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永遠の0
メンタルヘルスの病気になってから、つけ加えればベンゾジアゼピンを断薬してから一層、
「死」を意識する機会が増えたように思います。

身の回りの知り合いが、自死されるのをいくつも目の当たりにしてきましたし。
断薬の苦しみから、「自分の人生はもう終わったんじゃないか・・」と悲観する機会も一度や二度じゃなかった。
それだけに、「命」とか「生きる」ってなんだろうな?と考えることがあります。
答えなんか、もちろん出ませんが・・・
この映画も、それを考えさせてくれました。

永遠の0

2013年、本屋大賞を受賞された百田尚樹のデビュー作で、ベストセラー小説の映像化で話題になっていました。
ちょっと「お涙ちょうだい」的かなとも思いましたが、内容も映像も素晴らしく、いい映画でした。
通常の映画では、エンドロールの時に、先走って席を立つ輩が何人か見られるのですが・・
一人も席を立たなかったのは、いつ以来でしょう。
それだけ、みんな感動に浸っていたんではないでしょうか。

内容は書きませんが、太平洋戦争での特攻にかかわる話ですから・・
否応なしに、「命」であるとか、「生と死の葛藤」ということがテーマになってきます。

病気で苦しくて、辛くて、死を選んだ方のことを非難するつもりはありませんし、自分の身に置き換えても、そういう選択肢を意識したことだってありますので、理解はできます。
しかし、それを選ぶことによって、悲しませる、苦しませる家族がいる、知人がいる。

もしかしたら、生きることの方が辛いかもしれない。
苦痛を抱えて生きていくことは、耐えがたいかもしれない。
けれど、「悲しむ人がいるなら、苦しかろうが、何が何でも生き抜く努力をしなきゃいけないのじゃないか?

私には文才がなく、ベタな表現にしかなりませんが。
戦時中の特攻隊という境遇で、生きたくても「生きたい」と言えない環境に晒され、「自死する」という選択を強要されて散っていった。
その中でも、「残された者のために、精一杯生き抜く努力を」ということを考えていた・・
死を選ぶことは自分のためとしては理解できるが、何よりも生き続ける選択は勇気のいる選択だと思います。

死を覚悟した隊員が
「水の冷たさ、草木の揺れる音、研ぎ澄まされて、すべてに敏感になって感じる」
というようなことを語っていました。

そこまで感じたことがない私は、まだそこまで切羽詰っていなかったのかもしれません。
病気で自死された方も、覚悟されたその時以降は、世界がそう見えていたのでしょうか?
衝動的に死を選ぶのではなく、研ぎ澄まされた感覚で「命とは何か?」熟考したら、もっと何かが見えてくるのですかね?
まだまだ、答えは出そうにありません。

昨年の自殺者が2年連続で3万人を割ったというニュースが、今日に報じられていましたが。
減ったといっても、27000人以上、もちろん事情はいろいろですし、是非を問うことなんて無意味ですが・・
「生と死を葛藤」されるときに、「悲しむ人がいる」と考えられるかどうか、そこが分かれ目なのかもしれません。
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2014/01/17(Fri) 11:33

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CaliforniaRocket

Re: こんにちは

> 鍵コメ さん

こんばんは。
私は、一時期に比べれば、ずいぶんと良くなりましたよ(^^)

「眠れないよりは薬を飲んだほうがまし」という医師の見解を、私は間違っていると思いますが、
眠れないことは本当に辛いですから・・一概に非難はできません。

ただ、医師側が、「投薬する」しか選択肢を指導できず
そしてその薬がどんどんと効かなくなることを、知らないのか、確信犯でやっているのか・・
なんと、無責任なことでしょうね。

「薬を減らす」=「寝られなくなる」であったり「辛くなる」ですから・・
本能に逆行することですし、難しいことですが。
どうぞ、強い意志をもって頑張ってくださいね。

2014/01/17(Fri) 21:41

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