今日も呼ばれて、会社まで行ってきました。
今回は復職して所属する部署の説明でしたが、復職を目前にしていよいよ具体的な話が増えてきています。
打ち合わせを終えて帰ろうとしたら、友人から声をかけられました。
実はその友人も休職中で、たまたま面談に来ていたところでした。
私は(このまま事故がなければ)もうすぐ復職できそうですが、その友人はもう少し時間がかかるということでした。
長期休職している者は疾病手当金という月々の手当をいただいており、随分と助かっております。
ただ、当然のことながらいつまでも遊んでお金をいただけるほど甘くはありません。
休職の期間や、職制によって違うので一概に比較はできないのですが、休職が長くなるとどんどんと減額されていきます。
その友人は近々、手当金が10万円ほど減額されそうだと嘆いておりました。
立場によってはもらえなくても仕方がないお金なので、いただけるだけでもありがたいのですが・・・
扶養家族がいたり、家のローンがあったり、それぞれ月々の収入を予定して生活設計していますので、いきなり収入が減るとなると頭を抱えてしまうのは理解もできます。
そんな状況のなか、その友人もいろいろと考えているようで、それだけ月々の収入が減るなら、早期退職制度を利用して一時金をもらって退職しようかどうか悩んでいました。
ご存知のように、早期退職制度とは定年まで働き続けられる権利を放棄して、早めに退職する分、退職金に幾ばくかのお金を上乗せしてもらう制度です。
こうやって休職が長くなると収入面の損得勘定をしてしまいます。
ただ冷静に損得を考えたら、いくら当面の収入を下げられても、今の会社にしがみつく方が得に決まっているんですよね。
多少の一時金をもらってもすぐになくなるし、収入は減らされているとはいえ、その間の社会保険(健康保険・年金)の半額は会社が負担してくれているわけですから。
ただ金銭面の損得だけではなく、仕事を辞めることによる精神的な解放感といったメリット(職場のいじめが辛いという人もいますから)も考えますからね。
私も今でこそ復職することを第一に考えていますが、調子が悪かったときって、辞めることばかり考えていて、それで何か解決するような感覚でいました。
逃げるといえば言葉は悪いですが、収入が下がってしまう、復職したら職場で辛い目に合うという現実に耐えられず、そこを見ないようにしようとするんでしょう。
決してそれで問題は解決しないんですけれど。
いくら収入が減ろうが、それが現実なら受け入れなきゃいけない。
そこから逃げたら、おそらく新たにもっとつらい現実が待っているだけ。
しかし精神疾患などで長期休職しているものは、そんな当たり前なことに気が付かないふりをしてでも、その場から逃げ出したいんですよね・・・
どうも目先のことしか見えなくなって、長期で見た損得勘定ができなくなりがちです。
個人個人で立場も、事情も違いますから、こうすべきということはないんですけれど・・・
友人と話していて、視野狭窄に陥らないように注意しなきゃなと再認しました。
今回は復職して所属する部署の説明でしたが、復職を目前にしていよいよ具体的な話が増えてきています。
打ち合わせを終えて帰ろうとしたら、友人から声をかけられました。
実はその友人も休職中で、たまたま面談に来ていたところでした。
私は(このまま事故がなければ)もうすぐ復職できそうですが、その友人はもう少し時間がかかるということでした。
長期休職している者は疾病手当金という月々の手当をいただいており、随分と助かっております。
ただ、当然のことながらいつまでも遊んでお金をいただけるほど甘くはありません。
休職の期間や、職制によって違うので一概に比較はできないのですが、休職が長くなるとどんどんと減額されていきます。
その友人は近々、手当金が10万円ほど減額されそうだと嘆いておりました。
立場によってはもらえなくても仕方がないお金なので、いただけるだけでもありがたいのですが・・・
扶養家族がいたり、家のローンがあったり、それぞれ月々の収入を予定して生活設計していますので、いきなり収入が減るとなると頭を抱えてしまうのは理解もできます。
そんな状況のなか、その友人もいろいろと考えているようで、それだけ月々の収入が減るなら、早期退職制度を利用して一時金をもらって退職しようかどうか悩んでいました。
ご存知のように、早期退職制度とは定年まで働き続けられる権利を放棄して、早めに退職する分、退職金に幾ばくかのお金を上乗せしてもらう制度です。
こうやって休職が長くなると収入面の損得勘定をしてしまいます。
ただ冷静に損得を考えたら、いくら当面の収入を下げられても、今の会社にしがみつく方が得に決まっているんですよね。
多少の一時金をもらってもすぐになくなるし、収入は減らされているとはいえ、その間の社会保険(健康保険・年金)の半額は会社が負担してくれているわけですから。
ただ金銭面の損得だけではなく、仕事を辞めることによる精神的な解放感といったメリット(職場のいじめが辛いという人もいますから)も考えますからね。
私も今でこそ復職することを第一に考えていますが、調子が悪かったときって、辞めることばかり考えていて、それで何か解決するような感覚でいました。
逃げるといえば言葉は悪いですが、収入が下がってしまう、復職したら職場で辛い目に合うという現実に耐えられず、そこを見ないようにしようとするんでしょう。
決してそれで問題は解決しないんですけれど。
いくら収入が減ろうが、それが現実なら受け入れなきゃいけない。
そこから逃げたら、おそらく新たにもっとつらい現実が待っているだけ。
しかし精神疾患などで長期休職しているものは、そんな当たり前なことに気が付かないふりをしてでも、その場から逃げ出したいんですよね・・・
どうも目先のことしか見えなくなって、長期で見た損得勘定ができなくなりがちです。
個人個人で立場も、事情も違いますから、こうすべきということはないんですけれど・・・
友人と話していて、視野狭窄に陥らないように注意しなきゃなと再認しました。
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Comment 2
Otsay
こんにちは。
CaliforniaRocketさんは、以前、ご自身の勤務先をホワイト企業と書かれていたと思います。記事を拝見する限り、福利厚生は手厚い企業のように感じます(以前は大企業であれば普通だったのかもしれませんが)。
>その友人は近々、手当金が10万円ほど減額されそうだと嘆いておりました。
扶養家族がいたり、家のローンがあったりすれば、大変ですよね。これ感覚は普通だと思います。しかし、今の世の中、真面目に平日働いて、手取り10万円という異常なことが普通になってきていますので、以前の普通が超絶勝ち組になってますよね。
日本の富を海外に流すことが役割の竹中平蔵などは「正社員はなくしましょう」ですものね。
このままいくと、ホワイト企業(福利厚生なども含め)は、絶滅するのだろうなと思っています。
記事にあまり関係のないことを書いてすいません。
2015/04/18(Sat) 08:25
CaliforniaRocket
Re: タイトルなし
> Otsay さん
こんにちは。
経営者に都合のいい政策が当然になってくると、福利厚生を含む待遇を悪化させても、文句を言う風潮は減りますものね。
しかも、「その代わりに、頑張った人の処遇は良くして、メリハリを付けます」というのが決まっての謳い文句です。
そんなのさじ加減でどうでもなりそうですが、そういわれたら「自分も努力します」としか言いようがないですものね。
そこで逆らったら、「おまえは初めからサボるつもりだから、そんなこと言うんだろう」と突っ込まれそうです。
得をする人がいれば、損をする人もいる、それが政策であったりルール、決まり事であったりするわけで、
私自身も得をしているルールがあるでしょうから、なんでも一概に反対できないのでしょうが・・・
庶民にとっては決して喜ばしいことではないと思うのですが、「頑張った人には・・」という耳触りのいい言葉に感覚がマヒしてしまうのでしょうかね?
負け犬の遠吠えになってしまうかもしれませんが・・・・
2015/04/18(Sat) 13:48