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Wipe out worries
言うまでもないですが、私は「ベンゾジアゼピン」という精神安定剤・睡眠薬を8年前に断薬しています。

いまでこそその有害性が認められ、多くの病院でも積極的には処方されなくなったこのクスリですが、
私が断薬した頃は、内科でストレス性の胃腸炎というだけでも処方されるようなクスリでした。
安いし、即効性はありますしね。

じゃあ、このクスリの何が悪いかというと、
もちろんいろいろな視点があるわけですが、主に言われることは「依存性がある」ことです。
「依存性」とは「止められなくなる」ことで、それがなくなると生きていけなくなる、寝られなくなったりパニックになったりします。
一生飲んだらいいと言われることもありますが、耐性ができるので効果が薄れて、どんどん服用量が増えていきます。
アルコール中毒とよく似ています。

ここからは個人の判断になりますが、この状態を良しとせずに、断薬する決意をしたわけです。
依存性薬物の常ですが、やめることで酷い離脱症状が出て、長らく苦しむことになりました。
症状詳細は過去のブログをお読みいただければなんですが、「依存症」の難しさについて再度書こうと思いました。

依存性薬物が止められないのは「肉体的依存」と「精神的依存」があるからと言われます。
肉体的依存」は「寝られない」とか「頭痛」とかの症状があって、クスリを飲んだら治るというものですね。
症状が強ければ再服薬の誘惑になりますが、正直、「肉体的依存」に関しては克服することはそれほど難しくないと思います。

厄介なのは、「精神的依存」の方です。
症状がかなり治まった現在でも、結構苦しめられている気がしますし、これはクスリだけの話ではないのです。

今でも頸のコリや頭痛で悩まされることがあります。
辛い時は鍼を打ってもらうことが通常になっています。

ただこれは時間が経てば治る類のもので、我慢ができないというほどのものではありません。
だから本来はマストではありません。
ちょっと頭痛がするだけですぐに鎮痛薬を飲む、少しお腹を壊しただけですぐ胃腸薬を飲む、そしてこれが止められない。
これも精神的依存の類ですね、少し安静にしていたら治るのに、クスリを飲まずにいられない。

これまで長らく辛い症状を体験してきただけに、不安感が半端ないんです。
ちょっと症状があっただけで、「もっと悪くなるんじゃないか、苦しむんじゃないか」という気持ちに支配されます。
予期不安」と言われますが、これが結構厄介です。

「なかったらいいわ、我慢しよ」ではなくて、「やらなきゃ酷いことになる」という不安感。
軽い症状があるときに、鍼に行こうかどうしようか、かなり葛藤しています。
早く予約しなきゃ、今日打てなくなってしまうんじゃないかとか心配します。

これを払しょくしていくのは、おそらく「大丈夫だった、何とかなった」という成功体験しかないんですね。

今日も朝起きた時点で、どうしようかずいぶんと迷ったんですけれど、様子見することにしました。
我慢することが良いことではないのですが、無くても何とかなるという安心体験につなげられたらなと思います。
精神的依存」はこういった不安感とも闘わなければいけなく、おそらく一生の闘いです。
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