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機能が違う!
昨日はお通夜の前に、定常の診察を受けてきた。
治療に対してはもう期待はしていなかったのだが、会社(健保)に提出する「私疾病手当金請求書」に意見を書いてもらって提出しなきゃならない・・・
要はこれを出していれば、会社を休んでいても給料が出るということ。

はい、今のご時世からしたら、とんでもない既得権益だとお叱りを受けるかもしれない。
けれど私も食べていかなきゃいけないのよ・・・
こういう制度があるから、安心して休めるともいえるが、その保障も考えて就職先を選んできたわけで・・
比較するのは意味のあることではないが、正社員が今となってはありがたい。

実はこの制度を悪用している(のではないか?)という者もいると聞く。
だってずっと休んでも診断書だけもらえれば、数年間は有給で(健保からだが)休めることになる。
でまた半年ほど出勤した後に・・・「また休む」、これまた有給。
生活保護なんかと一緒で、見極めるしくみをきっちり構築しなければいけないです。

こういう病気は、その症状を示すエビデンスがないために、時として詐病ということを言われる。
しかし今回の私は、まぎれもなく不調・・・今、働けというのは無理・・・
職場の同僚や上司には申し訳ない気持ちでいっぱいで、罪悪感があるが、わかっていただくしかない。
心無い中傷も受けるだろうな・・・

・・・・・・・
いや、話がそれた。診察の話。

相変わらず失調があり、体長は芳しくないことを告げる。
主治医はちょっと考えて
「半減期の長い、メイラックスなどを少し飲んでみますか?」と言ってきた。
この人、結構まともなことを言ってくれるので少しは安心している。
ベンゾジアゼピンをやめる際に、漸減し、最後は半減期の長いものを服用するという方法は良くとられると聞く。

しかし、僕からしたらもう一切ベンゾジアゼピンは服用したくないと思った。
結局、苦しみを長引かせるだけではないか?という思いが強かったので渋っていると、「では」といって主治医が処方したのは・・・・

★セディール(タンドスピロンクエン酸塩)10mg
wikipedia↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%AD%E3%83%B3

ベンゾジアゼピン系と同じく、抗不安薬として用いられているが、こちらはアザピロン系に属し作用機能が異なる。
ベンゾジアゼピン系のメカニズムは「GABA抑制系」に働き不安を抑えるのに対し、セディールは「セロトニン(5-HT)」に働きます。
詳しいことはよくわかりませんが、ベンゾジアゼピン系が過敏になっていた神経を「抑え込んでいた」というアプローチを取っていたのに対し、脳内神経系の不安軽減に関係する穴を「狙い打つ」というアプローチを取っているそう。
まあ、なんというか違うのだ^^(らしい)

また、ベンゾジアゼピンのような依存性がないということだが、一方、薬理の発現に2~4週間かかるとされ、また飲んだうえでの効果の感じ方というのは、ベンゾジアゼピンのようにシャープではなく、頼りないと聞く。
いずれにしても「ベンゾジアゼピン」によって異常が生じた中枢神経により今の失調が出ているとすれば、違う部位に働く「セディール」が有効とは思えない・・・

だから、当初は少しだけ飲むか、全く飲まないで
「これ、効きませんで~」と返すつもりだった。

しかしですね・・・
これがなんか効いた感じなんだな、不思議だ?
・右頸部のつっぱり、痛みの軽減
・夜間の多汗の軽減


いきなり効くというのもよくわからんのだけれど、少なくても上記の二つには改善がみられている。
まだ一晩だけだから何とも言えないんだけれど。

もしかしたらこのクスリ、大当たりかもしれない。
でも、飲んでいる間はいいが、結局治っていないことになるのか??
まあ、とりあえずこれで様子見てみよう!



現在の服用
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サインバルタ 20mg (SNRI)X 1 朝食後
セディール 10mg (タンドスピロンクエン酸塩)X 3 毎食後
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(このブログのTitle、California Rocketに関係するリフレックスは無くなりました)
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