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僧帽筋
復職のための訓練を始めてから、頭がボーっとして、疲労感が半端ないです・・・
頭痛やストレス球なんかの、治まってきた症状も出てきたりで、脳・メンタルに負担がかかっているんじゃないかなんて考えて、少し鬱々と過ごしていました。(これまでにない刺激

訓練を始めてから、昨日が初めてのカイロ治療でした。
先生に、「辛いんですよ、寝られないんです」「頭がボーっとして、パニック障害を起こしそうなんです」なんて弱音を吐いていたんですが。

いくらかは予想していたんですが、肩と頸の筋肉がガチガチ、コリコリ・・
  あんた、そりゃこれだけ固まっていたら、頭に血がいかないし、ボーっとするし、疲れるわ!

僧帽筋は感情筋だから」って言われました。
僧帽筋とは肩から背中にかけての筋肉です。

僧帽筋

肩こりに係るのはここだけではないですが、影響は大きいです。
そしてこの僧帽筋、感情に非常に左右されるというか、「恐怖」や「警戒」といった感情を抱くと、緊張して縮こまるそうです。
それが長時間継続されると、自ずと筋肉はガチガチに凝ってしまうと。

この数日間の訓練で、よほど緊張、警戒していたんでしょうね・・
ちょっとやそっと体操しても疲れが取れないわけだ。

そして2時間たっぷり、筋肉をほぐしてもらい頸を矯正してもらったら、嘘のようにスッキリしました。
急に血行が戻ったためか、しばらくは頭が熱くてボーっとしていましたが、睡眠もしっかりとれました。

昔であれば、これだけ頭に疲労感があって、いざすればパニック症状を引き起こしそうというときには、頓服としてベンゾジアゼピンを飲んでいたように思います。
しかし、こうやって肩こりが原因だと考えると、この安定剤を飲むという行為が、即効性はあるけれども的外れであることがわかります。

無理やり頭をボーっとさせるんだから楽にはなるでしょう、筋肉の弛緩効果もありますからなおさらですね。
でも根本の原因が、緊張が持続することによって筋肉が硬直することだったとしたら、安定剤飲んでも症状は繰り返されますよね。

これを治すには、人間の順応力を利用して、緊張しないように慣らすしかないということです。
いま行っている、訓練と言いますか、復職のためのリハビリも考え方は同じです。

先生には、こうも言われました。
  リハビリに逃げ道を作ってはだめだよ

リハビリには、骨折などの外科的なものから、脳梗塞などの機能不全によるものなどいろいろとありますが。
どのリハビリであっても、例外なく辛いものだと。

足が動かない状態から、無理やり足を動かすように訓練するわけです。
そりゃあ、痛みも半端ないでしょうし、精神力も求められます。
痛みは人間にとっての、防衛反応であったりします。

しかし、それを継続させることで、身体がそれを当たり前だと認識して慣れるようになります。
それがリハビリの根本的な考え方で、その効果はクスリなんかにない、自然治癒力に沿ったものです。

こうやって考えると、「体罰教育」に近いというか、「精神論」「根性論」ですね。
嫌いな人は嫌いかもしれませんが、私は理に適っていると思います。

今はリハビリ行為の反動で、不眠や頭痛などが出ているのでしょうが、辛さを耐えて、定められた行動をすることが治療です。
もちろんここで無理のしすぎはいけませんが、「辛いから止める」と言っていてはいつまでたっても進歩がないのも事実。
社会生活に戻れるかどうかは、ここの辛抱にかかっているように思います。
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