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DSM-5
メンタルヘルスの疾患でお悩みの方、このブログを読んでくださっている方は「DSM」が何かということは良くご存じのことと思います。
wikipedeiaでは
 
  精神障害に関するガイドライン。
  精神科医が患者の精神医学的問題を診断する際の指針を示すためにアメリカ精神医学会が定めたもので、
  世界保健機関による疾病及び関連保健問題の国際統計分類とともに、世界各国で用いられている。


とあります。
1952年に発行されてから随時改訂され、今月に第5版である「DSM-5」の発表が予定されています。
これにより精神科での診断名が変わったりするわけですから、興味は尽きません。

5月11日の読売新聞でこの「DSM-5」に関する記事が書かれていたそうです(又聞きです・・)。
以下、引用。

 うつ病は、「抑うつ気分」「興味または喜びの喪失」の一方または両方と、ほぼ毎日の「不眠や睡眠過多」など、計五つ以上の症状が2週間続き、生活に支障がある場合に診断される。ただし、死別の場合は、症状が2か月以上続く場合に診断できる、と規定されていた。

 新基準ではこの規定が削除され、脚注で正確な診断のポイントなどが記載される。背景には、うつ病を早期に治療することを重視する流れがある。だが、子どもや配偶者を不慮の事故などで失った時も、2週間で立ち直らなければ病気とされる可能性があり、日本の精神科医からも疑問の声が上がっている。


・・・・
どうでしょうか?
新基準では、大切な肉親が亡くなってから2週間で「悲しみにサヨナラ」しなければ、「うつ病」と」診断される可能性があるということです。
いや、本当にうつ病かもしれませんから、百歩譲って診断されることは良しとしましょう。

しかし、なぜ2週間?なぜ2か月?
その根拠が全くわかりません・・・
しかも簡単に診断基準を変えるって・・なんでも早期治療で片づけようとしているように思えます。
そしてまた、「薬漬け患者」が一人出来上がりってわけですね。

肉親との死別というのは、人生の中でも最大級の悲しい出来事ですよね。
もちろん悲しいし、つらいし、苦しい。
そんなときに、甘い言葉に乗って、安易に薬を飲まれませんように・・・
人間は薬なしにでも、悲しみを昇華できる生き物なのです。
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