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Emergency
たまにブログに書いていますが、実家の母親もベンゾジアゼピン系睡眠薬を止められなくて困っています。
いつも話をするたびに「やめろ」と注意するのですが、「辛い」「眠れなければ死んでしまう」といったことを感じてやめることができないようです。

その母親が、今朝起きるなり、「吐き気がする」「めまいがする」と言い出しました。
持病として高血圧もあり、降圧剤も服用しているようですが、血圧を測ってみたら190もあります。
どうも呂律も危ういみたいで、意識はあったのですが、いきつけの内科の先生と相談のうえ、救急車を呼んで総合病院に搬送、脳一連の検査を行ってもらうことになりました。

おかげさまで大きな異常も見られず、年相応なところから来る疲労、あるいは軽い脱水症状じゃないか(この診断もいい加減なんですけどねえ・・)ということでした。
まずは一安心で、母親を連れて先ほど病院から帰宅しました。

ブログでも標榜しているように、私は精神科医療を真っ向から否定しています
加えてこれは行き過ぎかもしれませんが、現在の(特に西洋)医療行為全般に疑問を持っており、薬物全般に対しても抵抗感があります。
大部分のクスリが、治癒目的ではなく、対症療法的に症状を抑えるだけということがわかったからです。

だから、母親に対しても、

  「高血圧と言っても、恒常的でなければ降圧剤を飲まないでもいいんじゃないか?」
  「辛くても、症状に耐えて睡眠薬はやめるべきだ」


みたいなアドバイスを送っていましたが・・・
このような緊急のケースに際して、結局は救急医療=西洋医療≒薬に頼らなくてはならない・・
私の考えていることは正しいのだろうか?
そう迷ってしまいました・・・

少なくとも、今、「苦しくて仕方がない、耐えられない」と言っている人に、「薬はダメ!」と言うことは正しいのか?
お節介なだけじゃないんだろうか?

必要な薬があることに対して否定はしません。
それで助かっている方がいることも真実です。
でも「向精神薬」はそのカテゴリーに入らないと考えています。

しかし、根本的な治療につながらない(であろう)、向精神薬も現在それを必要と感じる人に対して、「それは毒だからやめなさい!」というのはどうなんだろうか・・・
母親のように、高齢であれば寝られないことによって、簡単に調子を崩すかもしれない、それが重篤な病態につながるかもしれない。
また仕事や生活環境により、症状を抑えなければ生きていけない事情があるかもしれない。
そう考えると、薬物依存の問題は一概に、善悪の問題だけではなく・・・深い。

私自身が酷い目にあったという感覚が強く、クスリに対して大いに反感を持ってしまっているのは確かです。
  このことを知ってもらいたくて、
  気が付いた人にはぜひ、薬を止めてもらいたくて
このようなブログを続けていることに対して、意味はあると感じています。

でも人間、健康でいたい・・・医療は最後の砦ということも間違いではない。
薬の問題は、奥が深い・・
だからこそ、医者にはもっと真摯な態度で薬物問題(依存や副作用、効果があるかなど)に取り組んでもらいたいと思います。
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Comment 8

○○○

こんにちは。

>まずは一安心で、母親を連れて先ほど病院から帰宅しました。

よかったです。

医師は原因が分からないとストレスといったり、適当なことをいったりしますね。最近は、何が原因でなっているか聞くこともあまりしません。分かっているのなら、教えてくれるでしょう。

私のブルグにも書きましたけど、お勧めいただける音楽があれば、教えてください。昔のもので、問題ありません。音楽療法???をやってみようかなといいますか、気分を変えるのに音楽はいいんじゃないのって、急に思いました。

2013/08/17(Sat) 17:06

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ももぐり

対処療法で薬を使って一時的に症状を抑える事は私は反対派では無いです。

西洋医学が万能ではないし、限界があることを分かった上で病院や薬を利用すれば良いのかなと思います。

患者側は選択の自由があると思います。

毎年、冬場に流行るノロウィルスにびくびくしてます。
ノロウィルスの治療薬は無く、症状を抑える対処療法しか病院は出来ないですよ。そういう病気の方が圧倒的に多いと思います。

2013/08/17(Sat) 22:51

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CaliforniaRocket

Re: タイトルなし

> ○○○ さん

こんばんは。

高齢になると、私たちが平気なことでも致命傷になったりしますからね・・
一概に、「断薬」とだけ言えないようで、難しいですね。

環境音楽ですか?
いくつかは持ってますけれど、効果があるのかどうか・・
探しておきますね。

2013/08/18(Sun) 00:12

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CaliforniaRocket

Re: タイトルなし

> ももぐり さん

こんばんは。

私自身が無知のため、ベンゾジアゼピンに治療の効果はないにもかかわらず、依存してしまった・・
その事実が許せないんでしょうね。
だから、薬物全部アレルギーみたいになってしまっています。

もちろん患者側に選択の自由はあるんですが、私自身ベンゾにある程度依存性があるという事実を(漠然とですが)知っていながら、体調が悪いからといって、医者に欲していたんですね。
だから自分自身もあまり信用できていません・・
苦しくなったら、麻薬であったり依存性があるクスリであっても手を出すんじゃないか・・
そういう意味で、ムキになって排除しようとしているのかもしれません。

ケースバイケースなんでしょうが、できるだけ薬物は使いたくないというのが今の本心です。
インフルエンザにかかったりしたら、医者に行くと思いますが、下手に解熱剤飲んだらウイルスを殺すための熱を下げるので、治るのが遅くなるんじゃないか?とか考えてしまいます。

まあ、意地になってはいけないかもしれませんね。

2013/08/18(Sun) 00:32

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のぞみ

こんばんは

お母様ご無事で何よりでした。

医療の問題は奥が深いですね。内科に来る患者の9割が実は病気ではないとよく言われますよね。私は医者自体が本当はよく分かってないということを知ってから病院には行くことはなくなりました。(外科的な病気は別ですが)

分からないことは全てストレスにもっていこうとする医師の態度から、私は常々精神科に通っているということを言わずに病院に行っていました。精神面でのフィルターをかけられると診察がそこでストップしてしまうからです。

抗生剤等どうしても必要な薬もありますが、本当に医師には薬に対してもっと慎重であって欲しいと思います。これ以上、薬に苦しむ人が増えないように。

2013/08/18(Sun) 21:37

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CaliforniaRocket

Re: こんばんは

> のぞみさん

ありがとうございます(^^)

自分のことだと、「ここはちょっとくらい辛抱だ!」と思えても、家族のことになるとアタフタしてしまいますね。
あ、嘘を言いました・・・
以前は自分のことでも、急にパニック障害になって救急車呼んだりしていました(^^;
普通は具合が悪かったら医者に行く(呼ぶ)、そして治してくれると思いますよね。
しかし、ストレス性の場合は医者はなにもしてくれない・・どころか余計な薬を出す。
それがわかったのも、最近のことですもんね。

確かに「精神科」にかかっているというだけで、へんなフィルターがかかってしまうかもしれませんね。
もし将来、重篤な病気になった時に、そのフィルターや薬害のために、疾患が見落とされるということだけは勘弁してほしいですね。

2013/08/18(Sun) 22:14

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のぞみ

私も同じく家族のこととなるとびくびくしてしまいます。
父は高血圧の薬、母は高コレステロールの薬を服用しているのですが、どちらも服用の必要性が疑われている薬です。ですが、もし私が説き伏せて薬の服用をやめて死んでしまったらどうしようと考えるとどうしても意見することができず、軽く「本当は飲む必要性なんてないんじゃないの?」と話す程度です。本当に難しいところですね・・・。

2013/08/18(Sun) 22:49

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CaliforniaRocket

Re: タイトルなし

> のぞみさん

全く、その通りです・・
しかし、正解なんてないのかもしれません。
服用されている方が満足で、そして(最終的に)安らかに死ねたらそれでいいのかもしれないと思ってしまいます。

2013/08/18(Sun) 22:54

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