FC2ブログ
プロポフォール
ネットニュースなどで韓国女性芸能人が、睡眠導入剤(睡眠薬)「プロポフォール」を不正使用した疑惑について報じています。

「プロポフォール」は、マイケルジャクソンを死に追いやったクスリでもあります。

睡眠導入剤と書きましたが、実際は麻酔薬に分類されます。
白色の液体で「ミルク」と呼ばれることも。静脈注射で使います。

ヘロインのような麻薬ではないし、恍惚感もないが、脳の受容体に働き掛け、無意識状態をつくり出す。同時にドーパミンの分泌を促し、セックスやコカインと似た快楽を得ることができるということです。

もっと詳しく言うと、脳の中枢神経であるGABA受容体に作動するというメカニズムで鎮静作用を生み出すという点で、ベンゾジアゼピンと同一作用と言えます。
したがって、常用すれば私たちと同じように依存に陥り、やめる時にひどい離脱症状が出ることでしょう。

しかし麻酔薬は手術前などに意味のある薬品であると思います。

問題はモルヒネのような規制薬物ではないため病院の保管が甘く、くすねるのが簡単で乱用を招く可能性があることだ。
これは日本で「安全で安価だ」と簡単に処方されるベンゾジアゼピンに酷似している。

私がそうだったように、たばこやベンゾジアゼピンなど依存性のある薬物は、まさか後年になって、そんなに大きなツケが回ってくるとは、本人は深く考えずに簡単に接収を始める。
若年期にはしばしば、イケイケで行動を起こしがちである。
識者がその行動の愚かさを指摘してくれても、他人事のように耳をかさない。

よく精神科医が、服用前にベンゾジアゼピンの依存症状を説明してくれなかったからと不服を述べる書き込みが目につく。

しかし、説明してくれてたからといって、私は摂取をやめただろうか???

ベンゾジアゼピンを服用し出したのは、一種のパニック障害を経験したからであった。
お腹から全身が麻痺し、呼吸困難になり、死ぬかと思った。
そのとき、魔法の薬に出会ったのである。

最初はお守りの代わりに「ワイパックス」を持ち歩いた。

常用しているわけではないから依存なんて考えたこともなかった。

「お酒と一緒に飲んだらだめだよ」と指摘してくれる、薬剤師の友人もいたが、そんな声には耳も貸さなかった。

たぶん依存症があると言われていても、死のような恐怖から逃れられるとわかっていたからやめなかっただろう。

人間、目先の苦しさからの逃避、悦楽の享受(今回の一件ね)の誘惑の前には、いかに無力かということがわかりますね。


麻薬であれ、向精神薬であれ、嗜好品であれ。

目の前に、すぐ手の届くところにあれば、意志の弱い人間が手を出すのは必定・・・

手を出した、弱い人間を問題視するのではなく、「問題がある可能性がある」と少しでも懸念される薬物があるのであれば、それを早急に法律や条例で規制(禁止とは言わない)する体制を、一刻も早く国家が行ってほしいと望みます。
スポンサーサイト



Comment 0

What's new?