春先に胃腸の不調で「機能性ディスペプシア」と診断され、大学病院に通院していましたが、昨日終診しました。
初診当時はうどんしか食べられませんでしたから、比べたらまあ食べられるようにはなっているし、蕁麻疹も治まっています。
でも朝食べたら具合が悪いし、蕁麻疹も塗り薬を止めたとたん再発しますので、根本的には解決に至っていないのでしょう。
私たちメンタル疾患経験者は、なかなか改善されないことを悩んで、何かと病気を探したがる傾向があります。
病気とわかったら、治療法があるはずだからと安心するからだと思います。
だから、複数の病院をドクターショッピングしてみたり、ネットで調べた病気に対応する様々な検査を受けたりするんですね。
私もこれまでいろんな検査をしてきましたし、
そんなことしても何も出てこないということは重々承知していますが、
今回は、突発性難聴、蕁麻疹という目に見える他覚的な症状が出ていたせいと、町医者から大学病院紹介の推薦があったから通院していました。
これまで少し疑っていた「機能性低血糖」の検査などもできたので、まあ全く無意味であったわけではないんですけれど、
それでも結果としては行かない方がよかったかなと感じています。
私も長く闘病していますから、様々な不調に対してのある程度の対症について学んできています。
もちろん完ぺきではありませんので、苦痛が続くこともありますが、それは仕方がないこと。
時間がかかる場合もありますが、いつかは何とか回復していましたし、そういった波の中で、「どう折り合いをつけて生きていくか」という覚悟のようなものができていました。
ところが今回、医者で検査をして何か病名が付くかもしれない、クスリで対応できるかもしれないと考えることによって、
悪い意味で覚悟が揺らぐような、不安をあおるようなことになってしまったと感じています。
昨日の通院では、医師と対面して話をしただけで、診察はありませんでした。
その中で、「西洋薬は万能ではなく、全ての症状に効果があるわけではない、むしろ効果がある疾患は少ない」「諦めるというのではなく、生活の中で症状に折り合いをつけて生きていくのが大切」というような話がありました。
治らないことを悟るということ・・・
大事な話であり、こういった説明を患者にして、患者が前向きに取り組めるように説得することも、医者の大きな職務なんだと思います。
じゃあ初めから医者など行かなきゃいいじゃないかという意見もありますが、
そうではなく、とことん検査したうえで命に係わる疾患がないことを確認したうえで、それでも今の医学ではその症状を抑えるにはノーアイデアであることを認め、前向きにどうやって折り合いをつけるかということが重要です。
医療を疑うわけではないですが、限界があるということ。
わかっているようで、頼りすぎている部分はあります。
何度かここでも書きましたが、不調を抱えても、どうやって充実して生きるか、どうやって楽に生きるか?
そこにパワーをシフトすることが大切なんだと、再認識した次第です。
初診当時はうどんしか食べられませんでしたから、比べたらまあ食べられるようにはなっているし、蕁麻疹も治まっています。
でも朝食べたら具合が悪いし、蕁麻疹も塗り薬を止めたとたん再発しますので、根本的には解決に至っていないのでしょう。
私たちメンタル疾患経験者は、なかなか改善されないことを悩んで、何かと病気を探したがる傾向があります。
病気とわかったら、治療法があるはずだからと安心するからだと思います。
だから、複数の病院をドクターショッピングしてみたり、ネットで調べた病気に対応する様々な検査を受けたりするんですね。
私もこれまでいろんな検査をしてきましたし、
そんなことしても何も出てこないということは重々承知していますが、
今回は、突発性難聴、蕁麻疹という目に見える他覚的な症状が出ていたせいと、町医者から大学病院紹介の推薦があったから通院していました。
これまで少し疑っていた「機能性低血糖」の検査などもできたので、まあ全く無意味であったわけではないんですけれど、
それでも結果としては行かない方がよかったかなと感じています。
私も長く闘病していますから、様々な不調に対してのある程度の対症について学んできています。
もちろん完ぺきではありませんので、苦痛が続くこともありますが、それは仕方がないこと。
時間がかかる場合もありますが、いつかは何とか回復していましたし、そういった波の中で、「どう折り合いをつけて生きていくか」という覚悟のようなものができていました。
ところが今回、医者で検査をして何か病名が付くかもしれない、クスリで対応できるかもしれないと考えることによって、
悪い意味で覚悟が揺らぐような、不安をあおるようなことになってしまったと感じています。
昨日の通院では、医師と対面して話をしただけで、診察はありませんでした。
その中で、「西洋薬は万能ではなく、全ての症状に効果があるわけではない、むしろ効果がある疾患は少ない」「諦めるというのではなく、生活の中で症状に折り合いをつけて生きていくのが大切」というような話がありました。
治らないことを悟るということ・・・
大事な話であり、こういった説明を患者にして、患者が前向きに取り組めるように説得することも、医者の大きな職務なんだと思います。
じゃあ初めから医者など行かなきゃいいじゃないかという意見もありますが、
そうではなく、とことん検査したうえで命に係わる疾患がないことを確認したうえで、それでも今の医学ではその症状を抑えるにはノーアイデアであることを認め、前向きにどうやって折り合いをつけるかということが重要です。
医療を疑うわけではないですが、限界があるということ。
わかっているようで、頼りすぎている部分はあります。
何度かここでも書きましたが、不調を抱えても、どうやって充実して生きるか、どうやって楽に生きるか?
そこにパワーをシフトすることが大切なんだと、再認識した次第です。
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