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抗精神病薬
三週間ぶりに精神科への受診です。

こちらも根拠のないつまらない話を聴くつもりはないので、「いつもと変わりません」で5分で済まそうと思ったんですが、今日はなんだかいつもと違って主治医が粘る(^^;
どうも、会社の産業医から、私の具合を問い合わせる書簡が来ていたようなので
このままいつも「変化なし」ではまずいと考えたのかもしれない。

現在は「セロクエル(クエチアピン)」という抗精神病薬(メジャートランキライザー)にカテゴライズされる薬のみ処方されています。
本来は統合失調症用途のクスリなのですが、一部鬱病にも適用があります。
まあ、いずれにしろエビデンスがないんだし、飲まないからなんでもいいんですけれど。

今回に限り、やれ「クスリは効いているか?」などとしつこく聞いてくる?
いつものように、「なんの効果も感じられない」というと、今度は新しい薬を勧めてきた。

  「ジプレキサ」:MARTA(多受容体作動薬)
          同じく、メジャートランキライザーに属する


効果が無いのなら、セロクエルと似たような系統で変化を見ようと考えたらしい。
ベンゾジアゼピンは一切飲まないと宣言しているから、候補には入らないし。
しかしこちらからしたら、ベンゾジアゼピンを断薬した時点で、基本スタンスは

  「なぜ、効くかどうかもわからない、
   しかも副作用があるかもしれない薬を、
   リスクを負って飲まなきゃいけない?」


である。
簡単に新しい薬を飲めと言われて承諾するわけにはいかない。
そこは、こちらから理路整然とお断りの意見を述べさせていただいた。

その薬は、症状を抑えるだけで、治す薬ではないですよね?
   ・・・まあ、そうですね

日常生活がなんとか苦痛なく送れているのに、対症療法薬を飲む必要がありますか?
 それは、現在、朝が起床できないでいるので、薬を飲んでも無理やり叩き起こして、
 見かけ上、一日の生活ができるようにいつわるということですか?

   ・・・まあ、そうですね

それに、向精神薬の副作用を挙げたら
 錐体外路反応・遅発性ジスキネジア・アカシジア・脳容積の減少
 など回復不能なものが多いのに、効果もわからずにリスクを負えと言うことですか?

   ・・・まあ、そうですね

治すためではない、単に頓服と同じ症状を抑える薬を
 リスクを冒してまで飲みたくありません

   ・・・まあ、そうですね

   ・・・では、今のままでいきますか?
ほかに、選択肢があるなら、逆に提示してください

と、丁寧にご説明して納得していただきました(^^;

なんでもかんでも、否定するわけではないんですよ。
治療に必要なクスリであったら飲みます。
ただ、これだけ説得する根拠に乏しかったらねえ・・

いまはとりあえず、寝られているし、外出もできている(会社にはいけないけれど・・)
この状態で、対症療法薬を飲む意味が分かりません。
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Comment 2

Otsya

こんにちは。

私事ですが、今年、トレードで-600万ほど損しまして、今度こそ、本当にやめるつもりです。それで、うつになるという感じはしないですが(負けすぎちゃったので)、もったいなかったです。

CaliforniaRocketさんも、投資を少しされていたと思います。反面教師にしてください。狂ったようにハイレバでトレードして、散りました。

>いまはとりあえず、寝られているし、外出もできている(会社にはいけないけれど・・)
この状態で、対症療法薬を飲む意味が分かりません。

まったくおっしゃる通りと思います。

全てそうだとはいいませんが、医療に見切りをつけて、薬をやめた人が回復していくという現状は、なんなのでしょう。少なくとも、薬をたくさん飲んでいて、健康ということはないですよね。

私も異常な不安がありまして、これは強い薬で抑えた方がいいと思うときもあります。でも、この不安と向き合っていかないと、戻っていけないと思います。ベンゾでは、この不安は消えないくらい強いですが、これも慣れていくものなんだと思っています。やっぱり、薬でボロボロにされる方が怖いです。

2013/12/04(Wed) 20:50

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CaliforniaRocket

Re: タイトルなし

> Otsya さん

こんばんは。

あれ?
またあれから、トレードされたんですか?

まあ確かに損失は勿体ないですが、よくよくお考えでのことですし。
商売だって損失を出すことはある。
生きるために、ビジネスをしようとされていたのですから、それほど責められることではないと思いますが・・


性格でしょうが・・
これまでは、ちょっと辛い症状があるとすぐにクスリという生活でしたから。
「37度の微熱で、熱さましを飲む」ようなことはやめにしようと思います。

一方で、Otsyaさんの「不安」の症状は話では理解できますが、やはりご本人ではないとその辛さは理解できません。
これからも一緒に断薬仲間として進んでもらいたいですが、決してご無理はなされないでくださいね。

2013/12/04(Wed) 22:12

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