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We have all the time in the world
今週からかなり涼しくなり、身体的には楽になってきました。
それでも睡眠は相変わらず不安定です。
全く寝られないわけではないんですが、少しウトウトしてからなんだか寝られなくなって、
朝方4時ごろまで寝られないとか、寝ても浅いとか、スッキリしませんね。
どこが痛いとか辛いとか興奮しているとか、そういうわけでもなさそうなんですけれど、
眠たい、疲れているのに入眠できずに悶々としている時間は、なかなか辛い時間です。

さて、そんなスッキリしない体調の中ですが、週末は映画を見に行ってきました。
007の最新作、「No Time To Die」です。
この作品は、本来なら昨年2月に全世界公開の予定だったのが、コロナの影響で今年10月まで公開がずれ込みました。
ずっと楽しみにしていた作品だったのですが、やっと観に行けました。

これから観られる方もおられるでしょうから、内容については書きませんが、これまでのシリーズのオマージュとか話題のラストなんかも含めて、集大成ともいえる内容になっていました。
個人的には、アクションシーンは良かった、シナリオ的にはもう少し単純にしてもよかったんじゃないかという感想です。

そして007には定番の音楽作品、
エンドロールで使われたのは、ルイ・アームストロングの「We have all the time in the world」でした。



この曲は、1969年公開のシリーズ第6作、「女王陛下の007」の中で挿入歌として使用されたものを再利用したようです。
この作品なんですが、内容的には今一つの評価が多いようですが、主人公ジェームス・ボンドが唯一結婚したストーリーになっています。

「女王陛下の007」と今回の作品「No Time To Die」との両方で、この曲のタイトルがセリフとして使われています。
前者では結婚した直後、二人でドライブをしながら、「世界は2人だけのものだ」と訳され、
今作では同じくドライブしながら、「時間はいくらでもある」と訳されていたそうです、観た時には気が付きませんでしたが。
そのあとに、どういう事態が起こるのか?
具体的には書きませんが、「これから時間はたっぷりある・幸せは永遠に続く」と感じても、何が起こるかわからないというのが世の常です。

今回の作品でこの曲を使用した意図はよくわかりませんが、
それでもタイトル「No Time To Die」は「まだまだ死ぬときじゃないよ」とでも訳せるように、
意図せぬ逆境に置かれても、「やれることはたくさんある」「まだまだ死ぬときじゃないよ」ってことでしょうかね。

私の逆境もなかなか出口が見えませんが、「We have all the time in the world」の信念をもっていれば、そのうち良いこともあるでしょう。
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