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Nostalgia
このところ度々、定年・再雇用の話題でブログを書いています。

定年まであとひと月ほどになりました。
なかなか会社から再雇用先の提示がないので、不安になっていましたが、先日やっと提示がありました。

この時の提示はあまりにも希望からかけ離れていて、到底承諾することができなかったので、再度探索をお願いしていました。
昨日、最終ということでまた提示があったのですが、前回から変わりなし。
大体、通勤に2時間近くかかる勤務先を提示しておいて、再雇用の義務を果たしたといえるのか?
弁護士に相談したりする選択肢もあったのかもしれませんが、正直、もう疲れました・・・

ごねて、少々条件が良くなったとしてもしれているだろうし、体調面を考えてそこまで粘る必要があるのか?
そう思いなおして、少々不本意ではありますが、定年を機に退職することにしました。
開き直りではないですが、決意したことで少しほっとできました。

25歳から35年間働いたことになりますが、この間3回休職しています。
特に3回目の休職の特にベンゾジアゼピンの断薬があったのですが、3年近く休むことになりました。
その間に心折れて仕事を辞めることも考えましたし、退職勧奨もありました。
その時点で無職になってもおかしくなかったし、そこからの10年はオマケのようなものと自分に言い聞かせています。

理屈ではわかっているし、考えても仕方がないのですけれど、
それでもやはりモヤモヤするといいますか、悲しいような寂しいような、複雑な心情です。

客観的に今の感情を分析しようとしたのですが、おそらく離婚したらこんな心情になるのかな?
それもこちら側が未練たらたらで。

35年間も一緒にいた存在、当たり前にあった存在、
それに対しては安心感や信頼感、郷愁などもあったんでしょうね。
そしてこちらが感じていたほど、相手方は自分に思い入れもないしドライであって、お別れになるという感じでしょうかね?

普段から「仕事」と「プライベート」は違うとか、社内での人間関係はドライであれとか公言しているのですが、
何のことはない、昭和の価値観が刷り込まれていることに気が付かされました。

まあ、これからも生活は続きますし、会社に所属しない生活もしばらくしたら慣れるんでしょうけれど。
あの時代にずっといたオフィスに行くことはもうないんだなとか、あの東京の事業所にももう行かないんだと考えたら、寂しいですね。

そういったノスタルジックを感じています。
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