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CES-D
ここ数日の鬱々した気分が少しはマシになったような気がする。
これだけ短期間で回復するんだから、自己診断はいけないのかもしれないけれど、病態としての「鬱病」はないのだと思う。
だからといって好調になったかというと・・昨晩は4時まで寝られず、というか寝る気がせずに起きていたというか・・
気分の変調と睡眠状態とは、必ずしも一致しない模様。

さて、「短期間で回復」したなら病気じゃないと考えたけれど、「どれだけの期間、鬱気分が続いたら鬱病と診断されるか?」
DSMの診断基準では、「死別反応以外のもので、2週間以上にわたり毎日続き、生活の機能障害を呈している。」というのが一般的かな。

今日はクリニックの診察日で、急に何を思い立ったか、主治医が患者全員にCES-Dを実施すると言い出した。
調べてもらえばすぐにわかるが、CES-Dというのは心理テストのようなもので、「今、落ち込んでいますか?」というような設問に4段階で答える。
「1週のうち何日感じますか?」という切り口で、A:ほとんどない、B:1~2日、C:3~4日、D:5日以上ね。
だから、この試験では「1週のうち5日以上鬱々する(項目が多数)ならば鬱」と診断するということですね。

はたして簡単なCES-Dなんかで、本当に鬱病かどうかなんて診断できるのか、疑問が残りますが。
本当に苦しい患者さんは、自分が病気だと思って受診しているわけだから、このテストで「鬱病です」と言われても、素直に「ああ、やっぱり・・」ってなりますわな(^^;
ご参考に、CES-Dの設問を下に示しますね。

  1.普段は何でもないことで困る
  2.食欲が落ちている
  3.家族や友人の助けがあっても憂鬱な気分を感じる
  4.自分は他人と同じくらい優秀だと感じる
  5.物事に集中することができない
  6.落ち込んでいる
  7.何をするのも面倒だ
  8.将来に希望がある
  9.自分の人生は失敗だったと思う
  10.恐怖を感じる
  11.睡眠で休息できない
  12.幸せだ
  13.いつもより口数が少ない
  14.寂しく感じる
  15.他人は自分に友好的ではない
  16.人生を楽しんでいる
  17.泣き続けることがある
  18.悲しく感じる
  19.人々は自分を嫌っていると感じる
  20.何かを始めることができない


いかがでしょうか?
A:0点、B:1点、C:2点、D:3点で、設問4,8,12,16はその逆(肯定問題)です。
合計で16点以上なら鬱と診断するようです。

ちなみに、今日の私の成績は10点で問題なし(^^)
でもね、これってちょっと落ち込んでいるときにでもやれば点数は変わるし、自分でもわからないことってないですか?
「少し参考にします」くらいならいいけれど、これを根拠に「鬱病に間違いない!!」って言われてもねえ・・

ベテランになったら、「ああ、またこんなもんか」とわかるだろうけれど、メンヘルを患って落ち込んでる初心者患者さんにやったら動揺しますよ・・
こういった簡単なテストや診断法で、敷居は低くなったんだろうけれど。
なんでもかんでも、全員「鬱病ですねえ」では芸がないですよ。
こうやって飲まないでもいい、薬物の依存被害者を増やすなら、簡易テストではなくもっと信ぴょう性の高い診断テストを採用してもらいたいものです。
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