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母も依存症
朝、起きられないのは肩こりのせい?」と昨日のブログに書きました。
これ当たりだったかもしれません!
痛いくらい十分に肩をほぐしてもらい、今朝は?っていうと、かなり順調に起きることができました。
パソコンの使用を抑えるのと、肩の体操に気を付けることでどう変わるのか?
もう少し様子を見てみたいと思います。

さて、以前のブログにも書いたのですが、実家の母は私と同じようにベンゾジアゼピンの依存になっています。
私の場合は抗不安薬の「レキソタン」がメインだったんですが、母の場合は睡眠薬系、「レンドルミン(厳密にはチエノジアゼピン系)」です。
就寝時に「レンドルミン」と「リスミー(非ベンゾジアゼピン系」を併用することを数年来続けていたようです。
それも私のように精神科で処方されたのではなく、高血圧の経過観察のために受診した内科で処方されました。

最近は内科で簡単に睡眠薬を処方するので注意が必要ですね。
それでいてその医者は、「そんなの簡単に止められるよ」と言い放ったようです。
じゃあ、「減薬のやり方を指導してくれ」と尋ねたら何の知識も持っていない!
出したら出しっぱなしの典型です。

不眠症で苦しんでおられる方で薬が必要な方がいる・・それすべてを否定するつもりはありません。
ただ自分が処方した薬の離脱症状で反跳性不眠が出た際に、「そんなのが起こるはずがない」と責任を転嫁する医師は最低だと思います。
母も、薬なしには全く寝られない、一睡もできなくて恐怖を感じる・・そんな状態になってしまいました。

母にとって薬を止めることが良いのか、飲みながらでも睡眠を確保した方が良いのか、真実はわかりません。
でも私自身が辛い目にあっていたので、それが真実と信じて、迷うことなく強く、断薬することを勧めました。
それでなくとも老人にはベンゾジアゼピンの処方を見合わせるべきというガイドラインもあります(高齢者に避けてほしい薬のリスト:国立保健医療科学院)。

ずいぶんと強く勧めましたが、「やっぱり寝られないと辛い、怖い」と言って断薬することを拒んでいました。
ただ、本人なりに少しずつ減薬に取り組んでくれていたようです。
止めるにあたってアドバイスとして、「まずレンドルミンから止めるように」伝えていました。

これも全くの正解はないと思いますが、「レンドルミン」はベンゾジアゼピン系の依存が報告されていますが、「リスミー」は(本当かどうかわかりませんが)公式には依存性が報告されていません
完全断薬が理想なんでしょうが、「レンドルミン」さえ断薬できたら「リスミー」の断薬は比較的楽なんではないか?そう考えたからです。

今日、久しぶりに実家に電話したところ、なんとかレンドルミンは断薬できたみたいです(^^)
まだ断薬3日目くらいで、安定していないようですが、リスミーだけでなんとか入眠できていると。

いやー、嬉しかったですね。大した進歩です。
身内の者が断薬できるということは、自分のことみたいに嬉しいということが良くわかりました。
無理しないように、辛かったら今は「リスミー」を飲んでもいいからと伝えて電話を切りました。

こうやって他人の薬を、「身体に良くないもの」と断じて、止めさせるという行為は独善的なことなのかもしれません
自分の断薬なら自己責任で済みますけれど、本当にいいんだろうか?考えさせられることもあります。
けれど・・・自分の大事な人には将来も健やかにいてほしい。
そういう気持ちが先に立って、つい熱く語ってしまいます。

何が良かったのか、真実なのか、これからわかることなのかもしれません。
けれど断薬がいいと信じて、そのスタンスで、今はこのブログは継続していきたいと思います。
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