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Self-responsibility
イスラム国に拘束された、二名の邦人に対して、ネット上では様々な議論が繰り広げられているようです。
よく見受けられるのだが、「渡航禁止や注意喚起がある中、危険を承知で勝手に行ったのだから、自己責任」というものです。

みんな「自己責任」という言葉が好きですね(^^;
本当にそう思っているのか、安倍内閣・自民党が好んで使う言葉ですので、知らずのうちに言わされているのかわかりませんが・・・
まあ、個人がネットに自己責任論を書きこむのは大して責任がないと思いますが、政府の人間はいくら拘束された方が「勝手」に行ったとしても、「自己責任だ」なんて発言は止めてもらいたいものです。
責任があろうがなかろうが、全力で外交交渉し何とか助け出そうとするのが「政府」に役目・仕事なんですから。

「自己責任」で切り捨てるなら「政府」なんていらないと思います。
「政府」がそれを言うのは、お二人が助かってからではないでしょうか。

かく言う私も「自己責任」という言葉をブログでよく使います。
  断薬するなら自己責任で
  薬を飲むのも自己責任です

みたいな感じですね。

前置きが長くなってしまいましたが、今日のお題は「断薬と自己責任について」です。

私は他のことでも「自己責任」という言葉を使うときがあります。
「震災」のことに関してです。
  復興するためには、他人に頼らず自己責任で
とかいう風に使っています。

もちろんわかっていただけると思いますが、
  手を差し伸べてくださる援助は無意味で、すべて自分でやりましょう
なんてことを言うわけでもありませんし、ましてや
  被害にあわれた(特にご家族を亡くされた)方は、自己責任で頑張ってください
なんてことを言いたいわけではないのです。

なんでもかんでも「自己責任」と言いたいわけではなく、自分が被害を被ったことに関しては自己責任と考えようと心に決めているということなのです。

震災の加害対象は「自然」ということになります。
いくら怨もうが、クレームを付けようが、変わらないことはわかっています。
どんなに考えても不条理で、自分は全く悪くないとしても、その変わらない加害対象に怒りを持って行けばやるせない気もちが残るだけです。
賛否はあるかもしれませんが、だから「自己責任だ」と自分を納得させ、そこから前に歩いていこうとしているのです。

被害にあったことは、決して自己責任ではありませんが、
そこから立ち直ろうとする行為は、自己責任でしかないのです。
立ち直ろうとする途中で、他人に頼る、他人のせいにする気持ちが入ってしまって動けなくなってしまっている方を多く見てきました。

だから意地のようになっているのかもしれませんね・・
理不尽な被害を受けたら、自己責任だと思って頑張れ」と。

断薬に対する考え方もこれによく似ています。
確かに何の根拠もなく、麻薬同然の精神薬を処方し続けた精神科医は酷いです。
まだ精神症状や身体症状が残る中、クスリに頼った方が良いのか、副作用を嫌って止めた方が良いのか?
お詫びとして医者に指導してもらいたい気持ちは痛いほどわかります。

薬害被害の責任の所在が「自分」にないことは明白ですが、
加害対象である「医者」は、「震災」と同じように変わるわけでも、薬害を認めて指導してくれるわけでもありません・・残念ですが現時点では・・・
だったら、「仕方がない、次善策として自己責任で立ち直るか」ということになりました、私の場合。

本来「自己責任」とは、他人に向かって非難する言葉ではなく、自分に向けて「覚悟を決める」ための呪文だと考えています。
「薬を止めたことは自分の責任であって、どんなことがその後あっても、その結果は受け入れる」

断薬ブログを読んで、鵜呑みにして断薬して、症状を悪化させた挙句、自殺された方がいて、「お前ら、どう責任取るんだ」って論調のブログがありましたが・・・
別に責任逃れも、断薬を勧めもしません。
だって私だってリスクを背負って、断薬しましたから、あなたも自己責任でしょ。

なんてことを書いたら、イスラム国の拘束者に対して非難する「自己責任論者」と同じと言われますかね?・(^^;
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