いよいよ明日で、三十五年間勤めた会社を定年退職します。

私は大阪の事業所勤務なのですが、本社のある東京でセレモニーをしてくれるということで、
今日から移動して昔住んでいた立川に一泊することにしました。

5年ほどしか経っていませんが、懐かしいですね。
ベンゾジアゼピンの断薬し、離脱症状に耐えながら生活していた街ですから、思い出もひとしおです。

もっとこちらにくる機会もあったのですが‥
なんでしょうね、コロナになってから体調を崩して、一人で移動して自宅以外で泊まるという行為が怖かったんですね。
パニック症を起こしそうですし、寝られなくなりそう。

これまでも調子良い時ばかりではなかったのですが、何とか耐えられたんですね。
それがコロナから、変な後頭部の疼きであったり、食欲不振であったり、
全く活動不能になったりするので、出張は自粛していたんです。
あれだけ旅行が好きだったのに、悲しいことです。

今回は最後ということで、意を決して出てきました。
といっても、少しでも楽になるかと思って、ハンディのマッサージ機やら湿布やらカイロやら山ほど持って。
昔はベンゾジアゼピンがお守り代わりだったんですね。
ベンゾジアゼピンはやめたけれど、やっぱりお守りが手放せないんですかね‥
かといってそれほど効果があるわけではないんですけれど。

未だ依存から卒業できないことを悲しく思います。
明後日から、新しい人生が始まります。
どんなことをするかまだぼんやりとしか考えていないけれど、
恐る恐るではなく、安心感を持って、依存から脱却して活き活きと生きれるようになればいいな。