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高校生もオッサンも一緒
涼しく過ごしやすい日が少しずつ増え、夏も終わりに近づいてきました。
夏の風物詩である、全国高校野球選手権大会も大阪桐蔭高校の優勝で幕を閉じ、野球好きの私からしたら、何だか寂しい感じがします。

大阪桐蔭高校だけではないのですが、高校野球の有力校では他都道府県出身の、いわゆる越境入学選手が増えてきており、これまで「郷土の代表」という感じで応援していたのが、多国籍軍のようになって地域性がわからなくなってきています。
ちなみに大阪桐蔭高校のベンチ入りメンバー18人の出身県は、大阪7人、福岡4人、兵庫3人、奈良2人、広島・愛知1人となっており、全国から集めている感じです。

大阪桐蔭高校の場合、1学年の選手が20人ということです。
強豪校にしては少ないなと思っていましたが、その20人すべてが監督が直接中学時代の選手を視察に行き、スカウトした選手だそうです。
昔はどうだったかわかりませんが、「僕は大阪桐蔭高校に進学し、野球部に入って、下積みから努力して甲子園を目指すんだ」なんてスポ根ドラマはありえないということですね。
大阪桐蔭高校で野球するには、まず監督が見学に来てスカウトされないと入り口にもたどり着けないという・・

今の時期ちょうど、ジャイアンツカップという中学のクラブチーム(学校ではない)の全国大会が開催されているようで、CSで放送していたので見ていたんですが。
中学3年生で身長180センチ、体重80キロ、投手は135キロからの速球を投げる・・って、もう子供のやることじゃないですよ(^^;
大の大人だって120キロ出たら、草野球ではほとんど無双状態ですから。

聞いた話では、有力な選手のもとには、中学2年生の時点で、100を超える強豪校からの誘いがあるそうです。
甲子園が高校の宣伝活動、完全に経済活動になってしまって、本来の「球児の夢」ではなくなってから久しい感じがします。
しかし当の選手も、高校野球の後に続く大学野球やプロ野球を意識しているでしょうし、注目され高い確率で次のステップへと進めるこのシステムを望んでいるのでしょう。

私はこんな売り手市場に身を置いた経験がないのでわかりませんが、これだけ誘いが来ているってどういう気持ちで、そして何を基準にして進路を決めるんでしょうね。
しかし、一生ちやほやされることなんてほんの一握りで・・・
中学の時に高校からスカウトされる選手が100人いたとしても、次のステップであるプロから声がかかるのは10人いるかいないか・・

若い時期にこれだけちやほやされた人間が、数年後ほとんど見向きもされなくなるなんてことが茶飯事で。
挫折って言えばありきたりですが、その時にメンタルの切り替えって、半端なく難しいだろうななんて想像してみたりして。
大した成功もしていない自分だって、大学、就職、そして健常な時にした仕事にプライドを感じ、
メンタルの病気後、まっとうに下される他人の評価に対して、「こんなはずではない」と悩んでいる。

成功体験が大きいほど、そのギャップが大きいってのは想像に難くないが。
評価は「過去の実績」と「将来の期待」とを、他人の目で判断して下されるものであって。
一度挫折した人生を立て直すには、「将来の期待」が客観的に見込まれていないということをちゃんと自覚して、これからそれを新たに築き上げるように努力する気持ちの切り替えが必要なんでしょうね。

この歳になって、あらたに積み上げていくというのは、本当にしんどいけれど。
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