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decaf
ベンゾジアゼピンを断薬した後、体質的に受けつけなくなったものが二つあります。
アルコールカフェインです。

アルコールに関してはもとから体質的に強くはなかったのですが、普通に好きで毎日のように晩酌していました。
特にウイスキーが好きで、イギリスに新婚旅行に出かけたときには、スコッチの酒蔵巡りをしたくらいです。
ところが、今はさらに弱くなってすぐに気分が悪くなってしまい、味覚的にも全く欲しくありません。
宴会の時などお付き合いで飲むこともありましたが、このコロナ禍でそれもなくなった今、ほとんど口にしません。

カフェインはコーヒーが好きなうえに、一日5杯とか量も飲んでいました。
高価なコーヒーメーカーや豆挽を購入してみたり、豆に拘って見たり、それこそ嗜好品という嗜みでした。
アルコールと違って、味覚的には今でも好きで、飲みたいのですが、飲んだら酷い身体症状が現れることがあります。
動悸がする、息苦しくなって呼吸がしにくくなる、立ち眩みがする、倦怠感などなど・・・・

カフェインも薬物ですからね、しかも覚醒作用を謳うぐらいだから、自律神経の交感神経を亢進する薬効があります。
脈拍を早めたり、血流を変えたりする働きがあるでしょうから、こんな症状が出てもおかしくない。
子供の頃、初めてコーヒーやお酒を飲んだ時に、気分が悪くなったりしますが、飲み続けているうちに身体が慣れてきて、平気になってきます。
ベンゾジアゼピンを断薬して、まるで子供の身体に戻ったみたいです。

コーヒーの場合、断薬後、少しずつ慣らして、一度は飲めるようになっていたんですよ。
それが、昨年の夏あたりに胃腸をこわしてからまた怪しくなってきました。
厄介なのは好きなうえに、その日の体調で飲めたり飲めなかったり(症状が出たりでなかったり)することです。
だから、ちょっと飲んでみようかなと試してみて、えらい目に合うということになります。

そこで最近は、カフェインレスコーヒーを試してみることにしました。
昔はカフェインレスコーヒーなんて扱っている店舗は少なかったですが、健康志向の支持者が増えたせいか、最近はスーパーなんかでも置いています。
味も昔は酷かったですが、今では優秀な抽出法も確立され、まあ許容できる範囲ではないでしょうか。

ここ10日ほど、朝飲むようにしていますが、今のところ酷い症状は出ていません。
ただ・・・いつもではないのですが、やはり倦怠感というか喉の詰まり、息苦しさのようなものを感じることがあるんですよね・・

パッケージには97パーセントカフェインカットと謳われています。
本当にカフェインが原因なら症状は出ないように思うんですが、カフェイン以外のコーヒー成分が影響しているのかな??

カフェインといえば、紅茶なんかにも含まれますが、紅茶を飲んでも症状が出たことはないんです。
カフェイン以外で影響が出そうな成分なんてあるかな・・・

好きなものが食べられない(飲めない)というのは、厄介なもんですね。
アレルギーを持っている人はみんなそうか・・・
もうしばらく、カフェインレスコーヒーで慎重に様子を見たいと思います。
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