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Benzo withdrowal for 8 years
ありがたいことにこのところ調子が良かったのですが、
今日は昼飯を食べた後から気を失いそうな倦怠感!
今年の春先にも似たような体験があって、そこから数か月、胃腸症状で苦しんだこともあって、用心して鍼を打ってもらいました。

ただ、冷静に考えると、爆弾低気圧が近づいているみたいで、その影響があったんじゃないかな。
一応記録して、様子見していきます。

さて、今日1月6日でベンゾジアゼピンを断薬して丸8年が経過しました。
上でも書きましたように、8年もたっても完全に症状がなくなったとは言えません。
断薬すればそれがゴールのように思われている方もおられますが、そんな都合のいい話はありません。
また断薬の方法で症状もなく完遂できると信じておられる方もいますが、それもまた都合のいい話でしょう。

だって、クスリを断っても、それを飲み始めた症状は一切治っていないのですもの、症状はあって当然です。
そもそもベンゾジアゼピンを断薬する意味というのは、薬物依存症をどう考えるかということです。
そのまま飲み続けたら、どんどん効かなくなってきて、どんどん量が増えて行って、GOTO廃人、一直線。

クスリを止めたとしてもベースラインに(もしくはそれ以下に)戻すだけのこと。
そこから身体を慣らしていくにはやはり時間はかかります。

止めて良かったと思うことは、そういう症状を受け入れて、それでも生きていこうと覚悟ができたことです。

8年前、とあるきっかけで止めたわけですが、飲み続けた場合、どんな人生だったんだろうなと考えることがあります。
辛い離脱症状に耐えることもなく、普通に社会生活を送れていたかもしれない、
選ばなかった人生は、わかりようがありません。

ただ飲み続けることで、どんどん依存症が進んで二進も三進もいかなくなると感じた、
止めることだけが将来に対して希望の持てるやり方だと信じた、当時の自分の選択を全く後悔してはいません。

医療が万能ではないということは、今回のコロナ禍でも嫌というほどわかりました。
信頼しないということではなく、できないことはできない、わからないことはわからない。
ならば、その状況を受け入れて、精一杯生きるしか道はありません。

まあ8年も経つとずいぶん症状も治まって、日常生活にほとんど支障がないわけですから、ちょっと大げさに書きすぎかも?
断薬8年が、9年10年、20年経ったって、そこは忘れずに、精一杯有意義に暮らしていきたいと思います。
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