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どうやったら断薬できますか?
ブログ読者に質問などのコメントを募集してから、よくいただくものがこれ。

  「どうやったら断薬できますか?」

断薬したいけれど怖くて・・・、試しにやめたけれどあまりにも辛くて・・
その方々が、わずかな手がかりを探して質問されていると思うと、自分の過去を思い出して辛くなります。
そこで今日は、この話題で私見を書かせていただきます。
言い訳になりますが、私個人の経験上のことで、決して正解というわけではないということをご理解ください。

では、どうやって断薬したか?

気合と我慢!

期待された回答ではないですよね・・無責任な発言みたいですみませんm(--)m
しかしある意味、正しいと思うのですよ・・・

断薬して必ずしも離脱症状が出るわけではありません(ということです)。
離脱症状が出たとしても、その辛さは個人個人で違います(ということです)。
単純なことを言えば、「発現した離脱症状は私にとって耐えられるものであった」、それだけです。

もちろん辛い症状でしたよ。
苦痛なんて主観が全てで、他の方との比較はできませんけれど。
私が我慢強かったのか、症状が軽かったのか?わかりませんが、「本人がまだ我慢できたこと」、これに尽きます。
「今日よりも明日はきっと楽になる」、そう信じて毎日我慢した積み重ねが現在です。

もちろん他にも要因はあります。
まず
  「断薬前に既に休職していて、自由度があったこと」
そして
  「家族の理解・協力が得られたこと」
これらは最高にラッキーでした。
しかし働きながら断薬された方も、一人暮らしで断薬された方も知っています。
これらはマストではないと思います。

要は、自分の精一杯我慢できる範囲をキープして断薬すればいいということだと思います。
個人のペースで、少しずつでも減薬を進めていけば、いつかは断薬できます。

「いや、そんな精神論よりも断薬時に楽ができる方法をおしえろよ!」
そういうお声も多いと思います。もちろんそういう情報もたくさん調べました。

私個人の経験からもカイロプラクティック温湯での湯治というものは、辛い症状を軽減させてくれる方法でした。
そのほか、他の方のブログなどから、鍼灸漢方薬サプリメントヨガや、腸内洗浄が良いなんてのも見たことがあります。

確かにこれらのアイテムは、症状を軽減するのを助けてくれると思います。
しかしこれも経験上でしかないのですが、断薬直後の1週間、本当に酷い症状が出ているときは、とてもこんなことをしている余裕なんてなく、ただひたすら布団にくるまって耐えることしかできませんでした・・
これらのアイテムが助けてくれるのは、症状がある程度治まってからだと思います。

脅すわけではありませんし、今、最中の方はぜひ断薬を達成してほしいと応援します。
苦しみながら、悩みながら、断薬を完了したという何人もの方とも知り合いましたので、今苦しんでおられる方もきっと達成できます。
しかしある程度の本人の覚悟は必要ではないかと思うのです・・いらんお節介ですが。
「なんとしてでも止めるんだ!」という意志が、本当に苦しい時の一番のクスリになると思います。

明日は、同じく質問で多い「どれだけずつ減薬するのか?」ということについて、私見を語らせていただきます。
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