スポーツジムに通う回数を増やしたので、平日に出歩く頻度が減ったのですが。
それでも今日はジムが午前中に終わったので、久しぶりに映画を見に行きました。
「白ゆき姫殺人事件」
原作:湊かなえ、主演:井上真央
サスペンスなので、ネタバレになるようなことは書きませんが、
「告発」などの湊かなえ原作ということで、いかにも重苦しい・・その割には大きなどんでん返しがあるわけでもなく。
私からしたら、それほど面白いとも思えない・・ファンにはたまらないのかもしれませんが。
ストーリーの本質ではありませんが、この作品では被害者や加害者が確定しない段階での、Twitterでのつぶやきが重要なファクターとなります。
犯人かどうかわからないというのに、疑わしいというだけで、次々と身の回りの人間が、容疑者に対して不利な証言や、過去の奇行などを暴露するわけです。
本名もさらされ、マスコミもこれに乗っかって、イメージが暴走し、「犯人に違いない」というのが世間での認識になります。
キャッチーな話題に当てはめれば、STAP細胞の小保方さんが、「ねつ造」「改ざん」したことが、まず真実として根底にありきのような報道になっていますよね。
まあ、これは実際どうなのか、故意か故意じゃないかなんて証明は難しいですから、言いがかりなのかどうかわかりませんが。
似ているのは、ちょっとしたネットの発言などから報道や世間の意識が暴走し、イメージが大枠決まってしまったこと。
個人や団体のイメージ(印象)を、天に持ち上げるのも地に落とすのも、結構簡単なことかもしれません。
ただ、たとえば精神医療やベンゾジアゼピンの問題を、私のようにブログで取り上げたり、一部全国紙で取り上げられても、なかなか世間認識は変わりませんよねえ・・
「お前の言っていることは、何の根拠もない嘘だからだよ」と言われてしまえばそれまでですが、そういうことと違うところで決まっているような気がします。
こういった評判なんて、なにが真実であるかとか、役に立つとか関係ないのかもしれませんね。
ただ無責任で興味本位につぶやくことが、一番拡散し、影響力が強いのかもしれないと思うと、我々は何か見えない大きな力で真実と違う思いこみをしていることが多いのかもしれない。
そう考えたら、空恐ろしい気がしました。
それでも今日はジムが午前中に終わったので、久しぶりに映画を見に行きました。
「白ゆき姫殺人事件」
原作:湊かなえ、主演:井上真央
サスペンスなので、ネタバレになるようなことは書きませんが、
「告発」などの湊かなえ原作ということで、いかにも重苦しい・・その割には大きなどんでん返しがあるわけでもなく。
私からしたら、それほど面白いとも思えない・・ファンにはたまらないのかもしれませんが。
ストーリーの本質ではありませんが、この作品では被害者や加害者が確定しない段階での、Twitterでのつぶやきが重要なファクターとなります。
犯人かどうかわからないというのに、疑わしいというだけで、次々と身の回りの人間が、容疑者に対して不利な証言や、過去の奇行などを暴露するわけです。
本名もさらされ、マスコミもこれに乗っかって、イメージが暴走し、「犯人に違いない」というのが世間での認識になります。
キャッチーな話題に当てはめれば、STAP細胞の小保方さんが、「ねつ造」「改ざん」したことが、まず真実として根底にありきのような報道になっていますよね。
まあ、これは実際どうなのか、故意か故意じゃないかなんて証明は難しいですから、言いがかりなのかどうかわかりませんが。
似ているのは、ちょっとしたネットの発言などから報道や世間の意識が暴走し、イメージが大枠決まってしまったこと。
個人や団体のイメージ(印象)を、天に持ち上げるのも地に落とすのも、結構簡単なことかもしれません。
ただ、たとえば精神医療やベンゾジアゼピンの問題を、私のようにブログで取り上げたり、一部全国紙で取り上げられても、なかなか世間認識は変わりませんよねえ・・
「お前の言っていることは、何の根拠もない嘘だからだよ」と言われてしまえばそれまでですが、そういうことと違うところで決まっているような気がします。
こういった評判なんて、なにが真実であるかとか、役に立つとか関係ないのかもしれませんね。
ただ無責任で興味本位につぶやくことが、一番拡散し、影響力が強いのかもしれないと思うと、我々は何か見えない大きな力で真実と違う思いこみをしていることが多いのかもしれない。
そう考えたら、空恐ろしい気がしました。
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Comment 9
Otsay
こんにちは。
私は、TVはあまりみません。1年に1回も見ないかもしれません。偏向報道やウソが多すぎるからです。
小保方さんの件も、あまり詳しくないですが、ここまで騒ぎますとネットでもニュースが氾濫し、多少は知ることになりました。
これ、正しいことをやって、それが邪魔になると潰す典型的手法なんだろうなと感じます。あそこまで叩きますと、逆にそうじゃないのかなと。メディアに一斉攻撃される人って過去の例をみても、権力から(アメリカの支配層)みて、邪魔な人が極めて多いように思います。
久保方さんの報道も違和感を感じる人もそれなりにいると思いますが、報道をそのまま信じる人の方が多いのでしょうね。こういったことに違和感を感じる人が多数派になってくれば、やりたい放題も難しくなって、世の中、変わっていくように思います。
>こういった評判なんて、なにが真実であるかとか、役に立つとか関係ないのかもしれませんね。
>ただ無責任で興味本位につぶやくことが、一番拡散し、影響力が強いのかもしれないと思うと、我々は何か見えない大きな力で真実と違う思いこみをしていることが多いのかもしれない。
>そう考えたら、空恐ろしい気がしました。
激しく共感します。
2014/04/12(Sat) 08:54
CaliforniaRocket
Re: タイトルなし
> Otsay さん
おはようございます。
小保方騒動は、まわりが叩きすぎたためかどうか・・
逆に世間的には、「かわいそう」とか「周りの組織の対応がクソ」とか同情的なものに変わっているそうです。
まあそれも真実かどうかわかりませんが・・
本質と違うところで、イメージが固まってしまうことの危うさと怖さを感じますよね。
情報というものはいろんな側面があって、
100%正しいとか、間違っているなんてことはあり得ないのではないかと思いました。
2014/04/12(Sat) 09:53
Otsay
こんにちは。
>小保方騒動は、まわりが叩きすぎたためかどうか・・
>逆に世間的には、「かわいそう」とか「周りの組織の対応がクソ」とか同情的なものに変わっているそうです。
そういったこともいわれているのですね。ちょっと変ですものね。
真実は分かりませんが、医療を画期的に飛躍させる本物か、それに近いものを発見してしまって、既存の権力からみれば脅威なので潰すという解釈の方が、小保方さんが個人の利益のためにやったとするよりも、よほどしっくりきます。あくまでも、私の解釈にすぎませんが。
上で書かれてますが、ツイッター、ブログ、2chなどで、個人を装いながら、裏に組織があって、偏ったほうへ誘導させようとしてると感じずにいられないものは散見されます。それは、上手くいっているとも思えないのですが。戦争に導く系は、騙されないようにしないと。
>情報というものはいろんな側面があって、
そうですよね。全部が同じほうに傾くと危ないですよね。
2014/04/12(Sat) 13:26
Otsay
なんか同じようなことを2回も書いてしまいました。
適当に流してください。
書かれていることに共感しております。
2014/04/12(Sat) 13:30
Mimzy
STAP細胞問題は特許がらみではないかと勝手に勘ぐっています。
小保方さんらが出願中の国際特許が通らなければどうなってしまうのでしょうか。
2014/04/12(Sat) 22:52
CaliforniaRocket
Re: タイトルなし
> Mimzy さん
なるほど、そういう見方もありますね。
どういう特許を出願しているかですね。
製法なのか、モノなのか…特許の場合、概念では認められませんから。
ただ、特許では新規性と進歩性があれば、必ずしも証拠までは求められないと思うので、論文のように再現性はなくても認定されると思うんですが、医学・生物関係の特許は違うんでしょうかね?
2014/04/13(Sun) 11:21
Mimzy
> CaliforniaRocket さん
私も他人の特許の申請を代行したことはあるのですが、難しいことはわかりません。ですが、ips細胞が発表されたときは、特許に関しては他人に先を越されそうになったそうですから、同じようなことがSTAP細胞で起こる可能性はありそうです。
STAP細胞関連の報道などを見ていると色々な疑問がわくのですが、「小保方さんが再提出した画像をなぜテレビで流さないのか?」という素朴な疑問があります。小保方さんは「正しい画像はこれでした」と理化学研究所に提出しており、同研究所も中間報告のときには既に正しいとされる画像を入手しているわけですから、それを示さずに取り違えたとわかっているものに関して「この画像はおかしい」と言う意味がわからないのです。もし単純な取り違えではないと主張したいのであれば、益々、再提出された画像を示すことが重要ではないかと思うのです。
電気泳動画像の切り貼りについても疑問はあります。私はつい先日まで海外で論文を書いていましたが、2つの異なる画像を並べて比較することは学術論文では日常的に行われることのように思います。そうでなければ別々にしか撮影できない画像は比較すること自体が不可能になってしまいます。今回のケースはたまたま同じフレームに納めることも可能なケースだったとも言えます。もし不備があるとすれば、2つの画像を比較したという注釈が入っていなかったことでしょう。
情報バラエティー番組は何でも面白おかしくして視聴率を稼げば良いわけですが、報道は主観ばかりを流すのではなく、事実を坦々と伝えてもらいたいものです。
2014/04/13(Sun) 13:09
Mimzy
いろいろと調べてみたのですが、国際特許は相当怪しいことになっているようです。
論文中の盗用部分がそのまま流用されており、更に盗用部分がOCRで取り込んだもののようで、KCl(塩化カリウム)がKC1と記述されていたりするようです。
いったいどうなってしまうのでしょうね。
いや、今は自分自身のことを心配すべきですね・・・。(^_^;
2014/04/13(Sun) 18:52
CaliforniaRocket
Re: タイトルなし
> Mimzy さん
特許の場合、企業や団体の思惑もありますから、周りにはわからないアクションがあるのかもしれませんね。
それこそ論文以上に、当事者でしか理解できない事情もあるのかもしれませんし、
興味本位で部外者が、報道などを見て騒ぎ立てることではないのかもしれません。
こういった公益ともいえる発明は、もちろん発明者は尊重すべきですが、独占権を与えてしまうことに危惧を感じます。
それ自身が特許権利といった経済活動に組み込んでしまうと、利権に目がくらんだ俗物が目先の利益に走って、決して万人の利益に還元されず、埋もれてしまうことが心配ですよね。
2014/04/13(Sun) 20:58