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断薬と株式投資の共通点
昔からギャンブル好きという性格もありまして、特に今年の好況を受けて株式投資にのめりこんでいます。
(ギャンブルと言ったら怒られるかな・・)
何より、現在休職中で、仕事上の身分が危うい中、投資でなんとか身を立てられないだろうか?なんて甘いことを考えて、いつも以上に興味を駆り立てられています。
まあ、このところの米国債の債務不履行(デフォルト)リスクのために、ボロボロなんですけれど・・(^^;

まあ、私の投資成績はどうでもいいとして、投資の勉強をしていたり、よそ様のブログを読んでいたりすると、「ベンゾジアゼピンの断薬」と「株式投資」って共通点が多いなって最近感じています。
何が似ているって?
まず

  両方とも、テクニックや手法を知りたがる

ってことです。

株式投資」の場合、勿論儲けるためにやっているので、みなさん「どうやったら儲かるのか?」を考えます。
その際、必勝法や儲かる銘柄情報、株価チャートの読み方などのテクニックばかり知りたがり、そういった知識や情報があれば儲かると信じ込んでいるようです。

一方、「ベンゾジアゼピンの断薬」において目標は勿論「薬を止める」ことです。
そして、そのために皆さんが考えることは「株式投資」と同じ。
例えば、「減薬のスケジュール」であったり、「クスリの置き換え」であったり、「水溶液での減薬のやり方」であったり、断薬のためのテクニックの情報ばかり追いかけているように思います。

勿論、この気持ちは理解できます。
誰でも苦しいことは嫌だし、医者はあてにならないので、何とか苦痛を抑えるために情報が欲しい。
ただ、これは本質でないように思うのです。

株式投資のテクニック情報は、なんらか有効な事実があったから伝聞されているわけです。
確率の問題ですが、その通りに取引できていれば儲かる確率が高いということです。
しかし私を含め多くの人間が損をしている・・
というのは、その通りの取引をするということが、本能に反することで難しいからです。

人間だれしも、欲があり、甘い見通しがあります
テクニック上では「ここで売買しなさい」とあっても、株価が上がれば「まだ儲かるんじゃないか?」、下がれば「また上がってくるんじゃないか?」と勝手な個人の思惑があって、大抵教科書通りになんて取引できません。
躊躇しているうちに、ずるずると株価が下がり、大損をしてしまうのがオチです。
そういうときに、人はどう考えるか?

  このテクニックは間違っている、あてにならない

断薬方法や経験談も一緒です。
どなたかが経験上断薬を成功されていることを基にしているので、どの方法ももちろん有効性はあるわけです。
しかし他人の経験は、苦痛を無にしてくれるものではありません。
例えば、1週間に1/8ずつ減薬するという情報を参考にして、自分も減薬を進めるとします。
1か月後に半分に減らしたときに激しい離脱症状が起こったとしても、もしこの経験談(テクニック)を遂行するなら、少々の辛さは我慢して減薬を継続しなきゃならない。

勿論、個人個人で症状は違うので、臨機応変は必要です。
そこで立ち止まったり戻したりするのは本人の自由ですが、そうするならその行動は、先人の経験談(テクニック)の根拠のない、ご本人の「オリジナル」です。
だからといって、「このテクニックは間違っている、あてにならない」として、違うやり方を探すことを繰り返していては、いつまでたっても本来の目的である「薬を止める」ことに到達できません。

ベンゾジアゼピンの断薬」も「株式投資」も、テクニックはもちろん重要ですが。
それだけでは思うとおりの目標に到達できないのではないでしょうか?
一番大事なことは、「目標に向かって行動を遂行する、精神力、忍耐力、行動力」であったりすると思います。
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2013/10/09(Wed) 10:08

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CaliforniaRocket

Re: タイトルなし

> 鍵付きコメさん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

ブログにお返事返しに行きますね。
また、お越しください。

2013/10/09(Wed) 12:36

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