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Comrade
睡眠や胃腸に影響していた自律神経症状、1週間前くらいを底にして安定してきたように感じます。
やはり季節性の不調だった可能性が高いようですが、このご時世、体調が悪いといろんな不安に苛まれるので不便が多いです。

さて昨日、2年ぶりくらいに友人と再会しました。
私と同じくベンゾジアゼピンを断薬して社会復帰された同士です。

ブログを始めて知らない方からコメントをいただくこともあるのですが、実際にお会いした方は多くありません。
情報を共有し、励ましあう関係でお会いできればいいんですが、断薬を終えたのなら正しい情報を持っているだろうと期待される場合もありますし、お互い余裕がなくて思惑の主張になってしまう場合もあります。
自助の会や被害者の会を立ち上げられている方もおられますが、利害が必ずしも一致せず、荒れてしまうケースも多いように聞きます。
この方とは考え方というか価値観、メンタルが近いように感じるためにお会いできるのだと思います。

お会いして、症状を含めた近況情報の交換、そして鍼灸や整体といった対処情報などもお互いに話したのですが、
いつもそうですがテクニカルな話というのはあまりなく、気持ちの話の方が多いのです。

症状が強くてもうダメと感じたとき、どう乗り切った とか
症状を抱えながら仕事を続ける上で、何を目的・目標にしているか とか
今後の人生で何を大切にし何を楽しみにして生活したらいいんだろうね とか

そして本末転倒になるかもしれませんが、

ベンゾジアゼピンっていったい何だったんだろう?
本当に止めなきゃいけないクスリなのか?

もちろん個人的にはいろんな症状も消えたし、比較的元気に自由になったし、止めて正解だと感じていますし、
それがなくては生活ができない、不安で仕方がないという意味では、麻薬と何ら変わりないものと思いますけれど、

断薬がきつくて、再服用してしまうことは悪いことなのか、
ましてやそれを服用することで自死することを止められるのなら価値があるんじゃないか?
何も知らされずに飲み始めた我々は、騙された、被害者だと憤るけれど、説明されていたとしても飲んだんじゃないか?

何よりそんなことに拘っているということは、まだベンゾジアゼピンという呪縛から脱し切れていないんじゃないか?

私が断薬7年、その方が断薬5年。
それだけ経過しながらもまだ意識しているし、元からかもしれませんが症状を抱えている。
この問題は、アルコール依存などと同じく一生抱えていく必要があります。

でもここまで来たら、弱音を吐くいうより、単に自分の考え方を再認識する機会になっており、
これからも依存するのではなくお互い励ましあい、刺激しあう関係でお付き合いを継続できたらと思います。
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