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薬物依存を治療対象とする医療機関3
A病院(過去ログ、薬物依存を治療対象とする医療機関2参照)に行ってきました。
内容がわかりましたので、病院名を公開します。

新宿の河田町にある、
東京女子医科大学病院・神経精神科

主任教授の、石郷岡 純 先生です。(ほかの先生でも対応してくれるそうです)


  で、結論を先に書きますと・・・・

  「ベンゾジアゼピンの離脱症状は、耐える以外治療はない」そうです・・・

  なーんや、それ!!!

期待をさせてしまった方、申し訳ありませんm(__)m
ただ、得られることもありましたので、経緯をお知らせします。

まず、この石郷岡先生は
  ・ベンゾジアゼピンの離脱症状は存在する(個々により期間は異なる)
  ・ベンゾジアゼピンを断薬することは意味がある
ということは認めておられました。

いま、主治医と意見が食い違っており、たとえば「離脱症状など存在しない」と言われている方には意味があるのではないでしょうか?
少なくとも診断書は書いてくださるでしょうから、休職などの手続きは可能だと思います。

また、現時点でベンゾジアゼピンをやめたいと考えている方には、その支援をしてくれそうです。

不謹慎な言い方になるかもしれませんが、「アルコール中毒の患者が禁断症状をおこすからと言って、その禁断症状を抑える治療はない」というのが、先述した「耐える以外は治療がない」ということです。

逆にこのままで我慢していれば、いずれ症状は治まるよ!、と言ってくれたわけで、それだけでも気持ちは軽くなりました。

  では、あとは何もせず待っていればいいのか?
  そうはいかない、というか、ここでもある見解が得られたと思ってます。

  私の現在の病態の症状は大きく括ると4つ
  ①頸部から後頭部にかけてのハリ(これが全ての元凶かも・・)
  ②睡眠障害(入眠できるが寝たら昼まで起きられない・・)
  ③胃腸の失調(消化が上手くいっていない)
  ④知覚過敏(眩しい・五月蠅い・不味いなど)

  これらの症状は、おそらく「離脱症状」「これまでの症状」の混合である。
  「これまでの症状」とは10年来の鬱が治っていないということですね。

「これまでの症状」と言われて、「また薬を飲ませる気だな?」と身構える人は多いと思います。

しかし、ベンゾジアゼピンは症状を抑えるだけの薬で治療効果はないので、やめられるならやめた方がいい」ということを認めたうえで、「治っていない、鬱の症状は抗鬱薬(+α)でしっかり治す」と仰っているのです。

  「信頼」がなければ改善はありえません。
  私は(現時点では)、この考え方を支持したいと思います。

そのうえで、
③④は典型的な離脱症状として現れるもので、治まるのを待てばよい。
①②は離脱症状だけの場合があるが、「これまでの症状」を強めている可能性がある

とくに①は源疾患として、20年前の交通事故のムチウチから鬱に発展したと考えられる(鬱診断の前から微かでも症状があったのなら、それが残っている)。
もっともだと思いました。

  では、10年以上完治(寛解)に至らなかった私の鬱をどう治療するのか?
  石郷岡教授から言わせれば、よくある薬物処方ということです。
  私も長年の治療のなかで試したことがあったかもしれません。

  「通常の抗鬱薬に加えて、一種の向精神病薬を追加する」

端的に言うと、今飲んでいるリフレックス(NaSSA)またはサインバルタ(SNRI)に加えてセロクエルとかエビリファイを処方するというもの。

セロクエルは主に統合失調症のお薬で、脳内のセロトニン、ドーパミンに働きかけて気分の安定を図ります。
エビリファイもこれに近く、統合失調症・躁鬱病のお薬で、気分の安定を図ります。
(簡略化してはしょってます・・・(^^;)

難治性鬱病の場合、抗鬱剤単体では得られない、さらなる効果をこれらに期待するということです。


  でも先生・・・、
  私、昔エビリファイ飲んで、とんでもないアカシジアが出て
  
  たった二日で断念しているんですけど~

副作用、大丈夫かな・・・・

結局、今日はお薬をもらわず、元のクリニックで通院を継続することになりました。
離脱症状に治療がなく、待つだけとしたら、普通に鬱の治療はどこでも出来ますしね。

まあ、でもこれで治療の方針は決まりました。

あと数カ月後になるのか、1年後になるのか・・・
離脱症状が治まって消えたときに、どういう状態でいられるのか?どういう症状が残るのか?

これが本当の再出発のスタートラインに立てると信じつつ治療を継続します。


「薬物依存を治療対象とする医療機関」という観点で考えた場合。
直接の治療方法が見つからなかった点は残念ですが、先述したように、「離脱症状は治まるもの」と30分以上時間を割き、エビデンスを持って真摯に納得のいく説明していただいた点では、私にとって意味のある診察でした。

他人にお勧めかどうかは、個人の考え方がありますので答えはありませんが。
ひとつの選択肢にされてはいかがでしょうか?
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