9連休も終わってしまえばあっという間で、今日から仕事始めとなりました。
初日は事務処理がほとんどですので、暇な一日ではあったのですが、
とはいえ朝起きて出社し、僅かながらでも担当する責務もあるため、気が張ったのか昨日は眠りが非常に浅かったです。
そんな一年のスタートの日ですが、この日をもってベンゾジアゼピンを完全断薬してから7年の月日が経過したことになりました。
7年と言えば長い期間に思われますが、連休と同じで過ぎてしまえばあっという間であったように感じます。
偶然だったのですが、このブログは断薬を敢行する当日に始めました。
当初は「断薬ブログ」にするつもりもなければ、これだけ長い間書き続ける予定もありませんでした。
はじめは自分の辛さを吐露する場所でしたが、同じく断薬された方との交流や情報収集として、そして記録を残すことによってこれから断薬される方の参考になればと、目的も変わってきたように思います。
7年もたつと症状はほとんどなくなるし、それに対する対処などのトピックスとしての記事の価値は少なくなってきます。
「断薬ブログ」としての役割は終わったかなと思いながら、回復・社会復帰した後にどう生きているかということを書くのも、それはそれで意味があるかななどと考えて、だらだらと続けています。
症状が治まるにつれて、価値観や考え方も少しずつ変わってきたように思います。
断薬直後、症状に苦しみ、よくもこんな毒を飲ましやがったなと精神科医を憎み、ベンゾジアゼピンを絶対悪として否定しており、おそらくそれが7年のうちの4年くらいは続きました。
そして違う価値観の方や、違う断薬法を実施された方に対して議論(口論?)を吹っかけてました。
余裕がなかったといいますか、そうすることでしか自分の当時の境遇を許容できなかったのだと思います。
他人は他人、正解なんて一つじゃないと肩の力が抜けたのは、ここ2年くらいのことでしょうか。
こういう決めつけは失礼かもしれませんが、断薬を敢行し精神科を卒業された方は、他人は関係なく自分の問題だと気づき、いつの間にかこの問題から距離を置く方が多いように感じます。
怒りやこだわりは、初期的には断薬を続ける力になりますが、最終的にはそれを捨て去ることが卒業になるのかなと思います。
あと何年、私の寿命が残っているのか?20年?30年?もっと短い?
将来のことはわかりませんし、症状が再発することだってないとは限りませんが、
これから生きる人生にとって、この7年は無駄なものではなく、必要な期間であったのだと感じます。
この7年で諦めなければならないことはたくさんあったし、余計な苦労もあったと思います。
だからこそ、現在を充実して生き、将来にどう楽しむか考え、ベンゾジアゼピンを飲み続けていては決して意識しなかったことを考えました。
現在、離脱症状で苦しまれている方も、決して今の時間は無駄ではないことを信じてくださいね。
回復まで数年かかったとしても、過ぎてしまえばあっという間で、振り返るときっと意味のある時間だから。
人生の成功なんて、人生が終わった時に本人がどう感じるかでしかありません。
何十年後かに、「山谷あったけど、そう悪くない人生だった」と感じて人生の幕を閉じられたらいいなと思います。
初日は事務処理がほとんどですので、暇な一日ではあったのですが、
とはいえ朝起きて出社し、僅かながらでも担当する責務もあるため、気が張ったのか昨日は眠りが非常に浅かったです。
そんな一年のスタートの日ですが、この日をもってベンゾジアゼピンを完全断薬してから7年の月日が経過したことになりました。
7年と言えば長い期間に思われますが、連休と同じで過ぎてしまえばあっという間であったように感じます。
偶然だったのですが、このブログは断薬を敢行する当日に始めました。
当初は「断薬ブログ」にするつもりもなければ、これだけ長い間書き続ける予定もありませんでした。
はじめは自分の辛さを吐露する場所でしたが、同じく断薬された方との交流や情報収集として、そして記録を残すことによってこれから断薬される方の参考になればと、目的も変わってきたように思います。
7年もたつと症状はほとんどなくなるし、それに対する対処などのトピックスとしての記事の価値は少なくなってきます。
「断薬ブログ」としての役割は終わったかなと思いながら、回復・社会復帰した後にどう生きているかということを書くのも、それはそれで意味があるかななどと考えて、だらだらと続けています。
症状が治まるにつれて、価値観や考え方も少しずつ変わってきたように思います。
断薬直後、症状に苦しみ、よくもこんな毒を飲ましやがったなと精神科医を憎み、ベンゾジアゼピンを絶対悪として否定しており、おそらくそれが7年のうちの4年くらいは続きました。
そして違う価値観の方や、違う断薬法を実施された方に対して議論(口論?)を吹っかけてました。
余裕がなかったといいますか、そうすることでしか自分の当時の境遇を許容できなかったのだと思います。
他人は他人、正解なんて一つじゃないと肩の力が抜けたのは、ここ2年くらいのことでしょうか。
こういう決めつけは失礼かもしれませんが、断薬を敢行し精神科を卒業された方は、他人は関係なく自分の問題だと気づき、いつの間にかこの問題から距離を置く方が多いように感じます。
怒りやこだわりは、初期的には断薬を続ける力になりますが、最終的にはそれを捨て去ることが卒業になるのかなと思います。
あと何年、私の寿命が残っているのか?20年?30年?もっと短い?
将来のことはわかりませんし、症状が再発することだってないとは限りませんが、
これから生きる人生にとって、この7年は無駄なものではなく、必要な期間であったのだと感じます。
この7年で諦めなければならないことはたくさんあったし、余計な苦労もあったと思います。
だからこそ、現在を充実して生き、将来にどう楽しむか考え、ベンゾジアゼピンを飲み続けていては決して意識しなかったことを考えました。
現在、離脱症状で苦しまれている方も、決して今の時間は無駄ではないことを信じてくださいね。
回復まで数年かかったとしても、過ぎてしまえばあっという間で、振り返るときっと意味のある時間だから。
人生の成功なんて、人生が終わった時に本人がどう感じるかでしかありません。
何十年後かに、「山谷あったけど、そう悪くない人生だった」と感じて人生の幕を閉じられたらいいなと思います。
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Comment 4
瑠璃唐草のチー
何十年後かに、「山谷あったけど、そう悪くない人生だった」と感じて人生の幕を閉じられたらいいなと思います。
本当にそう思います。
2020/01/08(Wed) 07:33
joker
山谷あったけど、悪くない人生だったと思いたいーと僕も思います。今は精神薬漬けになり全てを失ってしまった原因の母親を毎日のように恨み、いつかボケるであろう恐怖に苛まれる日々です。
いつかバイト生活から抜け出し、普通の年相応の社会的な生活に戻れたら、と切に願います。
7年間お疲れ様でした。
2020/01/08(Wed) 17:47
CaliforniaRocket
Re: タイトルなし
> 瑠璃唐草のチー さん
こんにちは。
いつもコメントありがとうございます。
その時に悔いないように、精いっぱい生きたいものです。
2020/01/08(Wed) 20:30
CaliforniaRocket
Re: タイトルなし
> joker さん
こんにちは。
この考え方が正しいとか、そう考えるべきだとか、そんなことは決してないんでしょうけれど、
きっとそう考えた方が、生きるのが楽になるのかなと感じました。
先の体調に見通しが立たないというのは、本当に怖いですよね。
不安も体調もそして考え方も、良くなる時は一気に、そして連鎖して良くなりますよ。
悪い時はじっとして力をためてくださいね。
2020/01/08(Wed) 20:36