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GP (General Physician)
胃腸の不調、酷いアレルギー症状のような倦怠感などが長引いています。

これまでいろんな病気を勘ぐって病院に行き、検査を受けてきたにもかかわらず、どこにも異常がみられませんでした。
どうせわからないだろうし、変な薬飲むのも嫌だし。
そんな医療不信のような状態が続いていて、ずっと放置していました。

しかし今回は、アレルギーの検査をしてもらった担当医から「大学病院で検査してもらいませんか?」と勧められて受診しました。
心動かされたのは、「総合診療科」というところに少し興味があったからです。

私が初めて不調を感じて検査してもらったのは、もう30年以上前になりますが、その時は「胃腸が不調」であれば内科、「耳鳴りがする」なら「耳鼻科」と、特定の専門科で検査してもらって、器質的な病変がなければ「異常なし」と診断されていたわけです。
結局は「精神的なものじゃないですか?」なんて言われるのが落ちで、挙句の果てに「精神科」に回されるきっかけになりました。

特定の臓器や疾患に限定せずに多角的に診察を行う部門として「総合診療科」が創設され、2007年には厚労省が認定医の検討報告をしているようですが、未だに明確な定義ではないようです。
まあ、専門性が低い中途半端なものじゃないの?って疑念もありますが・・・

今日、ある医大病院の総合診療科で診察・一部検査をしてもらってきました。
結果はまだ出ていません。
それでも、今回受診してよかったなと思いました。

理由は三つあります。

まず一つ目は十分に時間をとって話を聞いてくれるからです。
専門の診察科では、レントゲンや胃カメラなどの検査で異常がなければ、「大丈夫ですよ」で終わりです。
それに大学病院ってこれでもかってくらい外来患者が多いので、個別にじっくり相談できる時間なんて取れません。

私は今回、30分以上時間をとって医師と話ができました。
それもこちらが一方的に話すだけではなく、医師が可能性を説明しながら質問するという対話形式でできます。
こういう対応なのでここに時間がかかりますから、予約がいっぱいで初診まで時間がかかるという問題はあります。

二つ目は、長らく受診していない間に、新しい疾病の定義ができていることがあるということです。
30年前は胃腸に潰瘍がみられなければ異常なしであったものが、胃腸の動きが悪いという症状の疾病であるとわかる場合もあるということです。

三つめは、診療科の性質によるものかもしれませんが、医師の説明能力とコミュニケーション能力が非常に高いと感じたからです。
総合的にみるということは、曖昧な表現から当たりを引き出していく能力が求められるわけです。
これまでブログでも書いてきましたが、不定愁訴の症状を他人に説明するのは困難で、そんな人が多いんでしょう。

また、精神科で懲りていることもあって、私は治療方針であったり投薬であったりに、人一倍理屈、根拠を求めるところがあります。
医師によっては、大した説明なしに、「〇〇という病気ですから、これ飲んどいてね」程度の説明しかしてくれません。
今回の説明では、しっかりと理屈の通った説明で私を納得させてくれました。

何度も検査してからぶりだと、失望も大きいですので、もう検査はいいやと思っていましたが、そんなこんなでおおむね満足して帰ってきました。
もちろん今回も何もわからずという結果である可能性は高いです。
医療は万能ではなく、どうしようもないこともあると腹を据えることも、ある意味必要なことです。
でも、しっかりと納得のいく医療を受けられた感じがして、良かったんじゃないですかね。

精神科で植え付けられた医療不信も、少しは払しょくできてきましたかね。
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