昨日はなんか上手く寝付けなくて、かつ朝起きる時にちょっと苦痛があって、やや不調かなと思いながらスポーツジムに行ったのですが。
大した負荷もかけていないのに、尋常ならざる発汗・・その後爽快。
具合が悪い時って汗をかきたいけれどかけない状態でいるとか、おそらくトリガーがかからないといった、身体機能が働かない状態なのかもしれません。
いつも言っていますように、辛い時こそ少々無理をしてでも、汗をかくような行動をすることが良いんだと再認識しました。
さて、今日取り上げたい話題は、健康診断などで判断基準にされる、「健康基準値」の大幅緩和について。
もうすでにブログに書かれている方もおられましたし、今週発売の「週刊ポスト」(なぜポスト?)でも取り上げられていました。
人間ドック学会が4月4日、血圧やコレステロール値、肥満度などについて、これまで異常値、治療が必要と規定していた数値を見直し、大幅に緩和された新基準値を発表しました。
具体的には
血圧:これまで130以上を高血圧としていたところを、148以上に緩和
悪玉コレステロール:121以上が異常としていたが、高齢女性で191以上に緩和
そのほか、中性脂肪なども大幅緩和
週刊ポストなんかでは、
「これまで飲む必要もない健康な人が、薬漬けにされていた」
「だいたい、基準値と言うのは専門家がみても正常値を規定する医学的根拠がない」
「製薬会社と医者の癒着が酷過ぎる」
などと、散々にあおっている状態でした。
コレステロールだけで言えば、これまでの基準だと「治療を要する」として患者とされていた人が、新基準だと十分の一くらいに減るそうです。
この数字だけ見たら、「健康なのに薬漬けにされた」と憤るのもわかりますね。
まあ、私もベンゾジアゼピンの処方に関しては、製薬会社と精神科医は酷過ぎると思っている立場ですから、
この件に関しても、「ほらみたことか、医者や製薬メーカーなんて、大した根拠もなく患者を作り上げているんだよ」といった思いもあるのですが。
しかし、数値が緩和されたことだけを取り上げて、「だから少々血圧が高くても心配しなくてもいいんだよ」とか「腹がでっぷりで、肥満でも、好き放題食べていたらいいんだよ」なんて自分を正当化するのは違う気がします。
医療すべてを否定するつもりはさらさらなく、成人病としての高血圧や肥満を予防することは、これらを原因とするさまざまな未来の疾患(もしかしたら精神疾患も含まれるかも・・)で苦しむ人を減らすためにも意味があることだと思います。
ただ、数値を鵜呑みにすることは意味がない、
人によって年齢性別体格などすべて条件が違うわけで、医学上の数値、基準値なんて目安程度のものであるということは肝に銘じておくべきです。
そうでなければ、恐怖感にあおられて、必要もない薬を飲みたがる、言うならば「健康オタク」になってしまう。
週刊ポストが言うように、悪徳医師や製薬会社に食い物にされても文句は言えないかもしれませんね。
自分の身体と、正直に、そしてダイレクトに対話をすることが重要なのだと思います。
根拠がなくきめられた「標準」と言われる基準値よりも、測定値が高かったからと言っても、それが昔から継続していて、そして体調にほとんど変化がないのなら、それほど心配はいらないのではないでしょうか?
逆に基準値より低かったとしても、急に数値が上がっていたり、体調や体質に変化が表れているのなら、対策が必要かもしれません。
どこか悪そう?体重増えてない?息切れしない?
自分の身体と相談し、常に意識しておくことが、まずは第一ですね
そのときもまず薬を飲むのではなく、当たり前のことですが、食事や運動、睡眠といった生活習慣で改善を図る。
血圧を下げるような薬も、ほとんどが原因疾患を治す薬ではなく、頓服として働くような薬です。
根本解決を目指すなら、体質を変えるような習慣の改善しかありません。
基準値や測定項目が問題なのではなく、安易に数値が独り歩きして狼狽することが問題なのだと思います。
医者の言うことは正しいこともあるけれど、すべて鵜呑みにしても自分の利益になるとは限らない。
それが、ベンゾジアゼピンの断薬を通じて、私が学んだことです。
大した負荷もかけていないのに、尋常ならざる発汗・・その後爽快。
具合が悪い時って汗をかきたいけれどかけない状態でいるとか、おそらくトリガーがかからないといった、身体機能が働かない状態なのかもしれません。
いつも言っていますように、辛い時こそ少々無理をしてでも、汗をかくような行動をすることが良いんだと再認識しました。
さて、今日取り上げたい話題は、健康診断などで判断基準にされる、「健康基準値」の大幅緩和について。
もうすでにブログに書かれている方もおられましたし、今週発売の「週刊ポスト」(なぜポスト?)でも取り上げられていました。
人間ドック学会が4月4日、血圧やコレステロール値、肥満度などについて、これまで異常値、治療が必要と規定していた数値を見直し、大幅に緩和された新基準値を発表しました。
具体的には
血圧:これまで130以上を高血圧としていたところを、148以上に緩和
悪玉コレステロール:121以上が異常としていたが、高齢女性で191以上に緩和
そのほか、中性脂肪なども大幅緩和
週刊ポストなんかでは、
「これまで飲む必要もない健康な人が、薬漬けにされていた」
「だいたい、基準値と言うのは専門家がみても正常値を規定する医学的根拠がない」
「製薬会社と医者の癒着が酷過ぎる」
などと、散々にあおっている状態でした。
コレステロールだけで言えば、これまでの基準だと「治療を要する」として患者とされていた人が、新基準だと十分の一くらいに減るそうです。
この数字だけ見たら、「健康なのに薬漬けにされた」と憤るのもわかりますね。
まあ、私もベンゾジアゼピンの処方に関しては、製薬会社と精神科医は酷過ぎると思っている立場ですから、
この件に関しても、「ほらみたことか、医者や製薬メーカーなんて、大した根拠もなく患者を作り上げているんだよ」といった思いもあるのですが。
しかし、数値が緩和されたことだけを取り上げて、「だから少々血圧が高くても心配しなくてもいいんだよ」とか「腹がでっぷりで、肥満でも、好き放題食べていたらいいんだよ」なんて自分を正当化するのは違う気がします。
医療すべてを否定するつもりはさらさらなく、成人病としての高血圧や肥満を予防することは、これらを原因とするさまざまな未来の疾患(もしかしたら精神疾患も含まれるかも・・)で苦しむ人を減らすためにも意味があることだと思います。
ただ、数値を鵜呑みにすることは意味がない、
人によって年齢性別体格などすべて条件が違うわけで、医学上の数値、基準値なんて目安程度のものであるということは肝に銘じておくべきです。
そうでなければ、恐怖感にあおられて、必要もない薬を飲みたがる、言うならば「健康オタク」になってしまう。
週刊ポストが言うように、悪徳医師や製薬会社に食い物にされても文句は言えないかもしれませんね。
自分の身体と、正直に、そしてダイレクトに対話をすることが重要なのだと思います。
根拠がなくきめられた「標準」と言われる基準値よりも、測定値が高かったからと言っても、それが昔から継続していて、そして体調にほとんど変化がないのなら、それほど心配はいらないのではないでしょうか?
逆に基準値より低かったとしても、急に数値が上がっていたり、体調や体質に変化が表れているのなら、対策が必要かもしれません。
どこか悪そう?体重増えてない?息切れしない?
自分の身体と相談し、常に意識しておくことが、まずは第一ですね
そのときもまず薬を飲むのではなく、当たり前のことですが、食事や運動、睡眠といった生活習慣で改善を図る。
血圧を下げるような薬も、ほとんどが原因疾患を治す薬ではなく、頓服として働くような薬です。
根本解決を目指すなら、体質を変えるような習慣の改善しかありません。
基準値や測定項目が問題なのではなく、安易に数値が独り歩きして狼狽することが問題なのだと思います。
医者の言うことは正しいこともあるけれど、すべて鵜呑みにしても自分の利益になるとは限らない。
それが、ベンゾジアゼピンの断薬を通じて、私が学んだことです。
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Comment 2
おこちゃんちゃん
たしか、以前に高血圧は、130に変更されたのに、また、変更ですか、、。
血圧は180あっても平気な人もいるし、私が180あれば死んでいると思います。
130だと、年齢や、チョット動いた位や、病院でドキドキしてもそのくらいにはなりますよね。
それで、薬処方されたら、健康に良くないですね。
個人の、不調を訴える数値って、一概には決められないとおもいました~!
2014/04/22(Tue) 00:28
CaliforniaRocket
Re: タイトルなし
> おこちゃんちゃん さん
人間ドック学会の提言であり、採用されるかどうかは個々の判断、まだ決まっていないそうです。
クスリで対応するのが安易で速いので、どうしても楽な方に流れがちです。
他人に押し付けるわけではありませんが、私は軽微な異常ではできるだけ服薬しないと再決心しました。
何が自分の利益になるのか?、医者任せにするのではなく、しっかり自分が考えなきゃいけないということですね。
2014/04/22(Tue) 10:20