覚せい剤所持ならびに使用容疑で逮捕された、ASUKA容疑者の報道がいまだにテレビを賑わしています。
おそらく多くの方が他人事、自分とは関係ないと考えているでしょうが、本当にそうか?
私たち、精神薬の常用量依存に苦しむ人間もいるわけで、その方々は自分がジャンキーであるなんて自覚がないまま、
気が付いたら禁断症状が出ていた、止められないなんて苦労をしているわけで、あながち他人事でもないわけです。
何度もこのブログで書いたように、ベンゾジアゼピンに代表される依存性向精神薬=麻薬であるかどうかという議論はしないでおきます。
手術の時に、「麻酔は身体に悪いから無しで手術しろ」というのはナンセンスなことです。
人により事情も違いますから、その薬を必要としている方がいることは理解していますし、個人が判断すればいいことです。
しかしここは、精神薬を断薬するためのブログですし、敢えて書きたいと思います。
まず麻薬は所持・使用とも法律で禁止されています、ベンゾジアゼピンは認められているという絶対的な違いはあります。
しかし、人体への働き方は非常に似ている。
そして依存性を形成し、耐性とともにどんどんと量が増えていき、止めようとしたら酷い禁断症状が出るということにおいては、法律云々関係なく、両者ともに似たような症状を呈するということです。
今回のASUKA騒動で、結果的に注目されたのは、薬物の問題を抱える仲間が回復を目指して集まる場を提供している、「日本ダルク」の存在だと思います。
今日の午前中のワイドショーだけでも、「茨城ダルク」と「館山ダルク」そしてそれに付随する、「ナルコティクス・アノニマス(NA)」の存在と、そこで共同生活を送る覚せい剤依存者が紹介されていました。
そして誤解してほしくないのは、この「日本ダルク」の守備範囲は、決して覚せい剤等の「麻薬中毒」だけではなく、ベンゾジアゼピンなどの依存者も少なからずお世話になっていることです。
ダルクの関係者がつぶやいたことです。
「禁断症状は、一生続くのです」
それは痙攣であったり、幻覚であったり、フラッシュバックであったり・・
もちろん程度の差はあるかもしれませんが、ダルクに集って仲間とともに再発に耐えている方々は、
その襲いくる禁断症状と戦いながら、耐えていることが紹介されていました。
一度、麻薬に手を出したらおしまいで、一生、この苦しみに耐えなければならない。
だから、決して麻薬に手を出したらいけない。
そういう論調での報道でした。
冒頭で書いたように、他人事に感じている方が多いでしょうが、安易に睡眠剤、それも合法と言われるものに手に出しても同じような苦しみを味わうということを知らない人が多すぎます。
私だって、断薬すでに1年とはいえ、その辛い禁断症状が出るたびに、どれだけ耐え忍び、また再服薬の誘惑と闘っているか・・
先述したように、百歩譲ってそれを必要とする人はいるのかもしれませんが、安易に服薬することがどれほど危険なことか。
麻薬の問題だけではなく、こういった問題を含む合法薬もあり、それで苦しむ人もいるのですよということを、
本当のことを言えば、さらにTV等の報道で取り上げてもらいたいものですが、利害関係がある以上それは難しいでしょう。
であれば、せめて偶然でもこのブログを見た、これから服用しようか迷っている方には気が付いてほしいと思います。
大きなお世話かもしれません。
正解なんて、結果が出るまでわかりませんから。
これを読まれて、「もしかしたら、ベンゾジアゼピンって麻薬同然の働きをするのでは?」と疑いを持たれた方だけが、アクションを起こせばいいのです。
先ほどのダルク関係者の方はこうも言っていました。
もちろん、麻薬使用・依存を念頭に置いた発言でしょうが、ベンゾジアゼピンだって同じことだと思います。
依存性薬物の使用者が行き着く場所は3つしかない
刑務所か
病院または施設(ダルク)か
死体安置場・・・・
おそらく多くの方が他人事、自分とは関係ないと考えているでしょうが、本当にそうか?
私たち、精神薬の常用量依存に苦しむ人間もいるわけで、その方々は自分がジャンキーであるなんて自覚がないまま、
気が付いたら禁断症状が出ていた、止められないなんて苦労をしているわけで、あながち他人事でもないわけです。
何度もこのブログで書いたように、ベンゾジアゼピンに代表される依存性向精神薬=麻薬であるかどうかという議論はしないでおきます。
手術の時に、「麻酔は身体に悪いから無しで手術しろ」というのはナンセンスなことです。
人により事情も違いますから、その薬を必要としている方がいることは理解していますし、個人が判断すればいいことです。
しかしここは、精神薬を断薬するためのブログですし、敢えて書きたいと思います。
まず麻薬は所持・使用とも法律で禁止されています、ベンゾジアゼピンは認められているという絶対的な違いはあります。
しかし、人体への働き方は非常に似ている。
そして依存性を形成し、耐性とともにどんどんと量が増えていき、止めようとしたら酷い禁断症状が出るということにおいては、法律云々関係なく、両者ともに似たような症状を呈するということです。
今回のASUKA騒動で、結果的に注目されたのは、薬物の問題を抱える仲間が回復を目指して集まる場を提供している、「日本ダルク」の存在だと思います。
今日の午前中のワイドショーだけでも、「茨城ダルク」と「館山ダルク」そしてそれに付随する、「ナルコティクス・アノニマス(NA)」の存在と、そこで共同生活を送る覚せい剤依存者が紹介されていました。
そして誤解してほしくないのは、この「日本ダルク」の守備範囲は、決して覚せい剤等の「麻薬中毒」だけではなく、ベンゾジアゼピンなどの依存者も少なからずお世話になっていることです。
ダルクの関係者がつぶやいたことです。
「禁断症状は、一生続くのです」
それは痙攣であったり、幻覚であったり、フラッシュバックであったり・・
もちろん程度の差はあるかもしれませんが、ダルクに集って仲間とともに再発に耐えている方々は、
その襲いくる禁断症状と戦いながら、耐えていることが紹介されていました。
一度、麻薬に手を出したらおしまいで、一生、この苦しみに耐えなければならない。
だから、決して麻薬に手を出したらいけない。
そういう論調での報道でした。
冒頭で書いたように、他人事に感じている方が多いでしょうが、安易に睡眠剤、それも合法と言われるものに手に出しても同じような苦しみを味わうということを知らない人が多すぎます。
私だって、断薬すでに1年とはいえ、その辛い禁断症状が出るたびに、どれだけ耐え忍び、また再服薬の誘惑と闘っているか・・
先述したように、百歩譲ってそれを必要とする人はいるのかもしれませんが、安易に服薬することがどれほど危険なことか。
麻薬の問題だけではなく、こういった問題を含む合法薬もあり、それで苦しむ人もいるのですよということを、
本当のことを言えば、さらにTV等の報道で取り上げてもらいたいものですが、利害関係がある以上それは難しいでしょう。
であれば、せめて偶然でもこのブログを見た、これから服用しようか迷っている方には気が付いてほしいと思います。
大きなお世話かもしれません。
正解なんて、結果が出るまでわかりませんから。
これを読まれて、「もしかしたら、ベンゾジアゼピンって麻薬同然の働きをするのでは?」と疑いを持たれた方だけが、アクションを起こせばいいのです。
先ほどのダルク関係者の方はこうも言っていました。
もちろん、麻薬使用・依存を念頭に置いた発言でしょうが、ベンゾジアゼピンだって同じことだと思います。
依存性薬物の使用者が行き着く場所は3つしかない
刑務所か
病院または施設(ダルク)か
死体安置場・・・・
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Comment 4
にゃおくん
こんばんは。
かなり他人事ではないです。
しかも病院に行ったという報道で禁断症状と出たときはやはりそうなったか!と思いました。
行き着く先もわかります。
麻薬と同様の働きだと私も思いました。
だからこそ許せない所もあるのです。
合法とはいえ安定剤などがなくては通常の生活が送れなくなるのはかなり困ります。
2014/05/29(Thu) 00:18
CaliforniaRocket
Re: タイトルなし
> にゃおくん さん
この手の内容のことを書くときは気を使います。
実際にこの薬がなければ生活できないという方も少なからずいるわけで、その方たちを切り捨てるような、対案のない否定する内容を書いて意味があるのかって・・
「この薬は麻薬と同じだからやめるべきだ」と糾弾するだけではなく、「こうしていきましょう」という情報が書けるように。
あおるだけではなく、勇気を与え、利益を与えるブログを目指したいです。
2014/05/29(Thu) 21:24
にゃおくん
そうですね。
すみません(;o;)
主観的になってしまいました。
初めは治りたい一心で病院に行き処方された薬を真面目に飲んで、信じていたので裏切られたという気持ちがおこりすぎてこういう事を思ってしまうのです。
やはり、不特定多数の方が見る以上は主観的なものはダメですね。
2014/05/30(Fri) 11:30
CaliforniaRocket
Re: タイトルなし
> にゃおくん さん
いえいえ、誤解しないでください。
決してあなたを非難したわけではないんですよ。
自分は悪くないのに、理不尽な仕打ちを受けたわけですから、その感情は当然です。
私自身、こうしてブログを書いていて、同じ病気で苦しんでいる方、それもクスリを止められなくて困っている方を非難するようなことを書いていいのだろうかと、たびたび思うのですよ・・
現実としてクスリを必要とする方がいるわけで・・・
何かいい解決方法はないのか?
そんなことを考えてしまいます。
2014/05/30(Fri) 18:19