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Sufficient preparation
二ヶ月ぶりくらいで、仙台に出張にきています。

大阪と仙台では遠いように感じますが、飛行機に乗ってしまえばたった1時間のフライトです。
何か急用ができたとしても、半日あれば戻れます。
半日の遅れが許されない事件なんて滅多にあるはずもなく、その程度の距離でしかないとも言えます。

でもたった半日の変化であっても、人はしばしば、環境が変わることに対して不安を感じることがあります。
自宅(またはその近く)にいたら、当たり前に利用できるコンビニエンスが得られなくなることに対する不安です。

普通の人なら、それは「少し不便だな」と思う程度で、不安までは感じないかもしれません。
けれど私たちのように特異な人間は不安を感じるのです。
それは、依存性であったり、不安神経症、予期不安などと表現されます。

例えば、いつもの活動範囲で働いているとしたら、具合が悪くなったとしても(こういう心配をすること自体が不安症の典型ですが…)、通いつけの鍼灸院で面倒見てもらえるからと安心できます。
出張に出かけてしまうと、たった半日の距離でしかないのに、そのお守りがなくなってしまう、
だから大丈夫だろうか?、明日具合が悪くなるんじゃないか?と不安になって、どうしても行動範囲が狭くなってしまいます。

ベンゾジアゼピンがやめられないことだって、同じことですよね。
どうせお財布かポーチの中にいっぱいストックしてあるんでしょ?
それを持ってじゃないと、怖くて外出できなくなっている。
離脱症状が辛くて断薬できないという話をよく聞きますが、そうではなく、結局は不安だからやめられない。

お守りに頼っても、外出、活動できた方がいい、そういう意見もあるでしょう。
また、ベンゾジアゼピンをやめられた私だって、それが鍼灸に変わっただけかもしれません。
結局、人間は依存症・不安症からは抜け出せられないんでしょうかね?

体調が悪くなる、パニック障害や鬱を体験してしまった。
感じてしまった恐怖、不安というのは一生消えないのかも?
逃げるのか、クスリやアルコールに頼るのか、抗うのか?

可能であるならば、まだ抗っていたい。
自分の可能性を信じていたい。
そのためには、準備であったり、努力であったり、
まだまだできること、やるべきことはあるのだと思います。
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Comment 6

ハナさん*

本当の治療は、「お守り」を手放すよう指導します

様々な恐怖症や不安症、あるいは依存症など。
そういうものから、なかなか抜け出せない方々は、いわゆる「お守り(行動)」を手放せずにいるようですね。

認知行動療法でも森田療法でも、そうした病を本気で治そうとする治療では、最終的には、そうした「お守り」を手放す・止めることをした上で、不安恐怖の対象に曝露する(さらされる)こと、恐怖突入することを実践させます。
「お守りに頼っているうちは、治らないですよ」と言って。
「曝露療法(認知行動療法の一手法)をしても効果がないという人は、そうしたお守りを手放していないから、効果が出にくい」といった研究もあるそうです。

まぁ私自身、身体症状に関しては、お守りめいたことを、完全に手放しきれてはいません。それを手放すのは、ものスゴく、凄まじく大変だということは、わかります。
それでもやはり、自分がここまで治ってきたのは、「お守りを絶って、恐怖突入を続けてきたからだ」とも、実感しています。

結局のところは、当人がどこまで辛い治療実践を、徹底して行えるかで決まる。全ては、当人次第なのだと感じています。
(ただ薬を出すしか能のない医師にかかっていて、適切な治療法─その病態に有効な精神療法─を選択肢として与えられていないのであれば、話は始まりすらしませんが。)

2019/07/24(Wed) 21:00

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CaliforniaRocket

Re: 本当の治療は、「お守り」を手放すよう指導します

> ハナさん

こんにちは。

まだ出張中できちんとコメント返せません。すみません。

全くの丸腰で、戦闘地域を闊歩するのは、なかなか勇気がいることで、現実的ではないかもしれませんね。
何をどこまでやるべきか、無理するところと自重するところ、判断が難しいところです。

2019/07/24(Wed) 21:49

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のぶ

横乗り&音楽依存

私も横乗りと音楽に依存してるんだろうなぁと思う次第です・・そしてその横乗り(お守り)は若干の恐怖を伴うという悪循環・・・・w

私事ですが、「てんかん」の疑いは晴れました!検査中にがっつり発作が起こっていたのにも関わらず、てんかん波はまったくなかったとのことでした。体がビクッとなるのは硬直からだろうとのこと。

ということで、パニック障害&自律神経失調症という病名がやっとこさ付きました。相変わらず薬は飲んでません!担当医さんも理解してくれていて(かわいい女医さん)、本当に助かります。

お守りなしのブッダみたいな心境では自分は生きられないので、遊び大好きっていう信念をお守りに、薬なしハチャメチャリハビリ生活楽しんじゃおっかなって感じです

2019/07/27(Sat) 09:40

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CaliforniaRocket

Re: 横乗り&音楽依存

> のぶ さん

こんにちは。

まずは、てんかんの疑いが晴れたということで、良かったですね。
まあ、病名が付くつかないに関係なく、ご本人は症状があって辛いでしょうから、良くはないのかもしれませんが・・・

横乗りや音楽は依存の心配もないですし、それらがお守りになるならば素晴らしいです。
私は症状が出て辛くなってしまうと、楽しいことを考える余裕がなくなってしまいます。

本心であってもやせ我慢であっても・・・
楽しいことを糧に生きるっていう考え方は重要だと思います。
私も、やせ我慢でもそうありたいですね。

2019/07/27(Sat) 14:40

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瑠璃唐草のチー

こんにちは~。
私は今、ベンゾ系のクスリも抗うつ薬も持って歩いていません。
お守りはあっていいと思うので、救心をもっています。
眠れない日があったのは子供頃からでした。
離婚し、夜勤をするようになってから完全に眠れなくなって、内科からハルシオンを勧めるられて飲んでしまい、クスリ依存が始まりました。
内科等で簡単にベンゾのクスリを、何の説明もなしに処方するのは問題だと思います。
私の場合、医師は眠らないで働くより、飲んで眠って働いたほうがいいと言いました。
医師が言うのならと信じてしまいました。
今はまったく信じられなくなりました。

2019/07/28(Sun) 09:47

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CaliforniaRocket

Re: タイトルなし

> 瑠璃唐草のチー さん

こんにちは。

仰る通りだと思います。

30年も前のこと、看護師さんとお付き合いしていたのですが、夜勤があるからとハルシオンを服用されていました。
頼んだら、1錠や2錠簡単にくれましたよ。
医者に処方されなくとも、それだけ簡単に手に入ったし、安全なクスリと言われて警戒心がなかったということです。

まあ百歩譲って、病気のため、不規則な仕事のため、服用しなきゃいけない人はいるのかもしれません。
でも危険なクスリとして厳重に管理する、またはちゃんとやめるまで面倒を見る、
医療はそこまで責任を取ってほしいものです。

2019/07/28(Sun) 10:24

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