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慣れと油断
先日の「大したことはない」の続きみたいになってしまいますが・・・
人間、慣れるとなめちゃうところがありますよね。

私は大学で工業化学を専攻していました。
「化学」と一言で表せないくらい範囲は広いのですが、一般の方々に比べて薬品を扱う機会は多かったんですね。
たとえば有機溶剤、具体的に言えば有名どころではベンゼントルエン、そのほか、THFであるとか有機塩素系のトリクロロエチレンとか・・
ベンゾジアゼピンの解説記載で「油溶性」という言葉を聞かれることがあるかと思うのですが、「油に溶け込む」と思われている方も多いかもしれませんが、間違いではありませんが化学的には「有機溶剤に溶けやすい」ということになります。

それはさておき、有機溶剤のほとんどは揮発性であり、実験などしていても換気をちゃんとしていないと大気中にどんどん成分が揮発して溜まっていきます。
化学を専攻し、実験などしていた人間は、この揮発成分を吸い過ぎて、クラっと立ちくらみをした経験が一度ならずにあるはずです。

この成分は、体内に入ると有毒なので、肝臓でそれを処理しようとします。
アルコールと同じで、一気に吸い過ぎ(摂取しすぎ)ると、処理が追いつかず、中毒症状を起こすのですね。
酷い場合には、意識昏倒して救急車を呼ぶ羽目になります。

しかしこれまたアルコールと同じで、人間慣れてくる。
少々、有機溶剤を吸ってもクラっとしなくなります。
この慣れが曲者で、どうしてもなめてしまう・・・
有機溶剤とか薬物とか・・実際、怖いものなんですけれど、大したことはないと油断してしまいます。

私が、ベンゾジアゼピンを含む薬物全般に対して軽い気持ちでいたのは、こういった化学薬品なんてこんなもんだという、慣れというか侮る気持ちががあったのは疑いようもありません。

今日のYAHOOニュースで、先日、新宿の路上で集団昏倒の騒ぎを起こした、明治大のサークルが廃部になったというニュースが掲載されていました。
これは最近話題の薬物ではなく、アルコール中毒だったようですが。

学生時代、若い時代、無茶をするからと言う意見もありますが、アルコールを摂取して嘔吐、意識混濁などの問題を起こす者が多々いました。
それが年齢を重ねるにしたがって、もちろん分別をわきまえたということもあるのでしょうが、人前で大きな失態はしなくなりました。
しかし、これは全面的に喜んでいいことなんでしょうか?

もともとは、ピュアな人間(未成年)が飲めば、意識をなくすほどの害のあるものだったわけですよ、
それを摂取しても何ともない身体に変わってしまっていると思うと、逆に恐ろしさも感じるのですが・・・
耐性ができて毒に強くなったとも考えられますが、慣れることから、意外な油断をしないように気をつけたいものです。
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2014/07/19(Sat) 19:12

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2014/07/19(Sat) 19:41

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CaliforniaRocket

Re: ノニジュースはどうなんでしょう?

> 鍵コメさん

はじめまして。
コメントありがとうございます。

私もノニジュース、飲んでいたことがあります。
ただ断薬前のことですけれど。

身体にいいと勧められて、半年ほど続けて飲んでいましたが、あまり効果を感じなかったのでやめてしまいました。
離脱症状に効果があるのかどうかはわかりません。
人によっても必要な栄養素は違うでしょうし、症状も違うでしょうから、効いたならば自分に合っていたんだなと思えばいいし、
まあ、過大な効果を期待せずに続けてみられたら良いのではないでしょうか?

レキソタンもロヒピノールも、早く止められたらいいですね。
またコメントくださいね。

2014/07/19(Sat) 21:39

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