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Anguish
月に一度、会社が委託して実施しているカウンセリングを受ける機会があります。
そこでマインドフルネスに興味があると話したところ、毎回、書籍の一部をコピーしてくれるようになりました。

マインドフルネスを実施するにはいろんなやり方があります。
今日もらったコピーには、「苦痛を意識する」というやり方が書かれていました。

当たり前ですが、「苦痛」と「苦悩」とは同じではありません。
「苦痛」とは肉体的な不快感である一方、「苦悩」とは精神や感情の不快感です。
お釈迦様は修行して、「身体的な苦痛は不可避であるけれども、そこに苦悩が加わるかどうかは選択可能である」という悟りを得たそうです。

例えば頭痛があるとして、「身体の特定部位に一時的な不快感がある」というのは苦痛の認識です。
でもこれを次に様に考えてしまうことが多いです。

  ・過去に同じような頭痛に襲われたときは、2日間寝られなかった(過去の過剰意識と、未来の不安)
  ・このまま酷くなって入院することになるかも(そういう事もあったかもしれないが、以前にちゃんと治った事実もある)
  ・もしかしたら脳出血かも・・・(不安が不安を生む悪循環)
  ・上司が無理な文句を言ってきたせいで、頭が痛くなった・・(他人のせいにする)

これらはすべて苦悩の認識です。

苦悩したら苦痛が和らぐかっていえば決してそんなことはない、却って苦痛を強大化し長引かせるということは、頭では重々わかっているわけです。
でもそれがやめられない・・・
私もよくブログに書いていますが、予期不安であるとか脳の暴走であるとか、苦痛をさらに悪化させてしまいます。

心や不安を制御できる方法があればいいのにな、なんて考えますが、それほど容易なことではありませんね。
ここではその取り組みの一つとして、「苦痛をそのまま意識する」という練習法が紹介されていました。
つまり苦しいという事実に対して、あれこれ不安や予測をめぐらすことなく、苦痛そのものを注視するのです。

肉体的不快感が起きている位置、大きさ、どのような不快感なのか、連続しているのか断続的なのか、例えるならどういった不快感に近いのか・・・などなど。
肉体的不快感に抵抗しようとせず、精神的・感情的ストレス(=苦悩)を加えなければ、自然と苦痛は改善していくことが多い。

断薬から5年が経過し、復職も果たしましたが、自律神経の失調症状は相変わらず襲ってきます。
寝られなくなったり、首や背中が張ってパニック症状に陥ったり、
その都度、苦痛が怖くなって予期不安が襲い、症状が長引いたり、会社を休んだり、もう駄目だと諦めたり・・・まだまだこのあたりは課題でもあります。

これからどんな人生を送ろうと、苦悩は確実に襲ってくることでしょう。
クスリに頼らずに、乗り切っていくためには、マインドフルネスのような訓練が必要なんだと思います。
一つの方法として、苦痛に注目してみることも試しにやってみたいと思いました。
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