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アルコール依存症も問題だけど・・
週刊朝日の1月31日号に「アルコール依存症」に対する注意喚起の記事が載るようです。

↓これはYahooニュース版
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140127-00000004-sasahi-hlth

本人は気が付いていなくても、「アルコール依存症」になっている場合がありますよ
IDC-10というWHOによるガイドラインで診断したら、ほら、あなたも思い当たるでしょ

ってのが肝だ。
DSMといい、こういった診断基準というのは根拠に乏しく眉唾が多いというのが個人的見解だが、ここではその診断基準を書いてみる。

  1.物質摂取への強い欲望、強迫感
  2.物質摂取行動の統制困難
  3.離脱症状
  4.耐性の増大
  5.物質摂取中心の生活
  6.有害な結果が起きているにもかかわらず物質を使用


のうち3項目以上が過去1年間に同時に存在することである。

少しわかりにくいので言い換えてみましょう。

  1.お酒を飲めない状況でも強い飲酒欲求を感じた
  2.自分の意思に反してお酒を飲みはじめ、予定より長時間または多量に飲み続けた
  3.お酒を飲む量を減らしたり、やめたときに、手が震える、汗をかく、眠れないなどの症状が出た
  4.飲酒を続けることで、酔いにくくなった、強くなった
  5.飲酒を第一に行動している、そのため仕事やつきあいなど大切なことをあきらめた
  6.お酒の飲むことによって、他人に迷惑をかけたり、体調の不安などがあるにもかかわらず、お酒を飲み続けた


のうち3項目以上が過去1年間に同時に存在することである。

そして、このIDC-10での診断ですが、別に「アルコール依存症」だけに限定するものではありません。
「精神作用物質使用による精神および行動の障害」の分類の一つである依存症候群として扱われていますので、薬物全般、ギャンブルなども診断の対象です。

では、上の6項目の、「お酒」の部分を「睡眠薬」「向精神薬」に置き換えてみてください。
私は依存症じゃない、治療のために服用しているんだ・・確かにそういう場合もあるでしょうが。
WHOなどの一般的な診断基準で見れば、多くのケースが「依存症診断」されるのではないでしょうか?

アルコール依存症が多くの問題をはらんでいることは理解しています。
しかし、それだけを問題視して、ベンゾジアゼピンの依存症問題はあまり取り上げられていない。
どちらも扱う医療機関は、精神科!・・・そしてダブルスタンダード・・・

上の記事で「アルコール依存症の患者は推計80万人」とありました。
一方、ベンゾジアゼピンの服用者は・・はっきりした統計は見つかりませんでしたが・・
日本での年間の使用良、18億粒です。
また厚生労働省の統計で、うつ病の患者数95.8万人、荒っぽいかもしれませんが、そのほとんどがベンゾジアゼピンを処方されているでしょうから、パイとしてはアルコール依存症と同等かそれ以上であることは明白です。

少しずつ問題視されてきたような気もしますが・・
もっと世間が大騒ぎしてもいいレベルでは?

こうしてアルコール依存症の注意喚起をする記事を見たら・・
確かにこれも第一歩かもしれないけれど、(ともすれば)より多くの方が苦しんで、迷惑をこうむっているかもしれない、
そしてその恐ろしさに気が付いていない人も多くいる、
そういった問題に目が向くのはいつのことだろうと、気が重くなってしまいます。
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2014/01/27(Mon) 17:43

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CaliforniaRocket

Re: 私事

> 鍵コメさん

こんばんは。

大変でしたね。
でも信頼できる医療機関と巡り合えたようで、良かったですね。

これで苦痛がなくなるわけではないでしょうが、拠り所があれば頑張れますよね。
ゆっくりと焦らずにいきましょう。

2014/01/28(Tue) 21:30

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