「東京都」を意識して議論されていると感じるのは私だけでしょうか?
元々が関西人だからわかるのですが、大阪の人間は「東京がなんぼのもんじゃい」という意識が強いです。
阪神タイガースファンが、読売ジャイアンツを特に毛嫌いするのもその構図ですね(^^;

大阪都構想を議論する際に、東京都の特別区の例が引き合いに出されていました。
現在経済的に苦しい大阪市ですが、大阪と東京の制度を比較してその繁栄と衰退を論じることは意味がないとしています。
もちろん、東京が繁栄しているのは都制度がありきではなく、日本中の大企業が集まってきているからです。

人材に関しても、東京の人材が頑張っているのではなく、全国から集まった優秀な人材が「TOKYO」という舞台に集まっているわけです。
そう考えると「TOKYO」は、都民にとっても地元意識がなく、「東京」という地域ではなく、抽象的で巨大な「現象」のようなものだといっています。

概念的なな例がわかりやすかったのですが、
「TOKYO」は「日本代表」、「大阪」は「都道府県代表」、張り合うステージが違うと・・
「阪神タイガース」が、「侍ジャパン」に競争意識を持つようなものですね。
別次元のリーグなんですから、張り合うんじゃなくて、それぞれの特徴を活かした目標を設定するべきだと。

東京と大阪の両方に住むと、全く質が違う街ということがわかるのですが、
なまじっか「2番手の都市」という自負があるだけに、同じモノサシで張り合いたくなるんですね。
今回の都構想反対の住民投票が良かったのか悪かったのかはわかりませんが、ぜひとも大阪の強みを活かした活動を進めていってもらいたいです。

取ってつけたようですが、復職を果たして・・
これまでも、先に昇進した同朋・後輩と張り合ってしまって、焦りを感じていたのですが、
決して違う次元の比較をせずに、私も自らの強みを意識して活動できたらなと思いました。
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