24人が亡くなった大阪曽根崎新地のビル火災、まずは亡くなられた方に哀悼の意を表します。
時間の経過に伴って、いろいろな事実がわかってきたようです。
どうも放火であること、
ビル内に精神科のクリニックがあって、容疑者はそこの患者の一人らしいこと、
クリニックの先生は評判の良い人格者だったこと ・・・・などなど
ここからアップデートされるでしょうが、ここまでの情報では容疑者とクリニックの間で何らかのトラブルがあったと思われます。
このニュースの一報を聞いて、私はある事件を思い出しました。
覚えていらっしゃる方がいるかどうかわかりません、でも私たちのような立場の者にとっては、かなり衝撃的な、他人事とは思えない事件でした。
精神科医、診察室で患者に刺され死亡…北海道(私のブログですが、記事を引用しています)
もう8年も前になるんですね。
精神疾患の患者が、精神科の医者に刃物で襲い掛かって殺害といった事件でした。
最初に断っておきますが、どんな事情があろうと殺人は肯定できません。
ましてや今回の事件は関係のない人を何人も巻き込んでおり、許されるものではない。
それでもこの8年前の事件の時、ブログに「一歩間違えたら自分がこうなっていた?なんて思ってしまって、なんだかやるせない気持ち」と書いています。
丁度、ベンゾジアゼピンを断薬して半年くらいのことです。
離脱症状も今と比べ物にならないくらい酷く、精神科医に対する憎しみもピークだった時期です。
この当時、TVドラマで「半沢直樹」が放送されており、「倍返し」なんて言葉が流行った時期でもあります。
医師の責任がどこまでか、逆恨みではないかといった事情は分かりませんが、本人にとっては仕返しといった行動だったのでしょう。
そしてまた、今回、おそらくそれに近いような悲しい出来事が起こってしまいました。
8年前のブログにも書いたのですが、一般的な視聴者からしたら、「また頭のおかしいやつが、ものの判断もできずに、無差別的に事件を犯した」と認識していることでしょう。
そしておそらく「精神疾患患者」≒「頭のおかしいやつ」≒「危ないやつ」という評価になってしまう。
「精神疾患患者」にもいろいろな人がいるにもかかわらず、全部危ないやつ・・・そういった偏見に繋がってしまう。
何度も書きますが、無差別殺人を起こした犯人に酌量の余地はありません。
厳しく断罪してもらいたい、すべての精神疾患患者に対しても迷惑をかけたのですからなおさらです。
それでも・・・・色眼鏡や偏見で見るのではなく、「何が問題で、なぜ凶行に至ったか?」ということをきっちり解明してもらいたいです。
8年前の事件でも、事件直後は大々的に報道されましたが、その後犯人がどうなったか、どういう事情で犯行に及んだかなどの詳細は明確にならなかったように覚えています。
精神科クリニックには何の落ち度もなかったかもしれない、でもこうして悲しい事件がまた起きてしまった・・・
もし何か問題があったのなら、精神科における多くの問題点が、白日の下にさらされますように、
そして、今度こそ再発のないように、そして精神疾患患者に不利益のないように、徹底的に問題点を解明してほしいと思います。
時間の経過に伴って、いろいろな事実がわかってきたようです。
どうも放火であること、
ビル内に精神科のクリニックがあって、容疑者はそこの患者の一人らしいこと、
クリニックの先生は評判の良い人格者だったこと ・・・・などなど
ここからアップデートされるでしょうが、ここまでの情報では容疑者とクリニックの間で何らかのトラブルがあったと思われます。
このニュースの一報を聞いて、私はある事件を思い出しました。
覚えていらっしゃる方がいるかどうかわかりません、でも私たちのような立場の者にとっては、かなり衝撃的な、他人事とは思えない事件でした。
精神科医、診察室で患者に刺され死亡…北海道(私のブログですが、記事を引用しています)
もう8年も前になるんですね。
精神疾患の患者が、精神科の医者に刃物で襲い掛かって殺害といった事件でした。
最初に断っておきますが、どんな事情があろうと殺人は肯定できません。
ましてや今回の事件は関係のない人を何人も巻き込んでおり、許されるものではない。
それでもこの8年前の事件の時、ブログに「一歩間違えたら自分がこうなっていた?なんて思ってしまって、なんだかやるせない気持ち」と書いています。
丁度、ベンゾジアゼピンを断薬して半年くらいのことです。
離脱症状も今と比べ物にならないくらい酷く、精神科医に対する憎しみもピークだった時期です。
この当時、TVドラマで「半沢直樹」が放送されており、「倍返し」なんて言葉が流行った時期でもあります。
医師の責任がどこまでか、逆恨みではないかといった事情は分かりませんが、本人にとっては仕返しといった行動だったのでしょう。
そしてまた、今回、おそらくそれに近いような悲しい出来事が起こってしまいました。
8年前のブログにも書いたのですが、一般的な視聴者からしたら、「また頭のおかしいやつが、ものの判断もできずに、無差別的に事件を犯した」と認識していることでしょう。
そしておそらく「精神疾患患者」≒「頭のおかしいやつ」≒「危ないやつ」という評価になってしまう。
「精神疾患患者」にもいろいろな人がいるにもかかわらず、全部危ないやつ・・・そういった偏見に繋がってしまう。
何度も書きますが、無差別殺人を起こした犯人に酌量の余地はありません。
厳しく断罪してもらいたい、すべての精神疾患患者に対しても迷惑をかけたのですからなおさらです。
それでも・・・・色眼鏡や偏見で見るのではなく、「何が問題で、なぜ凶行に至ったか?」ということをきっちり解明してもらいたいです。
8年前の事件でも、事件直後は大々的に報道されましたが、その後犯人がどうなったか、どういう事情で犯行に及んだかなどの詳細は明確にならなかったように覚えています。
精神科クリニックには何の落ち度もなかったかもしれない、でもこうして悲しい事件がまた起きてしまった・・・
もし何か問題があったのなら、精神科における多くの問題点が、白日の下にさらされますように、
そして、今度こそ再発のないように、そして精神疾患患者に不利益のないように、徹底的に問題点を解明してほしいと思います。
スポンサーサイト
Comment 0