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Procrastinator
インフルエンザ明けから、フルで働いた1週間。
さぞ疲れただろうと思いきや、そうでもありません。
いつもよりも体調が良いくらいです。

これは仮説にしかすぎないのですが・・・・
人間って、悪い状態から回復している途上のときって、調子よく感じるんじゃないでしょうか?
ホルモンの関係か、自律神経がうまく働いているのか、何だかわからないですけれど。

経験上ですが、ベンゾジアゼピンの離脱症状もそうで、酷い時期ってのは断薬1年目くらいが一番悪くて、
そこから急激に回復した感じがしたんですね。
断薬1年後くらいが、一番良くなって体調が良かった感触がありました。

そこからも良くはなるんですが、変化が少ないせいかかえって辛く感じることもありました。
断薬を終えられて、現在が調子いいなと感じられている方、注意されてくださいね。
本当は良くなっていても、ちょっと悪化すると、急激に悪化したと深刻に考えがちです。

さて今回のタイトル「Procrastinator」ですが、そういう概念の英語があることを知りませんでした。
ぐすぐすと先延ばしにする人、すぐにやらない人」という意味だそうです。

仕事とかでも、納期が決まっているのに、なんだかやる気にならなくてダラダラと開始を遅らせ、前日あたりになってから急いで始めるなんてことありませんか?
夏休みの宿題も、最終週になるまで何もしないやつとかね、そういうタイプの人を言うそうです。

私はどちらかというと後に残った方がプレッシャーになって嫌なんで、とりあえず目途が立つところまではやっておきたいタイプなんだと思います。
一方、(私がうつ病かどうかは別にして)うつ病などの精神疾患によくある症状として、やるべきことをやりだせない、朝起きだして仕事に出かけるのが辛いなんて一面もあります。

実際に、私は計画的にやりたいタイプとか言っておきながら、「症状」として「やらなきゃいけないんだけれども、どうしても踏み出せない」という状態があるんです・・・
健康な人の場合は「性格(タイプ)」で、精神疾患者は「症状」というのは、なんだか不公平な気もしますがね。
これって「性格(タイプ)」なのか「症状」なのかどっちなんでしょうね?

ひとつ、はっきり言えることは・・・・
私を含め、精神疾患で休職した人間ってのは、「納期のあることであっても、体調が悪ければ守らなくてもいい」と教わっちゃった人間なんですよ。

性格として、ギリギリまで仕事を始めない人間も、(時には初めから守るつもりがない人もいますが)真っ当な社会人なら何とか最後に徹夜してでも残業してでもして納期を守ろうとするんですよね。
それは納期というプレッシャーがあって、そこに迷いがないから。

私も休職するまではそういう価値観で生きてきたと思いますが、
今は、プレッシャーに対して「逃げた方が良いんじゃないか」という迷い・葛藤が存在します。

確かにプレッシャーをかけて、また休職してしまうようでは元も子もないんですがね。
いつまでも、そこから目を逸らして社会復帰もくそもないわけで。

徐々に訓練していけば、逃げ癖(あえてそう言いますが)から脱せられるんですかね?
離脱症状はほとんどなくなっても、まだまだ生きるうえでの課題は多いなあ・・・・
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Comment 2

フクスケ

管理人さま

こんばんは。コンディション良くなってるみたいですね。良かったです。あまりにも具合悪そうなので、人のことを心配する余裕はありまけんが、どうなるのかと気を揉んでいました。
さて、私は断薬9ヶ月目に入りました。最近非常に気分が軽く、本当に薬やめて良かったと思えるようになりました。まだ、なんとも言えませんが、認知機能も多少回復したかな?と思えるようになりましたね。ある程度回復した人は、自分がなぜ薬漬けの人生になったかを考える様になるらしく、私も最近ようやく自分の人生と向き合うようになりました。

2018/01/14(Sun) 00:03

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CaliforniaRocket

Re: タイトルなし

> フクスケ さん

こんにちは。

はい、おかげさまで一時期に比べたらずいぶんと楽になりました。
でも今回でわかりましたが、身体的な辛さよりも、気持ちを維持できるかどうかが大きいということを再認識しました。

断薬9か月ということは、まだまだ回復が実感できる時期ですね。
体調に波があるでしょうが、(お互いに)深刻になりすぎないようにしたいものですね。
私も前を向いて人生と向き合えるようになりたいと思います。

またコメントくださいね。

2018/01/14(Sun) 11:48

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