萩本欽一さんが「マヌケのすすめ」という書籍を出版されています。
萩本さん、いやあえて「欽ちゃん」でいいですよね。
欽ちゃんは言わずと知れた、80年代90年代の時代の寵児であり、出演テレビ番組の視聴率合計が100%を超えることから、「視聴率100%男」なんて呼ばれてました。
若い時期に彼の番組に触れていた者としては、バラエティ番組における成功者であり、演出を計算して潮流を作ったキレモノという印象がありました。
それがご本人は、「自分はマヌケだったから成功した、助けられた」って思われているようです。
実際に欽ちゃんがマヌケだったかどうかと言われると、やはり頭のいい人だったとは思うんだけど、
書かれている内容については共感できる部分も多いです。
なんだかね~
もちろん自分や周りの人の失敗も、「マヌケだったね」で済ませられるようなら、ぐちぐち悩むことも諍いもない。
そんなことわかっているけど、性格上できないからメンタルやられるんです。
「マヌケは天から授かった才能である」って書いてあるけど、ホント、人生を成功させるうえでの大きな才能なんじゃないかなと思います。
とはいえ、備わらなかった才能を羨ましがっても仕方がないので、注意すれば変えられるんじゃないかと思うことに気を付けたいかなと。
「夫婦円満の秘訣」として書かれていることです。
以下、抜粋ですが、
夫婦円満の秘訣は「お利口な言葉」を使わないことだと言ってもいいかもしれない。
そもそもが相手を追い詰めるための言葉だから、言われたほうは言い返せなくて悔しいし、言っているほうも怒りがますますふくらんでいきます。
「お利口な言葉」でわざわざ原因をハッキリさせたところで、話がややこしくなるだけで何にもいいことないよね。
「どっちが正しい」かを突き詰めたり、「どっちがお利口か」を競ったりするのは、お利口なバカがやることです。
・・・・
これは本当に、私がやりがちなことです。
白黒つけようとして、理屈で叩き潰そうとして、自分の正当性を主張します。
「お利口なバカがやることです」という最後の言葉に耳が痛い・・・
「お利口なバカ」というのは自覚があるんですよ。
正当性を主張できたけれども、その人(や対象)との関係性を壊滅的に破壊してしまうなら、それはただのバカです。
でもどうもそれがやめられない・・・
夫婦の話だけではないです。
断薬した直後も、そんなことばかり考えてたよなあ・・・
断薬のやり方は理屈としてこれが正しくて、ほかの意見を言う人は認めないとか、
毒のようなベンゾジアゼピンを処方した精神科医は全員敵で、おまえらの言うことは一切耳を貸さないとか。
欽ちゃん自身、「マヌケ」ってことはなく、「マヌケなふりをしたお利口さん」だったのだと思いますが、
実際に「マヌケ」な存在より、「ちょっとだけお利口で理屈をこねるバカ」の方がよほど救われないです。
簡単に性格は変えられないでしょうけれど、「お利口なバカ」になりそうな自分に気づいたら、深呼吸したいと思います。
萩本さん、いやあえて「欽ちゃん」でいいですよね。
欽ちゃんは言わずと知れた、80年代90年代の時代の寵児であり、出演テレビ番組の視聴率合計が100%を超えることから、「視聴率100%男」なんて呼ばれてました。
若い時期に彼の番組に触れていた者としては、バラエティ番組における成功者であり、演出を計算して潮流を作ったキレモノという印象がありました。
それがご本人は、「自分はマヌケだったから成功した、助けられた」って思われているようです。
実際に欽ちゃんがマヌケだったかどうかと言われると、やはり頭のいい人だったとは思うんだけど、
書かれている内容については共感できる部分も多いです。
なんだかね~
もちろん自分や周りの人の失敗も、「マヌケだったね」で済ませられるようなら、ぐちぐち悩むことも諍いもない。
そんなことわかっているけど、性格上できないからメンタルやられるんです。
「マヌケは天から授かった才能である」って書いてあるけど、ホント、人生を成功させるうえでの大きな才能なんじゃないかなと思います。
とはいえ、備わらなかった才能を羨ましがっても仕方がないので、注意すれば変えられるんじゃないかと思うことに気を付けたいかなと。
「夫婦円満の秘訣」として書かれていることです。
以下、抜粋ですが、
夫婦円満の秘訣は「お利口な言葉」を使わないことだと言ってもいいかもしれない。
そもそもが相手を追い詰めるための言葉だから、言われたほうは言い返せなくて悔しいし、言っているほうも怒りがますますふくらんでいきます。
「お利口な言葉」でわざわざ原因をハッキリさせたところで、話がややこしくなるだけで何にもいいことないよね。
「どっちが正しい」かを突き詰めたり、「どっちがお利口か」を競ったりするのは、お利口なバカがやることです。
・・・・
これは本当に、私がやりがちなことです。
白黒つけようとして、理屈で叩き潰そうとして、自分の正当性を主張します。
「お利口なバカがやることです」という最後の言葉に耳が痛い・・・
「お利口なバカ」というのは自覚があるんですよ。
正当性を主張できたけれども、その人(や対象)との関係性を壊滅的に破壊してしまうなら、それはただのバカです。
でもどうもそれがやめられない・・・
夫婦の話だけではないです。
断薬した直後も、そんなことばかり考えてたよなあ・・・
断薬のやり方は理屈としてこれが正しくて、ほかの意見を言う人は認めないとか、
毒のようなベンゾジアゼピンを処方した精神科医は全員敵で、おまえらの言うことは一切耳を貸さないとか。
欽ちゃん自身、「マヌケ」ってことはなく、「マヌケなふりをしたお利口さん」だったのだと思いますが、
実際に「マヌケ」な存在より、「ちょっとだけお利口で理屈をこねるバカ」の方がよほど救われないです。
簡単に性格は変えられないでしょうけれど、「お利口なバカ」になりそうな自分に気づいたら、深呼吸したいと思います。
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Comment 2
joker
クスリを辞めてから3年が経過するのは非常に早く感じました。あっという間でしたよ。ある程度は体調良くなりました(単に慣れただけなのかも知れませんが)。
変な寝汗もかきませんし、ぐっすり眠れています。人間らしい感覚が戻ってきたので、普段の生活に楽しみを見出す事も出来ています。
ただ、脳みそだけは断薬当初から変化はありませんでした。軽作業系のバイトをしているのですが、いかんせん、頭の回転が一向に回復していませんので、現場のパワハラ気味の担当者に面と向かって馬鹿にされる事があり、辛い思いをして過ごしています。。一生このまま馬鹿になったまま生きていくのかと思うとやりきれません。
2020/02/07(Fri) 08:27
CaliforniaRocket
Re: タイトルなし
> joker さん
こんにちは。
いつも自分のケースばかり書いて、「私は違う!」って言われたら申し訳ないのですが、
断薬3年だったら、私は復職できた直後ですよ。
そこから4年ほど経過しましたが、その間の頭の働きの回復ってのは、予想できないほど大きいですよ。
いま、バカにされたって何ですか。
断薬して3年も我慢するという、常人にはできないことをやってきたわけですから、もっと誇っていいですよ。
楽しいことが増えてきたのなら、今はその感覚を追究することに集中したらいかがでしょうか?
仕事は食うための仕方がないことと割り切って。
そこから、まだ変わっていきますよ。
苦しんだ分、楽しんでくださいね。
2020/02/07(Fri) 17:04