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Impossible before
正月休みが終わり、仕事が始まりました。
大して忙しいわけでもないのですが、この1週間はなかなか疲れました・・・

たった9日間の休暇明けでこれですから、私のように3年近くも休職していたら社会復帰に苦労しました。
私だけではなく、休職明けや断薬明けで仕事をする際に苦労をするのはアルアルなんでしょう。

  「能力が復活しません」であるとか
  「頭がボケてしまって、働きません」であるとか
  「集中力が続かなくて」であるとか・・・
よくコメントでいただくのですが、そんなの当たり前のことで、少しずつ回復していくものですので心配いらないのです。

以前のブログで、復職後に一番嫌だった仕事は議事録を書く仕事だということを書いたのですが、今では何の苦もなくなっています。
同じように、過去にはかなり辛かったけれども、今ではさほど問題がなくなったこともいくつかあります。

第二弾で紹介するのは、ちょっと特殊かもしれませんが、「立ったり、しゃがんだりを頻繁に繰り返す仕事」です。

私の会社は電気機械の製造販売の会社で、職種は技術開発職をやっております。
機械を修理したり改造したり、分解したり組み立てたりと、そういう業務は結構あるんです。
その際に、しゃがんでみたり、立ち上がったりということをよくするんですね。

この作業を繰り返していると、立ち眩みというんでしょうか、のぼせというんでしょうか、くらくらしてきてだめでした。
ベンゾジアゼピンの断薬で何が問題かっていうと、それまで薬でごまかしていた自律神経が、働かなきゃいけない時に働かなくなることです。

しゃがんでから立ち上がると、血圧をあげて下の方に溜まっていた血液を頭の方に戻さなきゃいけません。
そういった自律神経の働きが異常なので、頭への血流が戻らずに貧血みたいになるんですね。

使わなかった機能が衰えるのは当然の話ですが、それを嘆いても仕方がありません。
それにその機能は鍛えれば復活します、逆に言えば、辛いからと言っていつまでも甘やかしていたらいつまでも戻りません。

思い起こせばかなり苦しんだ仕事内容でしたが、続けているうちに、いつの間にかほとんど気にならなくなっていました。
いま働いていて、できないこと、辛い仕事は、自律神経を回復させている治療であり、必要な過程なのです。
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